マレーシア観光は2024年にパンデミック以前のレベルを超えると予想
マレーシアの観光産業は、地元の観光部門によるマーケティングとプロモーションの努力により、2024年以降、国際観光客の入国者数がパンデミック前の水準を上回る見通しだ。
マレーシア政府観光局(Malaysia Tourism Promotion Board)のダトゥク・ムサ・ユソフ(Datuk Musa Yusof)副局長は、今年マレーシアを訪れた外国人観光客の結果が良好であったことを受け、このように述べた。
「2023年上半期に関しては、我々(マレーシア)は916万人の国際観光客の到着を歓迎し、今年の第3四半期(Q3)時点では1440万人(1月から9月まで)を記録した。
「そして今、我々は2023年末まで1,910万人に修正した」と、ブルサ・ホンレオン・インベストメント・バンク(HLIB)のストラタム・フォーカス・シリーズXVI(第16回)でスピーチを行った後に語った。
ムサ氏は、2023年上半期の916万人の観光客の到着により、マレーシアは東南アジア地域でタイに次いで2位となったと述べた。
また、パンデミックの前後でマレーシアを訪れた上位10人のほとんどがアセアンからの旅行者であり、中国、インド、韓国がそれに続いたと付け加えた。
ムサ氏はまた、国連世界観光機関(UNWTO)の報告書を引用し、アジア太平洋地域は今年1月から7月にかけて、国際観光客の到着数がパンデミック前の61%に達したと述べた。
「数カ国の国境再開が遅れているため、他の地域と比べると比較的低い水準にある」と述べた。
一方、ムサ氏は2024年、マレーシアの観光産業は、市場の成長によりベトナムとインドネシアからの観光客に焦点を当てると述べた。
いいなと思ったら応援しよう!
記事を書く励みになります。チップを頂けるとありがたいです。