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酒が飲めて羨ましい&飲めなくて良かった話(どうでも良い下戸のつぶやき)

私はお酒が一切飲めない。注射のアルコール消毒で皮膚が真っ赤になるし、ウイスキーボンボンで酔っ払う。家族全員飲めないので遺伝だろうが、親戚は皆飲めるから、不思議なものだ。
幸い私の周りはあまり飲まない人が多く、飲んでベロベロになる人もいなかったし、飲む事を強要される事もなかった。
なので、お酒に対してのネガティブな印象はあまりないどころか、とんでもない種類のお酒の味を知らないというのは、人生損してるなとつくづく思う。

そんなお酒に憧れのある私は、素敵な酒屋を見つけると必ず立ち寄り、店員さんのオススメを聞きながら購入し、酒好きの友人や職場のスタッフにプレゼントをする。そして、その人達から感想を聞き、美味しいお酒リストを作り、飲めない自分を慰めている。

しかし、飲める羨ましさはそれだけではない。
お酒✖️料理のマリアージュとやらが楽しめると言う点だ。
飲める人の「このお酒、この料理に合う〜」が味わえない悔しさたるや。
お酒だけでも美味しい、料理だけでも美味しい、それを同時に味わえば2倍どころか、何十倍も美味しさが広がるなんて、なんと言う贅沢だろう…。

そのほかにも、ちょっと緩むという感覚が羨ましい。あまりにタガが外れるのは不快だが、楽しい気分が増すのがいいなと思う。
一度、恋人と横浜ニューグランドのホテルラウンジでソルティドッグを試した事があった。それが物凄く美味しくてグイグイ飲んだら、当たり前だが酔っ払った。その時は楽しいというよりも、心臓がバクバクしてしんどかったのだが、恋人にはベロベロに甘えられた。あんなに甘えられるお酒の力って、凄い。(でもしんどさが勝つので、飲もうとは思わない)

そんなんで、多少なりとも飲めたら色々と楽しめるだろうにな、といつも思っている。
(練習すれば、強くなるとかは残念ながらない。そもそもアルコールの味は苦手なので)

でも、飲めなくて良かったと思う事もある。
それは、飲酒運転は絶対にない、と言う事。
昨日の免許更新の違反者講習では、散々飲酒運転の話をされ、またそれによって実刑を受けられた方々が書いた手記の載ったリーフレットが配布された。先週だけでも、飲酒検問を二度も受けたが、なんてことはない。

最近は、飲む事を強要する文化も減ってきたが、飲めない人は本当に身体にきてしまうので、無理強いは禁物。下戸代表として、お願い申し上げます。

これからの忘年会シーズン、飲み会も増える事と思います。皆様楽しんでください。
私もウーロン茶で楽しみます。


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