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デザイン大全
デザインのアイデアに困ったときに役立つ、「デザイン参考サイト集 & 便利ツール」をデザイン大全としてまとめました!
Webデザインのギャラリーサイト、バナーデザインの事例集、Figmaの神プラグイン、UI/UXの参考になるサイトまで、とにかく使えるリソースを全部詰め込みました。
各サイトやツールの特徴、どういうシーンで使えるのか、無料or有料情報もあわせて紹介するので、「デザイン 参考」「デザイン 参考サイト集」「バナー 参考」「Webデザイン 参考」なんかのキーワードで検索してた人は、ぜひブクマして活用してください!
1. Webデザイン参考サイト集
Webサイト制作のアイデア出しに使えるWebデザインの参考サイト集です。国内外の優れたWebデザインを集めたギャラリーサイトやアワード受賞作品、最新トレンドがわかるコミュニティを紹介します。Webデザイン 参考になるサイトをチェックしてみましょう。
海外のWebデザインギャラリーサイト
Awwwards (awwwards.com) – 世界中のトップクラスのWebデザインが集まる有名アワードサイトです。世界各国のプロのWebデザイナーが審査し、デザイン性・ユーザビリティ・独創性などの観点で優れたサイトを評価しています (Awwwards | Webデザインギャラリー | Choicely)。受賞・ノミネート作品は最新のトレンドデザインの宝庫で、詳細ページでは採用されている配色やフォント、技術タグも閲覧可能です。閲覧は無料で、一部機能は会員登録でさらに便利になります。
Dribbble (dribbble.com) – 世界中のデザイナーが作品を投稿する招待制コミュニティです。WebやUIのデザインのショットと呼ばれる画像が多数共有されており、タグやカラーで検索して好みのデザインを探せます (ハイレベルなデザインが見れる!刺激になりすぎる海外のWEBデザインギャラリーサイト5選 | フリーランスエンジニアの求人情報〖AKKODiSフリーランス〗) (ハイレベルなデザインが見れる!刺激になりすぎる海外のWEBデザインギャラリーサイト5選 | フリーランスエンジニアの求人情報〖AKKODiSフリーランス〗)。UI/UXデザイナーに人気が高く、Webデザイン 参考だけでなくモバイルアプリUIなど幅広いインスピレーション源になります。基本無料(一部は有料のプロアカウントあり)。
Behance (behance.net) – Adobeが提供する世界最大級のオンラインポートフォリオサイトです (ハイレベルなデザインが見れる!刺激になりすぎる海外のWEBデザインギャラリーサイト5選 | フリーランスエンジニアの求人情報〖AKKODiSフリーランス〗)。Webデザイナーやイラストレーター、写真家などのプロジェクトケーススタディが多数公開されています。完成度の高いWebサイトデザイン事例をじっくり見たいときに最適で、UIモックアップからコーディング後のサイトまで包括的に掲載されます。閲覧無料(Adobeアカウントがあれば投稿も可能)。
CSS Design Awards (cssdesignawards.com) – Awwwardsと並ぶ国際的なWebデザインアワードサイトです。世界中から応募されたサイトから日々「Site of the Day」などが選出されます。インタラクティブで斬新なサイトが多く、刺激的なデザインを探したいときに向いています。無料で閲覧可能。
siteInspire (siteinspire.com) – シンプルで洗練されたデザインが特徴のギャラリーサイトです。カテゴリーやスタイル、プラットフォームなどで絞り込んで検索できるため、例えば「コーポレートサイト」「ミニマルデザイン」などカテゴリ別の優れたサイトを探すのに便利です。会員登録するとお気に入り保存も可能(無料)。
国内のWebデザインギャラリーサイト
SANKOU! (sankoudesign.com) – 日本のおしゃれなWebサイトやLP(ランディングページ)を集めたギャラリーサイトです。カテゴリやテイストごとに最新のトレンドサイトが掲載されており、制作会社情報も載っているので「このデザインを作ったのはどこ?」といった調査にも役立ちます。日本語で情報がまとまっており、国産サイトの参考に最適です(無料で閲覧可能)。
Web Design Clip (webdesignclip.com) – クリエイティブ品質の高い日本のWebサイトリンク集です。ジャンル別・業種別に分類されていて、企業コーポレートサイトからブランドサイト、採用サイトまで幅広く網羅しています。国内サイトの最新事例をチェックしたいときに便利です。無料で利用できます。
81-web.com (81-web.com) – 日本の優れたWebデザインを厳選したリンク集サイトです。更新頻度が高く常に新しいサイトが追加されています。シンプルなサムネイル一覧で一覧性が高く、業種カテゴリも用意されているため、例えば「美容業界のWebデザインを参考にしたい」といった用途でも探しやすくなっています。無料で利用可能。
MUUUUU.ORG (muuuuu.org) – 縦長のWebデザインに特化した日本のギャラリーサイトです。スクロールで見せるリッチなLPやキャンペーンサイトのリンクが多く、ビジュアル重視の縦長レイアウトのトレンドデザインを研究するのに向いています。国内外問わずクオリティの高いサイトが掲載されており、随時追加更新されています。無料で閲覧できます。
用途別に探せるデザイン参考サイト
上記のギャラリー以外にも、サイトの種類ごとに特化してデザインを集めた参考サイトがあります。目的に応じて使い分けましょう。
Land-book (land-book.com) – ランディングページ(LP)専門のデザインギャラリーです。プロダクト紹介やサービスLPの参考になる洗練された一枚ページが多数揃っています。セクションの構成やヒーローヘッダーのデザインなど、LPに特化してアイデアを得たいときに有用です(一部機能は有料会員制)。
Commerce Cream (commercecream.com) – eコマースサイトの優れたデザイン事例を集めた海外サイトです。主にShopifyで構築されたおしゃれなオンラインストアが紹介されており、ECサイトのUIや商品ディスプレイの参考になります。サイト自体は英語ですがビジュアル中心なので、デザインのインスピレーション源として利用できます(無料)。
Media Queries (mediaqueries.jp) – レスポンシブWebデザインの実例を集めたギャラリーサイトです。PC版とスマホ版のレイアウトを比較しながら閲覧でき、各サイトのCSSメディアクエリも参照できます。マルチデバイス対応のレスポンシブデザインを研究する際に役立ちます。無料で利用可能です。
2. バナー参考サイト集
効果的なバナーデザインを作るには、優れた事例研究が欠かせません。ここではバナーデザインの参考サイト集を紹介します。国内・海外のバナー専門ギャラリーや、静止画・アニメーション・レスポンシブ対応など各種フォーマットの事例、業界別のバナー事例を集めたサイトをピックアップしました。バナー 参考デザインを探す際にご活用ください。
バナーデザイン・ギャラリーサイト
BANNER LIBRARY (design-library.jp) – 良質でおしゃれなバナーデザインだけを集めたギャラリーサイトです (〖総数7105件〗BANNER LIBRARY | デザインの参考に!おしゃれなバナーだけを集めたギャラリーサイト)。2025年最新の情報に更新されており、掲載数は7,000件以上と国内最大級です。業種カテゴリ(ファッション、食品、旅行…)やテイスト(かわいい・シンプル・高級感…)、カラー、サイズなど詳細なフィルター機能があり、目的のバナーを探しやすいのが特徴です (〖総数7105件〗BANNER LIBRARY | デザインの参考に!おしゃれなバナーだけを集めたギャラリーサイト) (〖総数7105件〗BANNER LIBRARY | デザインの参考に!おしゃれなバナーだけを集めたギャラリーサイト)。静止画バナーはもちろんGIFアニメーションのカテゴリもあるため、動きのあるバナーの参考にもなります。閲覧無料。
Bannnner.com (bannnner.com) – 選りすぐりの優れたバナー画像を集めたバナーデザインギャラリーです。「バナーデザインの参考になるバナー」を一覧形式でまとめており (バナーデザインの参考に!選りすぐりのバナー画像だけを集めたバナーデザインギャラリー|Bannnner.com)、サイズ表記付きで様々な業界のバナー広告を見ることができます。タグやカテゴリによる分類はシンプルですが、スクロールするだけで数多くの事例を連続して閲覧できるため、手軽にインスピレーション収集が可能です。無料で利用できます。
バナー広場 (banner-hiroba.com) – 日本中のバナーデザインを集めたまとめサイトです。掲載数は約16,000件にも及び (バナー広場 | バナーデザインのまとめサイト!デザイン制作の参考に活用してください)、サイズ(レクタングル、横長、縦長、モバイル用など)やカラー、業種で細かく絞り込み検索が可能です (バナー広場 | バナーデザインのまとめサイト!デザイン制作の参考に活用してください) (バナー広場 | バナーデザインのまとめサイト!デザイン制作の参考に活用してください)。例えば「教育業界×サイズ300x250×暖色系」など条件を組み合わせて参考バナーを探せるのが強みです。広告用バナー以外にもWebサイト内の告知バナーなど幅広く網羅しており、制作時のアイデアソースに活用できます。無料で利用可能。
Retrobanner – レトロ感のある昔懐かしいバナーデザインに特化したユニークなギャラリーサイトです(URLは「retrobanner」で検索可能)。90年代〜2000年代初期風のデザインや配色を現代に活かしたい場合にインスピレーションを得られます。デザインの流行遷移を知る資料としても面白いサイトです。無料閲覧可。
Pinterest (pinterest.jp) – 専門サイトではありませんが、デザインキーワードで検索すると世界中のバナー画像がヒットします。「Banner Design」「Web Banner Inspiration」など英語で検索すると豊富な事例が見られます。業界や季節に合わせたボードを自分で作ってコレクションすることも可能です。静止画に限らず動画やGIFも共有されているので、幅広いフォーマットの参考になります。利用は無料(要登録)。
業界別のバナー事例と特徴
バナーは業界や用途によって求められるデザインが異なります。以下に主要な業界別のデザイン傾向と参考になるポイントをまとめます。
EC(ネット通販): 商品の魅力がひと目で伝わる写真や価格訴求が重視されます。例えばファッションECならモデル着用画像+セール文言、食品ECなら美味しそうな商品のアップ写真+割引情報など。【CTA(購入や詳細を見るボタン)】は目立つ色で配置し、ユーザーを誘導しましょう。
美容(コスメ・サロン): 清潔感や高級感を演出するデザインが多い傾向です。白や淡いピンク・ゴールドを基調にし、余白を活かして上品に仕上げた事例が見られます。ビフォーアフターの写真や「〇〇成分配合」など効果を想起させるテキストもポイントです。
飲食(レストラン・食品): 食欲を刺激する暖色系(赤・オレンジ)や大きな料理写真がよく使われます。季節限定メニューの訴求では季節感のあるビジュアル(桜、雪景色など)を背景に入れる工夫も。テイクアウトやデリバリーなら「今すぐ注文」など行動喚起を明確に。
アパレル(ファッション): トレンド感やブランドイメージを重視し、モデル写真+シンプルなコピーで魅せるバナーが多いです。カラフルな洋服の場合は背景をシンプルに、逆にモノトーンの服なら背景色で遊ぶなど、商品の見せ方を引き立てるデザインが鍵です。
教育(スクール・通信講座): 信頼感・実績アピールがポイント。合格者数や満足度などの実績データを強調したレイアウトや、勉強している人物の写真で親近感を与える手法が見られます。色は信頼性を表す青系が好まれますが、子供向けなら明るくポップにするなど対象によって変化します。
各業界に共通するのは、ターゲットに刺さるビジュアルと明快なメッセージです。自社のサービス・商品の強みがひと目で伝わるよう、写真・イラスト・キャッチコピーを工夫しましょう。業界特有の表現(例えば美容なら「艶」「輝き」、飲食なら「限定○○割引」などのキーワード)も参考バナーから学ぶことができます。
バナー制作時のチェックポイントと良いデザインの共通点
効果的なバナーにはいくつか共通するポイントがあります。デザイン制作・提出前に以下のチェックポイントを確認しましょう。
メッセージの明確化: 伝えたい主旨(セール開催中、新商品発売など)が一瞬で理解できるか。【主見出し】はできるだけ短く大きな文字で配置し、副次情報はサブテキストで補足します。ユーザーが数秒で内容を把握できるようにしましょう。
視認性・可読性の確保: テキストと背景のコントラストは十分か、フォントサイズは小さ過ぎないかをチェックします。特にスマートフォン画面で表示されることを想定し、小さなサイズでも文字が読めるか確認が必要です。色弱の方にも見やすい配色かどうかも考慮するとベターです。
ブランドイメージの一貫性: 自社サイトや商品パッケージとデザインテイストが乖離していないか確認します。色使いやフォント、ロゴの扱いなどブランドガイドラインに沿ったデザインにすることで、ユーザーに与える印象を統一できます。キャンペーン用バナーでもブランドらしさは大切です。
視線誘導とレイアウト: 人物写真の視線や矢印などでCTAボタンに視線が向く工夫をすると効果的です。また、要素の余白バランスも重要です。情報を詰め込み過ぎず、適度な余白を確保することで訴求点が埋もれず引き立ちます。レイアウトはシンプルに、伝えたい順序に沿った配置を心がけましょう。
ファイルサイズ・形式: デザイン面とは少し異なりますが、ウェブ掲載の際には表示速度も考慮しましょう。画像の書き出し形式(JPEG, PNG, GIFなど)と圧縮率を最適化し、画質を保ちつつ軽量にすることが大切です。特にアニメーションバナー(GIFや動画)はループ回数やフレーム数を工夫し、過度に重くならないよう注意します。
以上のポイントを押さえたうえで、実際に公開後もクリック率などを計測し、効果検証・改善することで良いデザインが完成します。他社の優れたバナーを参考につつ、自社の目的に合ったクリエイティブに仕上げましょう。
3. デザイン便利ツール集
デザイン作業を効率化したり、クオリティ向上に役立つデザイン便利ツールをカテゴリー別に紹介します。カラーパレット作成からフォント管理、素材サイト、アニメーション生成、レスポンシブチェック、ノーコード開発まで、多岐にわたるツールをピックアップしました。それぞれの特徴・活用シーン、無料/有料情報も合わせて解説します。
カラーパレット生成ツール
配色に迷ったときに役立つカラーパレット生成ツールです。トーンの統一された美しいカラーセットを簡単に作成できます。
Adobe Color (color.adobe.com) – Adobe提供の定番カラーツール。補色や類似色など色相環に基づいた配色を自動生成したり、画像から色を抽出してパレット化できます。コミュニティによるトレンドカラーも豊富で、最新の配色トレンドを知るのにも便利です。無料で使用可能。
Coolors (coolors.co) – スペースキーを押すだけで無限にカラーセットを生成できるお手軽ツールです。気に入った色はロックして、残りの色だけ変えていくといった微調整もできます。作ったパレットはURLで共有可能。Webデザインや資料作成時の配色アイデア出しに向いています。基本無料(アプリ版など一部有料あり)。
Colormind (colormind.io) – AIが配色を提案してくれるユニークなツールです。毎回異なるアルゴリズムでおしゃれな5色パレットを提示します。特定の色を入力してそれに合う組み合わせを生成することも可能で、斬新なカラーテーマを探したいときに重宝します。無料で利用できます。
日本の伝統色ツール – 和風デザイン向けに、日本の伝統色の組み合わせを試せるサイトもあります(例:「日本の色見本」などで検索)。和テイストのサイトや着物柄の配色参考など、国内プロジェクトで個性的な配色をしたい場合に役立つでしょう。無料。
フォント管理ツール
大量のフォントを効率よく整理・活用するためのフォント管理ツールです。プロジェクトごとにフォントを切り替えたり、美しい字形のフォントを探すのが容易になります。
FontBase (fontba.se) – Windows/Mac/Linux対応の無料フォント管理ソフトです。インストール済みフォントを一覧・プレビューし、コレクション分けや有効/無効の切り替えができます。Google Fontsとも連携し、未インストールフォントも即座に試せます (フォント管理ソフトを使おう!|フロップデザイン - note)。直感的なUIで使いやすく、デザイナー定番の管理ツールとなっています(基本無料)。
RightFont (rightfontapp.com) – Mac向けの高機能フォントマネージャーです。DropboxやGoogle Drive経由でチームとフォントライブラリを同期できるため、複数デザイナーでのプロジェクトでフォントが乱れるのを防げます (フォント管理の効率劇的アップ!フォント管理ソフト厳選 9 選!)。好きなテキストでプレビュー表示したり、使用頻度の低いフォントを一時的に無効化することでシステムを快適に保てます。商用ソフト(有料、無料体験版あり)。
NexusFont (Windows専用, nexusfont.com) – Windowsで長年愛用者の多い無料フォント管理ソフトです。シンプルなインターフェースでインストールフォントをグループ分け可能。特定フォルダ内のフォントのみを有効にすることで、プロジェクトごとにフォント環境を切り替えるといった使い方もできます。古いソフトながら根強い人気があります。無料。
WhatFont(ブラウザ拡張) – Web上で気になるフォントを見つけた際に、そのフォント名やスタイルを調べられるChrome/Firefox用拡張機能です。サイト上のテキストにカーソルを当てるだけでフォント情報が表示されるため、他サイトのタイポグラフィ研究にも役立ちます。インスピレーション収集とフォント管理の観点で便利です。無料。
画像・アイコン素材サイト
デザインのクオリティを上げるには、適切な画像やアイコン素材選びが重要です。以下は高品質な画像・アイコン素材サイトです。
Unsplash (unsplash.com) – 美麗な写真が無料で使える海外の素材サイトです。商用利用可能な画像が数多く公開されており、風景・人物からテクスチャ背景まで幅広く揃います。トレンド感のあるビジュアルを入手したいときに最適です。キーワード検索(英語)で目的の写真を探し、ダウンロードしてすぐ使えます。
Pexels (pexels.com) – こちらも無料写真サイトで、特にユーザー投稿型のためバリエーション豊富です。日本語検索にも対応しており、「ビジネス 会議」「料理 和食」など日本語ワードでも関連写真を見つけられます。動画素材も一部提供されており、Webの背景動画やSNS用クリップにも活用できます。
Pixabay (pixabay.com) – 写真だけでなくイラストやベクター画像、動画、音楽まで扱う総合素材サイトです。イラストアイコンや背景パターン素材など、Webバナーやブログ挿絵に使える素材が豊富です。こちらも日本語での検索が可能で、商用フリー素材として安心して利用できます。
iconmonstr (iconmonstr.com) – シンプルで使いやすいアイコン素材が無料ダウンロードできるサイトです。単色のフラットアイコンが中心で、WebサイトやアプリのUIに馴染みやすいデザインです。SVGまたはPNG形式で取得でき、サイズや色のカスタマイズもしやすくなっています。アイコンセットごとダウンロードも可能。完全無料。
Font Awesome (fontawesome.com) – 有名なアイコンフォントライブラリです。Webサイトに読み込んでタグでアイコンを表示できますが、デザインカンプ段階でも公式サイトでアイコンSVGをコピーして使用可能です。無料版で数百種、Pro(有料)でさらに多くのアイコンが提供されており、UIデザインのアイコンニーズはほぼこれ一本で賄えます。
unDraw (undraw.co) – Webやアプリの説明画面などで使えるフラットスタイルのイラスト素材集です。オープンソースで更新されており、ビジネス、教育、医療など様々なテーマのイラストが揃います。特徴は配色を自由に変更できる点で、サイトのテーマカラーに合わせてイラストの主色を変えることがワンクリックで可能です。商用利用も無料。
SVG・アニメーション生成ツール
SVG画像やアニメーションを手軽に作成できるツールです。ローディングアニメや背景パターンなど、デザインに動きや個性を加えたいときに役立ちます。
Haikei (haikei.app) – 様々な抽象背景を自動生成できるツールです。波状のパターンや流体シェイプ、等高線風マップなど、ユニークなSVG背景をボタン一つで作成できます。生成したSVGはコードとして書き出せるため、すぐにWebで利用可能です。グラデーションやノイズテクスチャも設定でき、モダンな背景デザインをノーコードで作れます。基本無料(一部Pro機能あり)。
SVGator (svgator.com) – SVGアニメーション制作に特化したオンラインツールです。タイムライン上でSVG要素に動きをつけ、コード不要でアニメーションSVGを作成できます。ローディングアイコンやアイコンのモーションエフェクトなど、細かなアニメーションを作りたいときに便利です。無料プランあり(高度な機能は有料)。
LottieFiles (lottiefiles.com) – After Effects製アニメーションをJSON(Lottie)形式で再生できるプラットフォームです。デザイナー向けには、既存のLottieアニメーション素材をダウンロードしてFigmaやWebに埋め込めるサービスを提供しています。無料のアニメーションも多数公開されており、自分で作れなくても高品質なモーショングラフィックスを取り入れることができます。専用プラグインやエディタ機能は要アカウント(無料プランあり)。
Animista (animista.net) – CSSだけで実装可能なシンプルなアニメーションを試せるサイトです。フェードインやスライド、バウンスなど定番のUIアニメーションが用意され、好みの効果を選ぶとCSSコードが生成されます。コーディング前のアニメーション効果確認に便利で、試したコードはそのまま開発に流用できます。無料。
レスポンシブデザインチェックツール
デザインが様々な端末や画面サイズでどのように表示されるかを確認するレスポンシブデザインチェックツールです。コーディング前後の確認に役立ちます。
Google Chrome デベロッパーツール – Chromeブラウザに標準搭載の機能です。検証モードでデバイスアイコンをクリックすると、画面幅を自由に変更したりプリセットのスマホ/タブレットサイズで表示確認ができます (レスポンシブWEBデザインのチェックに役立つチェックツールとは)。手軽で高速にレスポンシブ表示をテストできるため、最も基本的かつ便利なツールです(無料)。
Responsinator (responsinator.com) – URLを入力するだけで各種デバイスサイズでの表示をシミュレーションしてくれるWebサービスです。iPhoneやAndroid、iPadなど代表的な端末フレーム内にサイトが表示されるため、デザイン崩れや印象を視覚的に確認できます。コーディング不要で試せるのでデザイナー自身のチェックにも適しています。無料。
Responsive Viewer(Chrome拡張) – 複数のデバイス画面を一括表示できるChromeブラウザ拡張機能です (レスポンシブ対応を確認するなら、「Responsive Viewer」が便利。)。一度にスマホ・タブレット・PCなど複数サイズでページを並べて確認できるため、レイアウトの比較がしやすいのが利点です。ローカル環境でのプレビューにも対応しているので、開発中サイトのレスポンシブチェックにも活用できます。無料。
BrowserStack (browserstack.com) – 実機に近い環境で多様なブラウザ・OSでの表示テストができる有料サービスです。高精度な検証が可能で、古いデバイスや特定OS標準ブラウザでの挙動確認もできます。無料ツールでは見つけにくい細かな崩れや互換性問題も発見しやすく、プロジェクトの品質を保証したい場合に便利です(有料、短期間のトライアルあり)。
Responsively App (responsively.app) – オープンソースのレスポンシブ開発用ブラウザです。Windows/Mac/Linux向けに提供されており、URL入力で複数ビューポートを同時に表示します。拡張機能不要でマルチデバイスプレビューができ、開発中のローカルファイルも確認可能。動的なサイトやログインが必要なページもまとめてテストできます。無料。
ノーコードデザインツール
プログラミング不要でWebサイトやアプリUIを作成できるノーコードデザインツールです。デザイナーはデザインに集中しながら、そのまま実装に近い形に落とし込めるため、プロトタイピングから本番公開まで一貫して行えるものもあります。
Webflow (webflow.com) – コーディングせずにプロ向けのWebサイトを構築できる強力なノーコードプラットフォームです。ビジュアルエディタ上でHTML/CSS/JavaScriptの操作が行え、アニメーションやレスポンシブ対応も直感的に設定可能です。作成したサイトはそのまま公開・ホスティングもできます。無料プランあり(本番公開や高度な機能は有料)。
STUDIO (studio.design) – 日本発のノーコードWebサイトビルダーです。ドラッグ&ドロップでスタイリッシュなサイトを作成でき、スマホ対応も容易。日本語でサポート情報が充実しており、コード知識がない初心者デザイナーでも扱いやすいのが魅力です。チーム開発機能も備えており、デザインカンプ感覚で作ったものをそのまま公開可能です。無料プランあり。
Wix (wix.com) – テンプレートを選んで編集するだけでホームページが作れる有名サービスです。高度なデザインカスタマイズにはやや不向きですが、豊富なデザインテンプレートから選ぶだけで短時間で見栄えの良いサイトが完成します。予約システムやフォームなどの機能もプラグイン感覚で追加可能。基本無料(独自ドメイン設定等は有料)。
Canva (canva.com) – Webデザインというよりグラフィックデザイン全般のノーコードツールですが、バナー画像やSNS投稿画像、簡易なWebページなどをドラッグ操作のみで作成できます。デザインテンプレートと素材が膨大に揃っており、デザイン初心者でもそれらしい成果物を作りやすいのが特徴です。無料版あり(有料版で素材使い放題やチーム機能)。
Bubble (bubble.io) – コーディング不要でWebアプリ(動的サイト)を構築できるプラットフォームです。デザイン画面でUIを配置し、ワークフローを設定することで、会員サイトやデータベース連携サービスも実装できます。フロントエンドからバックエンドまで完結するため少し習得コストがありますが、本格的なサービスをノーコード開発したい場合に選択肢になります。無料プランあり(商用利用は有料)。
4. Figmaの便利プラグイン集
UIデザインツールFigmaで使える人気プラグインをカテゴリー別に紹介します。Figmaは豊富なプラグインを追加して機能拡張できるのが強みです。ワイヤーフレーム作成からデザインシステム管理、プロトタイピング、アクセシビリティ改善、さらにはAI連携まで、便利なプラグインとその特徴・活用シーン、無料/有料情報をまとめました。
ワイヤーフレーム作成プラグイン
Wireframe – その名の通りワイヤーフレーム用のUIキットを挿入できるプラグインです (ワイヤーフレームが簡単に作成できるプラグイン「Wireframe」)。Webやモバイル向けの汎用的なレイアウトブロック(ヘッダー、フォーム、カードなど)がテンプレートとして用意されており、ドラッグ&ドロップで画面遷移図やページ構成を素早く組み立てられます。Figmaコミュニティから無料でインストール可能で、プロジェクトの初期構想を短時間で形にするのに役立ちます。
Wireframe Designer – テキストの指示を入力するとAIが自動でワイヤーフレームを生成してくれる新しいプラグインです (【Figma】AIがワイヤーフレームを作ってくれるプラグイン ...)。画面の説明を書くだけでざっくりしたレイアウトを作成してくれるため、真っ白な状態から手動で作る手間を省けます。2023年公開の比較的新しいツールで、現在無料プランで試用可能(将来有料化の可能性あり)。
Autoflow – ユーザーフロー図を簡単に作成できるプラグインです。複数のフレーム(画面)を選択して実行すると、それらを矢印で自動接続してくれます。ワイヤーフレーム同士の遷移関係を図示したり、サイトマップを可視化するのに便利です。無料で利用でき、プレゼン資料作成にも重宝します。
UIコンポーネント管理プラグイン
Instance Finder – Figmaファイル内で特定のコンポーネント(マスター)のインスタンスがどこで使われているかを検索できるプラグインです (【Figma】コンポーネントの使用箇所を検索できるプラグイン ...)。デザインシステムを構築していると、あるコンポーネントを変更した際に影響範囲を確認したい場合があります。本プラグインを使えば、選択したマスターコンポーネントの使用箇所一覧が表示され、更新漏れを防げます。無料で利用可能。
Design Lint – デザインのスタイル不整合をチェックできるプラグインです。未適用のテキストスタイルやカラースタイル、効果がかかったままの要素などを検出して一覧表示してくれます。デザインシステムに沿ってコンポーネントやスタイルを整理する際に役立ち、UIの一貫性を担保できます。無料。
Rename It – レイヤーやフレーム名を一括リネームできるプラグインです。大量のコンポーネント作成後に命名規則を統一したい場合などに重宝します。連番付与や検索置換も可能で、ライブラリ公開前の整理作業を効率化できます。無料。
Design System Organizer – ライブラリ内の全コンポーネントやスタイルを管理・整理するための高度なプラグインです (Figmaのおすすめのプラグイン10選!プラグインの入れ方もご紹介)。一括リネームやカテゴリ分け、未使用スタイルの削除などがGUI上で行えます。大規模なデザインシステム運用を快適にするツールで、有料プラン(一部機能は無料お試し可)となっています。
アニメーション&プロトタイピングプラグイン
Figmotion – Figma上でキーアニメーションを実装できるプラグインです。タイムラインとキーフレームを使ってオブジェクトの位置・不透明度・回転などを変化させることができます (14 Figma Animation Plugins to Create Trending UI Designs)。After Effectsの簡易版のような感覚で操作でき、作成したアニメーションはGIFやCSSに書き出すことも可能です。無料で利用できますが、Figmaファイルが重くなる場合もあるので短いUIアニメーション向きです。
ProtoPie – 高度なプロトタイピングを可能にする外部ツールですが、Figmaと連携するプラグインがあります。デザインからProtoPieへレイヤー構造をそのままエクスポートでき、複雑なアニメーションやセンサ連動のモックアップを作成できます。ProtoPie自体は有料(無料試用あり)ですが、プラグイン経由のエクスポートは無料で行えます。アプリのリッチな挙動を再現したいときに有効です。
LottieFiles for Figma – Figma内でLottieアニメーション(JSONファイル)をプレビュー・挿入できるプラグインです (LottieFiles for Figma プラグインでアニメーションとプロトタイプを ...)。アニメーション化されたアイコンやイラストをデザインに組み込みたい場合に、実際の動きを確認しながら配置できます。LottieFilesのライブラリから直接検索・導入も可能で、プロトタイプに動きを加えるのが容易になります。無料(要LottieFilesアカウント)。
Overflow – ユーザーフロー図や画面遷移図を作成できる専用ツール「Overflow」と連携するプラグインです。Figmaからデザインを送り出し、Overflow上で矢印や注釈を加えて美しいUXフロー図を作成できます。プレゼン資料やUXレビュー用ドキュメントを整える際に役立ちます。Overflow自体は有料プランもありますが、プラグインは無料利用可能です。
アクセシビリティ向上プラグイン
Stark – UIのアクセシビリティチェックに欠かせないプラグインです。コントラスト比を計測してWCAG基準に適合しているか確認できるほか、色覚シミュレーション(色覚特性による見え方の違い再現)機能もあります。テキストと背景色の組み合わせを調整する際に素早く検証でき、誰にとっても見やすい配色を実現するのに役立ちます。無料版ではコントラストチェック等が利用可能(高度な機能はPro版有料)。
Able – 選択したテキストオブジェクトに対し、アクセシビリティ属性(例えばHTMLにおけるARIAラベルなど)をメモとして付与できるプラグインです。デザイン段階でアクセシビリティ上必要な情報を整理しておくことで、開発時に実装漏れを防ぐことができます。チームでアクセシビリティ対応を共有するのに便利です。無料。
Contrast – シンプルにコントラスト比をチェックする専用プラグインです (Figmaプラグインのおすすめ厳選14選!利用するメリットや入れ方 ...)。テキストオブジェクトを選択すると自動で背景との比を表示し、基準クリアかどうかを示します。Starkの軽量版といった位置づけで、素早く確認したい時に使えます。無料。
Spellchecker – テキストのスペルミスを検出するプラグインです。ユーザーにとって読みやすいUIテキストを提供するためには誤字脱字は避けたいもの。特に複数人でデザインした際の文言統一や、Dummyテキストを最終コピーに置き換えた後のチェックに有用です。英語中心ですが、日本語の簡単な誤変換程度なら検出できる場合もあります。無料。
AI活用Figmaプラグイン
近年登場したAI機能搭載のFigmaプラグインは、デザイン作業を自動化・支援してくれます。いくつか注目のものを紹介します。
Magician – テキスト生成やアイコン生成など複数のAI機能を持つ人気プラグインです (15+ Best Figma AI Plugins in 2025 for UI/UX designers)。文章プロンプトからアイコンSVGを作成したり、ラフな要件からコピーライティングの案を提案してくれたりします。例えば「カフェのロゴ風アイコン」と指示すればそれらしいシンボルを自動生成するといった使い方が可能です。無料版では1日数回まで利用可能(それ以上は有料プラン)。
Automator – デザイン内の繰り返し作業を自動化するプラグインです (FigmaのAIとは?便利なAIプラグインも紹介)。AIが「〇〇を△△にリネーム」「このフレーム内のテキストを一括で置換」といった操作を理解し、一度のコマンドで実行してくれます。複雑な手順も対話形式で命令できるため、プラグイン操作に不慣れでも直感的に使えます。無料トライアルあり(以降はサブスクリプション制)。
Ando – デザインのスタイルガイドを自動生成するプラグインです (AIを搭載したFigmaプラグインのおすすめ8選 - Workship MAGAZINE ...)。Figmaファイル内のカラーパレットやタイポグラフィ、コンポーネントを解析し、ドキュメントとしてまとめてくれます。さらに不足している状態(例えばアクセシビリティガイドライン)をAIが指摘して補完提案する機能もあります。チームでデザイン共有する際に便利です。現状β版(基本無料)。
Spellbinding (旧称: MagiCopy) – ChatGPTを活用した文章生成プラグインです。選択したテキストのトーンや文体を変更したり、要約・翻訳もしてくれます。UI上の説明文やエラーメッセージなど、ライティングに迷う箇所でアイデアをもらうことができます。多言語対応も容易になるため、グローバル展開する製品のデザインに役立つでしょう。無料プランあり。
5. UI/UXデザイン参考サイト集
最後に、UI/UXデザインの参考サイト集を紹介します。優れたアプリUI・Web UIのデザイン事例や、UX設計の考え方を学べるサイト、初心者向けのUX解説とツールも取り上げます。デザインの見た目だけでなく、ユーザー体験(UX)の向上につながる情報源を押さえておきましょう。
アプリUI・ウェブUIの優れた参考サイト
Pttrns (pttrns.com) – モバイルアプリのUIデザインパターン収集に特化したギャラリーサイトです (UI UXデザインやWebデザインの参考になるおすすめサイト38選を紹介 | 株式会社ニジボックス)。特にiOSアプリの優れたUIが中心で、iPhoneやiPadの画面キャプチャがカテゴリ別にまとまっています。カテゴリは公式サイト左側に一覧されており(例:オンボーディング、ナビゲーション、プロフィール画面等)、追加日や人気順でソートも可能です (UI UXデザインやWebデザインの参考になるおすすめサイト38選を紹介 | 株式会社ニジボックス)。無料で最新投稿の一部が閲覧でき、月額の有料会員になれば全アーカイブへのアクセスや検索機能が利用できます。
lovely ui (lovelyui.com) – スマートフォンのUIデザインに特化した日本のギャラリーサイトです (UI UXデザインやWebデザインの参考になるおすすめサイト38選を紹介 | 株式会社ニジボックス)。モバイルサイトやアプリのトップ画面をはじめ、検索画面、設定画面など画面種類ごとに優れたデザインをスクリーンショット形式で紹介しています。端末種別や画面種類ごとにタグ分類され、今どのタグがトレンドかも分かるため、注目すべきUIパターンをすぐ見つけられます (UI UXデザインやWebデザインの参考になるおすすめサイト38選を紹介 | 株式会社ニジボックス)。掲載されているUIが使われている実際のアプリやWebサイトへのリンクもあり、必要に応じてソースコード確認も可能です。基本無料(一部機能に会員登録が必要)。
UI Pocket (ui-pocket.com) – 国内外の優れたアプリUIデザインを集めた日本のギャラリーサイトです (UI UXデザインやWebデザインの参考になるおすすめサイト38選を紹介 | 株式会社ニジボックス)。アプリのスクリーンショットをセクション(画面の種類)ごとにまとめて掲載しているのが特徴で、例えば「オンボーディング」「ホーム画面」「設定」など画面単位で比較閲覧できます (UI UXデザインやWebデザインの参考になるおすすめサイト38選を紹介 | 株式会社ニジボックス)。ジャンル別(音楽、ニュース、ショッピング等)の分類やアプリ名での検索も可能なため、特定業界のUIリサーチにも便利です。無料で公開されています。
appealing. (app-ealing.com) – UIのアニメーションやインタラクションにフォーカスした珍しい参考サイトです (UI UXデザインやWebデザインの参考になるおすすめサイト38選を紹介 | 株式会社ニジボックス)。各掲載項目には数十秒程度の動画が含まれており、UI要素がどのように動くか(画面遷移のアニメーションやボタン押下時のエフェクト等)を実際の映像で確認できます。タグ検索で似たような動きのアニメーションをまとめて見ることもできるため、「モーダルウィンドウの出現アニメ」「スワイプ操作の動き」など具体的な検討に役立ちます (UI UXデザインやWebデザインの参考になるおすすめサイト38選を紹介 | 株式会社ニジボックス)。モーションデザインのインスピレーションを得たいデザイナーにおすすめです。無料で利用可能。
Mobbin (mobbin.com) – 10万点以上ものUIデザインを収集・公開している大規模ギャラリーサイトです (UI UXデザインやWebデザインの参考になるおすすめサイト38選を紹介 | 株式会社ニジボックス)。特にiOSアプリの最新デザインパターンを毎日追加しており、最新トレンドを日々チェックできます (UI UXデザインやWebデザインの参考になるおすすめサイト38選を紹介 | 株式会社ニジボックス)。画面ごとにカテゴリ分類されており、例えば「ログインフロー」「ダッシュボード」など目的別に優れたUI事例を探せます。無料版では新着から一定数閲覧可能で、プロプラン(月額)に加入すると全スクリーンへのアクセスと高度な検索機能が使えるようになります。
UI Garage (uigarage.net) – WebサイトやモバイルアプリのUIコンポーネントごとにデザインを閲覧できるギャラリーです。フォームデザイン、ナビゲーションメニュー、カードUIなどパーツ単位で事例が集まっており、自分が作りたい部分にフォーカスして参考デザインを探せます。ユーザー投稿も受け付けているコミュニティ型で、世界中のUIトレンドが混ざり合っている点も面白いです。基本無料。
Collect UI (collectui.com) – Dribbbleからデイリーで収集されたUIデザインをカテゴライズして見せるサイトです。毎日異なるテーマ(例えば「404エラーページ」「プロフィールUI」など)で10件前後のデザインが追加されます。コンセプトデザインも含まれますが、逆に発想の幅を広げるのに役立ちます。ケーススタディよりビジュアルインスピレーション重視の人に向いています。無料。
初心者向けUXデザインの基本概念
**UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、ユーザーが製品やサービスを通じて得る体験全体を指します。一方でUI(ユーザーインターフェース)**はユーザーが直接触れる画面や操作部分のことです。簡単に言えば、**UIは見た目や使い勝手の「手段」であり、UXはその結果得られる「体験」**を指します。
初心者の方はまず、「良いUXとはユーザーがストレスなく目的を達成でき、満足できること」と覚えると良いでしょう。例えばショッピングサイトなら、商品を探す→比較する→購入するまでの一連の流れがスムーズで気持ちよく行えることが理想的なUXです。UXデザインでは以下の基本概念が重要です。
ユーザビリティ(使いやすさ): インターフェースが直感的で分かりやすく、誤操作が起きにくいこと。ナビゲーションが明確、ボタンの配置が論理的などUIの良さがUXを支えます。
有用性: サービスや機能自体がユーザーのニーズを満たし、価値があること。「このサイト/アプリでやりたいことがちゃんとできる」「欲しい情報が得られる」と感じてもらえるかがポイントです。
一貫性: デザインや用語、操作感がアプリ内・サイト内で統一されていること。ページごとにデザインがバラバラだとユーザーは混乱し、UXを損ねます。スタイルガイドに沿ったUIづくりが重要です。
アクセシビリティ: 年齢や障害の有無に関わらず、できるだけ多くのユーザーが利用できること。文字サイズの調整、色覚への配慮、音声読み上げ対応などが含まれます。アクセシビリティはUXデザインの一部として近年特に重視されています。
信頼感: 安全な決済ができる、個人情報が適切に扱われる、情報発信元が明確であるなど、ユーザーが安心して利用できる設計もUXに影響します。UI上ではセキュリティアイコンの表示や、問い合わせ先の明記などでサポートします。
UXデザインは単に見た目を良くするだけでなく、ユーザー視点でサービス全体を設計するプロセスです。ユーザーリサーチを行って課題を発見し、ペルソナ(想定ユーザー像)やユーザージャーニーマップを描いて体験を設計していきます。そしてプロトタイプを作ってユーザーテストを行い、得られたフィードバックをもとにUIを改善していく——このような流れでUXは磨かれていきます。
初心者の方は、まず身近なWebやアプリを使うときに「なぜこれは使いやすいのか」「どこに不便を感じるか」を意識してみるとよいでしょう。それがUXデザイン思考の第一歩です。UIの表面的な部分だけでなく、ユーザーの満足度や感情に目を向けることが良いUXデザイナーになるポイントです。
初心者向けUXツール(テストツール・分析ツール)
UXデザインを実践する際に役立つユーザーテストや分析のためのツールを紹介します。初心者でも扱いやすいものを中心にピックアップしました。
Google アナリティクス (analytics.google.com) – Webサイトやアプリのユーザー行動を可視化する定番の分析ツールです。ページビュー数や滞在時間、離脱率などの基本指標から、どの経路でユーザーが流入しどこで離脱したかといった詳細まで把握できます。UX改善では「特定のページで離脱率が高い=何か使いにくい点がある?」と仮説を立てる手掛かりになります。導入は無料(高度な機能は有料の360版)。
Hotjar (hotjar.com) – ヒートマップとユーザーセッション録画のサービスです。ページ上でユーザーがどの箇所をクリックしたか、どこまでスクロールしたかがヒートマップで視覚的に分かります。また実際の操作を録画再生できるため、「このボタンに気付かず戸惑っている」などUI上の課題を発見しやすいです。少量のデータなら無料プランで利用できます。
ユーザビリティテスト(ユーザーテスト)ツール: 代表的なものに UserTesting や ユーザーヒント などがあります。遠隔でユーザーに指定のタスク(例:「商品をカートに入れて購入完了するまで」)を実行してもらい、その様子を録画・音声収録してフィードバックを得るサービスです。自社でテスターを集めなくても不特定多数のモニターに試してもらえるのが利点です。UserTesting(英語圏向け)は有料、日本向けにはユーザーヒント等があります(有料、案件ごと課金など)。
UsabilityHub (usabilityhub.com) – 簡易なユーザーテストをオンラインで実施できるサービスです。5秒テスト(デザインを5秒見せて印象を問う)やファーストクリックテスト(ユーザーが最初にクリックしそうな箇所を測定)など、ライトな検証が可能です。デザイン案A/Bどちらが好まれるかといった調査もできます。無料プランあり(回答収集は有料)。
Maze (maze.co) – FigmaやSketchで作ったプロトタイプをアップロードして、ユーザーテストを行えるツールです。タスク達成率や所要時間、クリックヒートマップなどが自動で集計されます。リンクを共有するだけでテスト参加者に操作してもらえる手軽さが魅力で、デザイン初期段階のUX検証に向いています。プランによって無料枠もあります。
Microsoft Clarity (clarity.microsoft.com) – Microsoft提供の無料UX分析ツールです。Hotjarに近い機能を備え、ヒートマップやセッション録画に加え、AIが「煩雑なクリック(クリック連打)」「デッドクリック(無反応クリック)」などユーザーのフラストレーション動作を検出してレポートしてくれます。完全無料で使えるため、予算がない場合でも導入しやすいです。
これらのツールを活用して定量・定性双方からUXを評価・改善していくことが重要です。例えばアクセス解析で問題のありそうな箇所を見つけ、ヒートマップで原因を推測し、ユーザーテストで実際の声を聞く、といった流れで原因と解決策を導きます。初心者のうちは、まずGoogleアナリティクスやヒートマップで数値を追い、簡単なユーザーテストを少人数で実施してみると良いでしょう。
いかがでしたか?
デザインのインスピレーションを探す際に、この記事が役立つことを願っています。Webデザインのギャラリーやバナーデザインの事例、便利なFigmaプラグイン、そしてUI/UXの参考サイトまで、幅広くカバーしています。各リソースには特徴や活用シーン、無料と有料の情報も詳しく紹介していますので、デザイン制作の際にご活用ください。ぜひブックマークして、創造性を広げるお役立ちツールを手に入れてください!