こんにちは、ゲンノウンです。随分久しぶりだと思いますが、まああまり気にしないでください。 さて、オタクというのは好きなものに対しては延々と語り続けるものですが、僕の場合、こと村上春樹については語りたいことが多すぎて、なかなかこういった形でまとめることができていませんでした。人間は選択肢が多い場合、決断に多大な労力を使ってしまうというものがありますが、それに近いかもしれません。 そしていざこうして春樹について語ろうと決断したテーマがこれなのは、うーん、これも特に深い理由
「大人になったら何になりたいですか?」という質問をされる度に、大人が喜ぶような回答をしていたあの頃をふと思い出し、その度になんだか惨めな気持ちになる。 幼少期の僕はきっとなりたいものなんて無かったし、何かにならなくていいと言われれば、今だって何にもなりたくない。 でも教育だとか、世論だとか、社会だとか、そういうものに揉まれて味付けされていくうちに、きっとハリボテの目標と間に合わせのジャンキーな夢なんかが自己を支配して、いつの間にか立派な(立派な?)一人の人間として今を生き
こんばんは、ゲンノウンです。 やっと涼しくなってきたと思ったら、台風が過ぎてまた暑さがぶり返し、外ではじんわり汗をかくことも。しかし秋は束の間。この貴重な季節を存分に味わっていきたいと思います。 さて、「食欲の秋」とはよく言いますが、好きな食べ物に関してはどの季節に食べても美味しいものです。僕は野菜の中ではとりわけほうれん草が好きでして、今日この夏に植えたほうれん草を収穫し、意気揚々とおひたしを作りました。完璧ではないものの、そこそこ美味しいおひたしが作れたので満足です
まず初めに、僕の好きなものをざっと並べてみる。紅茶、パスタ、小説、詩、ゲーム、お笑い、音楽、布団、冬、温泉、ドライブ、チョコレート、麻雀、カクテル、抹茶アイス、ジブリ……。 多分まだまだたくさんあるのだけれど、書けば書くほど溢れてきそうなのでここらでやめにする。とにかく、僕にはたくさんの好きなものがあるわけだ。 僕には、と書いたけれど、きっと皆にもこれくらい好きなものがあるはずだろう。あるいは範囲が広すぎるのかな。でもまあ、好きなものはあればあるほど良い、と僕は思う。
僕はほとんど毎日夢を見る。たいていは記憶にも残らないような、まさに夢というようなおぼろげなものだが、たまに、ごくたまに自分が死ぬ夢を見る。いわゆる悪夢。 いや、正確には死にかける夢だ。それは事故であったり、恐ろしい怪物に襲われたり。でも僕は死なない。いつも、その一歩手前で目が覚めるか、あるいは奇跡のようなもので危機を逃れるかだ。 そして目が覚めた時、今のは夢だ、僕は本当に生きているんだと確信して、無意識に、反射的に、ほっとする。僕はその瞬間が大嫌いだ。 人はいつ死ぬか分
この時期は梅雨そのものより「梅雨」という言葉にうんざりとしてくる。 「梅雨に入ったから空気がじめじめとして不快」「梅雨は洗濯物が乾きにくくて困る」といった具合に、どうも梅雨というのは世間には嫌われているらしい。 僕は好きだ。梅雨、というより、雨が好きなのだ。雨の音、香り、アスファルトが黒く濃くなっていく様子、人々が少しだけ静かになる。 雨の日はなぜか創作意欲が増すようで、感性も雨と共に流れ落ちてくる。 ただ、ここ一週間はどうも様子がおかしかった。詩について考えると、ま
凡。平凡。これは、もしかしたら世界一みじめな言葉かもしれない。世界には平凡なまま人生を終える人が無数にいて、そのほとんどが歴史という無慈悲な乗り物から置いてかれる。 僕はそれがとてつもなく悲しくて、恐ろしい。 テレビやネットには、様々な「才能」がいつも映し出されていて、彼らはやっぱり輝いて見える。彼らの才能が生まれつきであろうと、努力によるものであろうと、結果的に注視されるのは「成功」の2文字であって、美談を語れるのはそんな「成功」を収めた者だけ。 同じだけ努力しても成功し
どうもこんばんは、gennownです。めちゃんこ久しぶりですね。正直に言いましょう。モチベが全然生まれませんでした。すみません。 はい、謝ったのでこの件はチャラです。僕は何も悪くないし、これからも今までの罪も全て許されますね。 さて、2回目の記事ですが、今回は「睡眠」についてお話します。 突然ですけど、皆さん睡眠、大好きですよね? ふわふわのお布団に包まれて脳と身体を回復させる。睡眠中は無敵だし世界が終わっても気づかないから幸せです。当然僕も好きです。愛してます。 ただ
こんにちは。gennownです。この記事を目にした方の多くは恐らくTwitterからやってきてくれた方でしょう。わざわざありがとうございます。 さて、「何でまたこいつは急にnoteなんて始めたんだ?」と思われたことでしょう。僕も思います。 僕は普段(自慢じゃないですが)ほとんど中毒者のようにTwitterというアンダーグラウンドに住み着いています。あそこは良い場所です。本当に。 しかしTwitterには弱点(あるいは利点)として140字という制限があることはご存知でしょ