2020/04/21

仕事も無いのに朝8時とか9時に目覚める。ボーッとしながらテレビを付けたけど、連日コロナの事ばかりでうんざりする。どのチャンネルも同じ様な内容なので大抵は「怒り新党」時代から好きな夏目三久アナがメインキャスターのTBS「あさチャン!」を見る事が多い。夏目さんの可愛さに癒されつつ情報を得る。一石二鳥。

Netflixで「ザ・ジレンマ」の続きを見る。どんどん見ていくと賞金の為というより、登場する人達の自己の成長や身体だけではない男女の精神的な結びつきがメインになって来て『セックスで最後まで逝かなかったし俺たち成長したな』とかお互いを褒めあったりし始める。しかし、どいつもこいつも異性がいない場面だと中学生みたいな下ネタばかり言っていて滑稽過ぎるんですよね。調べると日本やそれ以外の国のNetflixで1、2を争うくらい見られてる番組みたいで驚く。人間て連帯感みたいな物を求めてしまいがちなので、性的な欲望を抑圧された世界が舞台である「ザ・ジレンマ」はコロナによって欲求を制限(抑圧)された現実世界と重なり、そこにある種の連帯感を見出しているのではと思った。続けて「ブレイキング・バッド」を見る。ようやく終盤へと近づいて来た。麻薬密売の元締めの男であるガスから不要になってしまって消される事を悟った主人公ウォルターがガスに消される前に消さなければと奮闘するのがシーズン4の大まかな内容だ。ただこのガスという男がかなりのやり手でどう足掻いても無理だろうと思うのだけど、シーズン4のラスト13話であっさり殺されてしまう。拍子抜けではあるのだけど、この後のシーズン5の展開が物凄く気になるラストではある。

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朝ドラ「エール」を8話分くらい一気に見た。昨日面白いんだか、面白くないんだか分からない的な事を書いた気がするのだけど、まんまとハマってしまった気がする。主人公の裕一(窪田正孝)が銀行を経営する叔父の跡取りがいないとの事で養子として迎えられ銀行で働く事になるのだけど、そこで働く人達が変な人ばかりで面白いし、裕一の初恋もあったりと物語としてグッと面白くなって来る。跡取りとなる為に音楽家の夢を諦める事になり鬱屈としてる裕一を見兼ねて、先輩や上司が『女を知れ!』とか言ってダンスホールに連れてくのだけど、そこで出会った踊り子の志津(堀田真由)に裕一は一目惚れする。なんやかんや一悶着があって初恋に敗れるのだけど、この失恋がかなりショッキングな描き方で裕一視点で見ている且つ堀田真由さんが好きな僕は本当に辛かった。そこから立ち直る為に今週は音楽の道にまた進むという展開で今後も楽しみだ。失恋の治療にカルチャーは持ってこいですね。

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今日も日課にしている散歩をする。「あざとくて何が悪いの?」という番組で男に媚びるのにちょうどいいラジオと評されていた三四郎のANNを聴きながら歩く。ラジオの中で髭剃りはいつから電動にしたという話題があって相田さんは高校生からで小宮さんは25歳という事だった。僕も高校生くらいだった気がする。2時間程歩いた。コンビニ受け取りにして注文していた「映画秘宝」の復刊号を取りに行き帰宅。『BESTパワードスーツ&武装ファッション10選』など、相変わらずの内容に笑ってしまう。何はともあれ秘宝映画が復活して嬉しい限りだ。2010年代のランキング等も掲載されてるのですが、近々自分のベスト10もnoteに書こうかなと思う。

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何か映画を見よーと思いベルイマンの「魔術師」を見た。ベルイマン映画は小難しい印象があるけど、本作はコメディタッチというか喜劇っぽい部分があってベルイマンの作品群の中では見易いかもしれない。魔術師が率いる一座とその一座に対して『インチキだ!』といい見破ろうとする権力者といった「TRICK」的な化学と非化学(宗教や魔術)の対立構造を描いている。化学が急速に進化した現代における宗教(非化学)の意義が一つのテーマとしてあるような気がした。作中で描かれるトリックは"神の奇跡"として見るものには"神の奇跡"として写るし、またある人(化学側)にとっては"神の奇跡"とは"まやかし"でしかないのである。人には見たい物しか見ないという習性があるように物事の真実や真理の解釈は人それぞれ異なるので、そこに答えを求める行為は不毛なのかもしれない。物語において化学側の人間が真理を求めようとした結果、逆に翻弄されて非科学的な物の存在を信じ恐怖する様が滑稽に描かれていてる。こういうシニカルな笑いをベルイマンが描くのは少し意外だった。

全く関係ないけど、アンジュルムというグループの上國料萌衣さんが凄く可愛いなぁと思ってYoutubeで「LOVE涙色」の歌唱映像を見たら歌も上手くてビックリした。かれこれ昨日から30回以上見てる。


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