技術士(総監)の業務内容詳細のフォーマットを共有します。

こんにちは、Genmaです。そろそろ申込書の準備に着手する季節ですが、私の講座でも、「業務経歴に何を書いていいかわからない。」、「総監は過去問見ただけでやる気がでない。」という感想をよく聞きます。
結果として、申し込みしないことや受験しないことに繋がっているような気がして、この度、ふだん私の講座で受験生に提供しているフォーマットを共有して、少しでも総監にチャレンジしてほしいと思いました!

10名以上の総監保持者が監修し、建設以外の分野にも活用できるように作成しております。しっかりと総監の視点に立ち、現行のルールに基づき、時代に即し、口頭試験にも困らない、誰でも当てはまる内容に仕上げております。8割ぐらいは完成している状態ですので、あとはご自身の経験を埋めていただくだけです(●●●●●●●●の箇所)。ぜひご活用ください!かなり出回っているので、試験官の方からは見慣れてしまって「またこの書き方か~。」と思われているかもしれませんが。笑

【業務概要】●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●に関する業務であり、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●ため、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●が求められていた。
【立場・役割】私は管理技術者として、業務全般にわたり総合的な技術監理を行う役割を担った。
【問題】本業務の中での最重要管理項目は工程遵守(経済性管理)であったが、以下に示すトレードオフがあった。
★経済性管理:必要以上の品質管理を行うと、工程遅延の恐れがあった。
★人的資源管理:若手のスキルアップに必要な教育時間を確保しようとすると工程遅延の恐れがあった。
★情報管理:プロジェクト担当者間の迅速な情報共有が必要であったが、スピードアップを図ろうとすると、機密情報が漏洩してしまうリスクが高まり、工程遅延の恐れがあった。
【解決策】
★経済性管理:QCDのバランスを考慮し、●●●●●●●●●に関しては、計算過程のチェックは簡素化し、計算条件と計算結果を中心に品質チェックを行う等、品質管理の効率化を図った。
★人的資源管理:業務実施期間中のOJTは設計(or計画など)の重要ポイントのみとし、補足分は成果品(or竣工後など)納入後にOFF-JTとして振り返り勉強会を実施した。また、インセンティブの付与によるモチベーション維持にも留意した。
★情報管理:プロジェクト情報はクラウド上で一元管理することとし、機密性の低い情報はパスワード無しで保管するなど、機密情報レベルを区分し、そのレベルに応じて情報の取り扱方針を定めた。
【成果】以上の対応により、最重要管理項目である設計(or計画など)の工程を遵守し、計画されていたスケジュール通りに●●●●●に着手することができた。また、若手の育成にも注力し、中長期的な会社の発展にも貢献できた。

※最重要管理項目は経済性管理が無難です。
※育成が大切な時代ですので、人的資源管理に関するトレードオフを入れた方がベター。
※DX時代ですので、情報管理に関するトレードオフを入れた方がベター。
※()内は適宜変更し、720字に収まるように調整してください。

以上、みなさんの合格に少しでも貢献できますように。



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