2020/04/15
昨日はNetflixで1日「ブレイキング・バッド」をグダグダ見ていたので書く事がない。何日か引きこもっていたら凄く憂鬱な気持ちになってしまっていたので今日は朝一で2駅先の映画館に行く事にした。ショッピングモール以外に何も無いような駅なので同じ車両には誰もいなかった。お昼からの上映なのに早く着き過ぎたので1時間ほど散歩をした。今日のお供は星野源のラジオ。リスナーからのメールをとにかく褒めようと言うコーナーで「家にいる時間が増えてオナニーする回数が増えました」とか「毎日めざましじゃんけんに参加してます」とかしょーもない事を星野源が褒めていた。でも源さんファンは嬉しいだろうな。何事も前向きに捉えると言うのは生きてく上で凄く大切な行為で、コロナによって変わりつつある何気ない日常も何だか微笑ましい様な気もしてくる。その反面、SNS上では毎日誰かが誰かを責めているのが辛い。だからこそしょーもない事で笑えるって大事。
まだまだ時間があったので本屋さんへ。ケン・リュウの「月の光」と悩んだのだけど、石川宗生さんの「ホテル・アルカディア」を見つけてこっちにした。以前、同作家の「半分世界」という短編集を読んだのだけど、その中に「吉田同名」という話があって、主人公の吉田さんが突然2万人に増えてしまい政府の管理下に置かれるという物で凄く面白かった。所謂SFでよくあるクローン物で、アイデンティティに関するテーマではあるのだけど、何者でもないような一般市民が増えてしまう状況はある種のリアリティがあって新しいなと思った。今回の「ホテル・アルカディア」も短編集になっていて体に動物が住み着いてしまった人の話であったりと発想が面白い。去年だかに読んだ森見登美彦の「熱帯」みたいに「千一夜物語」を思わせる入れ子構造的な作品にもなっていて、そういう部分も面白い。
映画は「ジュディ 虹の彼方に」という作品を見る事にした。他にお客さんがいなかったので1人で貸切状態だった。本作はジュディ・ガーランドというハリウッドの女優さんの伝記物なのだけど、恥ずかしながら「オズの魔法使い」に出ていた以外は全然知らない方だ。それでも凄く面白かった。ジュディの晩年期を軸に子役時代を振り返ったりという構成で、子役の時代にドラッグを飲まされて無理やり働かせていたとか実際にあったみたいで驚く。そんな現実離れした実話を元にした話もそうだけど、ジュディ役のレネー・ゼルウィガーの演技に圧倒されてしまう。帰ってからYoutubeで本物のジュディさんの歌声を聞いたら劇中の歌声がそっくりで驚いた。全く見る予定もなかったので思わぬ掘り出し物。見て良かった。
スケボー以外にも運動したいなと思い帰りにサッカーボールを買った。驚いたのだけど、サッカーボールって一般サイズの5号球でも1,000円切るんですね。運動したいのもあったのだけど、星野源さんの「うちで踊ろう」のコラボ動画を前々から作りたいというのもあって公園に向かいながらどの様な構成にするか考えていた。動画を撮りつつ、なんだかんだで2時間くらいドリブルしたりリフティングをした。1年半ぶりくらいにボールを触ったのだけど、思ったより出来る物だなぁと思った。帰ってパソコンで編集しようと思ったら更新が必要で、編集を終えるまでに3時間くらい掛かってしまって疲れた。Twitterとかに上げたのだけど、せっかくだから色んな人に見せようと思って知り合いに送りつける。迷惑だったらごめんなさい。友達に言われて気づいたのですが、がっつり外で撮影しているので全然”うち”じゃなかった。本当にこの何日かは軽い鬱状態の様だったので、こういう文章を書くのもそうだけど、何かを生産するっていうのも長い休みの間には必要な事だと思う。例えばクリエイティブな事以外にも洗濯とか自炊とか、そういう普段通りの生活を行うという意味での生産も物凄く大事だ。また近々、特技(?)のヲタ芸で源さんとはコラボしようと思う。
※多分Youtubeのが画質良いかも。。
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