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予言した彼氏が出来た友達と師匠とキラキラした作品達と

今日は仕事納め。今日はとにかく寒かった。
無事に終わり、友達が餅をくれると言うので
会いに行くことに。

すっかりほろ酔い(ベロベロ?)になった友達から
彼氏が出来たと報告を受ける。
もう飛び上がるほど嬉しくて、どーしたよ?を連発すると、彼女も嬉しいのか色々と教えてくれた。
すると、ビックリ。数ヶ月前に「〇〇ちゃん(友達のことね)は絶対にこういう人がいいってば。具体的にこう言う時にはこう言う行動をする人ね」とその時私が妄想した行動を完コピする彼氏だったのだ。その話は友達は全く覚えてなかったのには、笑えたが…。

「結局さー、ゲンに似てる彼氏なんだよ。」
というので、
「だから、前々から言ってんじゃん。仲のいい友達に似てる男を選べって」
「そーなんだねー」
なんて、会話をして幸せそうな友達からお餅を受け取り、お店へ戻った。

お店で新年の準備をしていると師匠から電話がなった。昨日、師匠の事を考えていたので、ビックリする。
久々にお話すると、私の声が変わった、深みが出てると言われて少し嬉しい。
師匠は「自分の背中は自分では見られない」ことに対して勉強をしていると言われた。
「あなたは私よりずっとずっと、それを実感しているはずですよ」と言われて、背中がカーッと熱くなる。分かってる、分かってるからこそ、落ち込んだ。

昨日の好きな人とのやり取りを思い出す。私はいつも彼女の気持ちに寄り添えない。いつもヘマをやる。何度も同じ過ちを繰り返し、同じ結果を招く。
彼女に寄り添える人もいるのに、なぜ私は出来ないのだろう。

まあ、考えても仕方がない。
と気を取り直し、新年の準備を黙々とする。
好きな人の作品をお店で売るのだ。
私は沢山、作品達とお喋りをして、
「あなた達、ほんと可愛いねー」を連呼しながら
小さな小さな値札タグを付けていった。

新年から沢山、お客様が来ますように。

そして、好きな人が作った作品が、お年玉を握りしめた女の子に選ばれますように。

新しい年にテンション上げたい!と、元気な女の子が選んでくれますように。

今年こそ、彼氏を作るぞーと意気込んでる女の子のお守りとして選ばれますように。

はにかみ屋さんの女の子がぽっと頬を赤らめて選んでくれますように。

レイアウトを済ませると、
作品達に「頑張ってね!」と声をかけた。
なんとなく、作品達が誇らしげに見えた。






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