中小企業診断士落ちた、日本死ね
月末の忙しい時期、仕事でのミスが重なり同じ人に何度も迷惑をかけてしまう
挙句、「何とかなりませんか。さすがにミスが多すぎる」と年下の上司に言われる始末
俯瞰してみれば、よくある話
でも自分の中では共感してくれる人などこの世に1人もいない、自分独自すぎる問題
自分が悪い
環境が悪い
直属の上司が悪い
なんとでもいえるけど、確実にいえるのは他人のせいにしている限り自分は大きくなれないこと
こんなストレスは誰にも話せない
話しても効果は薄い
なんか知らんが、そういう沈んだ気持ちをキープする力学がある
ないがしろにしたくないというか
僕はプライドが高いのだろうか
確かに人に何かを尋ねるときには相当慎重になる
自分が無能だと思われてしまうのではないのだろうか
「そんなことも知らないんですか」と言われるんではないだろうか
みんなが当たり前に知っていて自分だけが知らないことではないのだろうか
社会人一年目の研修の時は、みんな知っているかもしれないと思いながら質問を繰り返した
君は素直に聞いて偉いなと、みんなも実はわかったふりしててわかってなかったと言っていた
劣等感からくる自分だけの無能感
振り払えない
俯瞰してみればよくある話だろうか
一生懸命に頑張ったが(この言葉が嫌いだ)、昨年よりも9点も点を下げて、二回目の中小企業診断士二次試験に落ちた。
この試験は一次試験に通ると2回二次試験を受けることができる
逆に言うと二回落ちると、また一次試験からやり直しなのだ
地獄の試験
7度目です、なんていう年配の人もいて、内心少し小ばかにしながら他人事と受け流していた。大変やなあって
自分ごとになった
大袈裟ではなく人生をかけて挑んだ。何かを得るために何かを捨てないといけないと思って
上司には「そんなことをやっているから仕事できないんですよ」とか罵られたことさえある
仕事中はもちろん勉強してないし、余暇でやってた勉強も絶対に仕事に影響出てないけどな。
そして、資格予備校で出会った彼女は受かった
よくある話、よくある話
彼女の頑張りは僕が一番傍で見ていたから本当に嬉しいことは嘘偽りない
世界にも、こんな状況になった人は僕くらいじゃないだろうか
両方落ちる、は結構あると思う
二次試験の合格率は18%程度
一次を合格した精鋭でも8割以上落ちるので
片方受かるはなかなかないでしょう
2021年末から約3年間かけて、まさかの世界線を作り上げてしまった
試験に落ちて以来、世界は鉛色になってしまい、この試験に再挑戦するとかいう現実逃避でしか自分を保てなくなった
会社からももうおしまいと言われていたので、現状のまま再挑戦を考えるなんて非現実的
隠れてできるほど甘くない
会社の中に、この資格がどのくらい価値があるのかを知る人は一人もいない
あるのは「難関資格=転職するんでしょ?」の古びた価値観
暇を持て余し契約したネットフリックスで見た「地面師たち」や「エヴァンゲリオン」は面白かったが、人生の過渡期である気がしてならないので腹の底から楽しめない
アニメやドラマは見れるけど、そんくらいの能動性0の娯楽しかできない
もっと本格的な遊びは今はできない
しても楽しくない
もう底はないと思っていたがまだ奥があった
1人の休みが地獄すぎる
僕は以前から休みを過ごすことが苦手だ
何をしたらいいかわからない
何をしてもいいのだけどしたいことがあまりない
寝るのももったいない
寝すぎるとしんどいけど、ウィークデーの睡眠負債は返済したい
朝はカフェに逃げる
本を読めるときはまだ健康だ
今何もかもが中途半端で本を読む気にもなれない
マラソンにもエントリーしているが何もモチベーションが上がらない
離婚したことも、よくある話
身体の調子がずっと悪いのも、よくある話
同期に取り残され全然昇進できないのも、よくある話
転勤で遠方に飛ばされひとりぼっちなのも、よくある話
職場に嫌な上司がいて、他人には優しく評価もされているのに自分にだけ酷い扱いをしてくるのも、よくある話
よくある話、共感してほしい
誰か僕だけじゃないって言ってよ