おすすめの植物育成ライト
今回はオススメしたい植物育成ライトのお話です。
植物育成ライトといっても、種類もたくさんあるし、どれを選べばいいのか分からないですよね。
今回は実際に使ってみたレビューも踏まえながらお話しします!
まずは拾ってきた画像の紹介から、、
(皆さん設置方法も工夫しながら様々なライトを使用されてるんですね〜。)
育成ライトを大きく分けると、スポット型とパネル型の2種類があります。私が使用しているライトは、主にパネル型のライトです。
一つはGREENSINDOORさんのパネル型ライトです。
海外製ですが、プロの方も利用するほど全国で広く普及しているパネルライトです。
※調光機能無し
そしてもう一つ、BRIMさんのパネル型ライトです。
こちらは国内ブランドのパネル型ライトです。GREENSINDOOR製品と比べてワット数が控えめなものの、価格もその分お安く、かつ日本製品という安心感と万全のサポートがあるのが強みです。
※調光機能なし
この2つの製品を4枚ずつ、合計8枚を棚に取り付けています。
どちらもワイヤーが付属しているので取り付けも簡単ですが、私は棚自体にネジを埋め込んで引っ掛けています。
次に、スポット型ライトのご紹介です。
私が使用しているのはこちら。
バレルという有名なブランドの育成ライトです。電球単品での販売ですので、アームライトも別で購入しました。
※こういった形のスポットライトを購入する際は、電球の大きさがアームにハマるかどうか、電球の重さに耐えられるアーム強度があるかは確認してくださいね。
もちろんセットになったものも販売されています。
使用状況はこんな感じです。
照射させたい範囲にしっかり光を届けてくれます。
スポット型ライトとパネル型ライトのメリットとデメリット
【パネル型ライトのメリット】
パネル型ライトの一番の強みは照射範囲にあります。
パネル自体の大きさは30cm四方くらいですが、かなりの広範囲を照らしてくれているのが分かります。
植物を複数育てたい方にはオススメです。
【デメリット】
設置するための空間が必要になります。私は収納棚に取り付ける形で設置しておりますが、やはり幅は取ります。
【スポット型ライトのメリット】
スポット型ライトのメリットは、照射させたい範囲にしっかり光を届けることができることです。
少しの範囲で設置できるため、設置場所に困ることは少ないと思います。
また、アームとセットになっているものも含め、デザイン性に富んだものも多く、部屋の景観を損なわずに設置することも出来ます。
【デメリット】
言葉の通りですが、一点に集中して照射されるため、複数の植物を照射するのには向いていません。
植物とライトの照射位置にもよりますが、一つのライトにつき照射する植物の数は1〜2が妥当と言えるでしょう。
ライトを選ぶ際のポイント
最近かなり人気なアガベなどの塊根植物の流通に後押しされてか、室内で育てるための植物育成ライトも様々な種類が販売されています。
その中でも、室内で盆栽を育てるために必要なポイントをご紹介します。
①紫外線(UV)と赤外線(IR)が含まれているかどうか。
自然の環境をできる限り再現するのであれば、太陽の光と同じように赤外線と紫外線がきちんと搭載されているかを確認しましょう。
紫外線と赤外線の効果として、
紫外線は植物の健康を維持するために必要な光で、抗病性(害虫や病気に対する耐性)や免疫応答の向上をサポートする効果があります。
赤外線は光合成のサポートを行い、植物のストレスを軽減することに繋がります。また、植物の発育や形態(葉の発色や艶)に良い変化をもたらします。
②光の色で見るべき色は、赤色と青色の2色
植物の育成に重要とされている可視光線(スペクトル)のうち、最も大切な色は赤色と青色です。
大体の製品には下の図のようなスペクトル図が採用されていますので、わかりやすいですね。
この怪獣フレアは植物の育成に最も重要な赤と青の色が多くなるように設計されているため、スペックとして高いと言えます。
余談ですが、太陽のスペクトルはこんな感じ↓
③迷ったらフルスペクトルを。
植物育成ライトの中には、特定の赤色や青色にのみフォーカスした製品もありますが、上でお伝えしたとおり、太陽にできる限り近づけるためには光の色は出来れば全て欲しい、その中でも赤と青が高いものが良いと言えます。
その場合は、フルスペクトル(全ての色が含まれている)製品を購入すれば間違いありません。
そこから赤色と青色の量は高いか?を調べて、購入を検討してみてくださいね。
私のオススメはパネル型ライト
実は、盆栽を始める際に初めて購入したのはスポット型ライトでした。
しかし、日に日に盆栽の数は増えていくにつれてスポット型ライトでは間に合わなくなってきました。
そこで私は、もともとあった収納棚を改装することでパネル型ライトを導入し、今に至ります。
育てたい盆栽の数と、設置場所の確保が出来るかどうかなど、ご自身の環境と照らし合わせて選んでみてくださいね。
最後に、いつか欲しいなぁと考えているパネル型ライトのご紹介をして終わりにしたいと思います。
こちらは、怪獣プラントという日本の企業が販売しているパネル型ライト、怪獣フレアです。
上でご紹介したGREENSINDOOR製品とBRIM製品との大きな違いは、調光機能が付いていることです。
お値段はぐんと跳ね上がりますが、室内という限られたスペースでの調光機能の有り難みがあります。
なぜ調光機能が必要なのか?については、次回の記事でお話ししますね。
【追記】
12/6時点で怪獣フレアの上位互換である怪獣フレアevoが発売されたようです。
次回は、植物とライトの照射位置の関係をお話し出来ればと思います。
こちらもかなり大切な内容ですので、ぜひご覧ください。
(またまた)長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。