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【第69回有馬記念】中山芝2500m種牡馬成績も調べてみた【特別編】

どうも、ゲンコツでございます

前回の記事は有馬記念が行われる中山芝2500m騎手成績について調べてみました

今度は中山芝2500m種牡馬成績を調べてみました

そういえば昨年も有馬記念について騎手と種牡馬について調べた記事を出しましたが、
今年も改めて種牡馬成績を調べてみましたので、
それでは今回もよろしくお願いします

※ちなみに調べていくにつれ、これまで知らなかったことがイロイロ判明し、私も非常に勉強になりました‼

※データ参照サイト
https://umarengod.com/index.php
http://xweb.in.arena.ne.jp/index.html
毎回頼りにしており、運営していただいて本当に感謝しております‼



【中山芝2500mの種牡馬成績】

次に有馬記念が行われる中山芝2500mの種牡馬成績について調べてみました

昨年は過去3年で調べましたが、今年は検索サイトを変えましたので、
今年は2019年スタートの過去5年から調べました

2019年以降の中山芝2500mの種牡馬成績(勝利数順)

1位父ディープインパクト

【出走予定馬:シャフリヤール、プログノーシス、ジャスティンパレス】

1位は現4歳世代を最後にこの世から去ってしまった父ディープインパクトの産駒です

1位ではありますが、実はこのコースは22年を最後に勝てていません
22年サンシャインSでパラダイスリーフ(1番人気、ルメール騎手)が最後の勝ち馬なのですが、
それ以降の成績は00214と、産駒が減少している現状では成績の下降は避けられず、
昨年の有馬記念はジャスティンパレスが1番人気だったものの、
後方から差し届かず4着に敗れてしまいました

今年の有馬記念は上記の3頭が出走し、いずれも5歳以上の牡馬なのですが、
5歳以上の牡馬の成績は下に貼りましたが、
人気薄からの巻き返しは難しく、人気を背負っても勝ちきれません
唯一日経賞で穴を開けたディアスティマは、
不良馬場で逃げたタイトルホルダーの2番手で粘り込んでの3着でしたが、
着差は大きく離れてしまい、展開に恵まれた印象が強いので、
やっぱり現状は厳しいではないでしょうか

※ちなみにこれを調べる前は、シャフリヤールを厚く狙ってました💦

2019年以降、5歳以上牡馬のディープインパクト産駒の中山芝2500m成績


2位ハーツクライ産駒

【出走予定馬:ドウデュース、ダノンベルーガ】

2位は現3歳世代を最後にこの世から去ってしまった父ハーツクライの産駒です

2位ではありますが、昨年の有馬記念でドウデュース以来、
実はこのコースでの勝利はありません
それ以降の成績は0017と、ディープ産駒と同様ことが起こっています

今年の有馬記念は上記の2頭が出走し、どちらも5歳牡馬なのですが、
5歳以上の牡馬の成績は下に貼りましたが、
ジオフロントダノンクロワールが条件戦で何度も人気薄で激走していますので、
このコースが得意な馬はまだまだ油断ならないですが、
一方有馬記念出走馬で限定すると、前走ジャパンCで好走した馬の成績の悪さが気になりつつ、
それらの馬は中山よりも東京向きだから、ドウデュースには当てはまらない気もするのですが

2019年以降、5歳以上牡馬のハーツクライ産駒の中山芝2500m成績
ハーツクライ産駒の有馬記念成績


3位エピファネイア産駒

【出走予定馬:ダノンデサイル、ブローザホーン】

3位は今年桜花賞馬、ダービー馬、宝塚記念馬を輩出し、
ノリにノっている父エピファネイアの産駒です

成績が60112ですが、6勝のうち5勝が1番人気と、
人気馬がしっかり勝ち切る傾向が強いです

じゃあ残りの1勝はというと、ブローザホーンが潮來特別で3番人気で勝っているのです

って、同じ内容を昨年の有馬記念の血統記事でも書いており、
もし出走するなら狙いたいと書きましたが除外となってしまいました

あれから1年、宝塚記念を勝利し堂々と有馬記念に出走するブローザホーン
昨年狙えなかった悔しさをここでぶつけたいところですが、
同じ産駒でも今年のダービー馬のダノンデサイルの方が有力でしょう

若い馬の方が斤量が軽くて有利な有馬記念ですが、
22年に13番人気で4着に激走したイズジョーノキセキは5歳牝馬です
内枠を活かしてうまく立ち回りましたので、
ここは枠順が出るまではわかりません


4位ドゥラメンテ産駒

【出走予定馬:スターズオンアース】

4位は現2歳世代を最後にこの世から去ってしまった父ドゥラメンテの産駒です

成績が4419で、4勝のうち2勝がタイトルホルダー、2着2回がアイザックバローズですので、
血の力なのか、リピーターだからなのか、計りかねるところがあります

5位ゴールドシップ産駒

6位ルーラーシップ産駒

7位ステイゴールド産駒

8位ジャスタウェイ産駒

【出走予定馬:なし】


注目:キングカメハメハ産駒

【出走予定馬:スタニングローズ、シュトルーヴェ、ハヤヤッコ】

今回成績のいい産駒の出走が少なく、このままだと記事になりませんので、
今年の有馬記念で出走馬の多いキングカメハメハの血を持つ馬について調べてみました

キングカメハメハ産駒の成績は14227とあまり良くありませんが、
条件戦での出走頭数が多く、そこで足を引っ張っているようで、
重賞に絞りますと12210で、しかも1番人気がたった1回(しかも5着)ですので、
むしろこのコースとの相性は悪くなく、人気がなくても心配ありませんし、
5歳以上の高齢馬でも好走しているのも心強いです

ただ好走している馬は同じ馬が多く、
血統の力なのかリピーターなのか悩ましいところです

注目:母父キングカメハメハ産駒

【出走予定馬:ローシャムパーク】

父キングカメハメハだけでなく、母父キングカメハメハにも注目しなければいけません

母父の中で一番勝利数が多く、43422という成績ですが、
このコースの相性の悪いハービンジャー産駒のアドマイヤサジーは、
このコースで1110と馬券圏内を外しておらず、
22年に13番人気で4着に激走したイズジョーノキセキも該当しますし、
ドバイワールドカップを制覇し、世界一のダート馬となったウシュバテソーロは、
このコースの3勝クラスで掲示板に入るぐらいですから、
母父キングカメハメハは、もしかすると父キングカメハメハ以上に、
このコースの相性を押し上げる影響力があるかもしれません


って、よく考えたら、ハービンジャー×キングカメハメハといえば、
ブラストワンピースが3歳の時に有馬記念を勝利していましたね💦
やっぱり母父キンカメの力はすごいとしか言わざるを得ません

有馬記念出走馬のローシャムパークは、
アドマイヤサジー、ブラストワンピースと同じく、
ハービンジャー×キングカメハメハの組み合わせで、
さらに母系にサンデーサイレンスの血が入っており、
血統的に非常に近い存在といえるでしょう

そもそもすでに中山コースで3011ですので、
中山巧者であることを証明していますし、
前走BCターフで驚くほど強いレースをしましたので、
相手強化でも距離が初めてでも要警戒でしょう‼

母父キングカメハメハ産駒の中山芝2500mの成績

【まとめ】

有馬記念が行われる中山芝2500mは中央競馬の中でもトリッキーなコースで、
血統なのかリピーターなのか判別しづらい面があります

今回改めて血統を調べてみて、見かけの数字だけでなく、
ちょっと掘ってみると、意外な好走血統が浮かび上がりましたので、
この馬の調教とあとは枠順がどうなるか注目したいと思っております


今回もご覧いただきありがとうございます
それでは次回の記事でまたお会いしましょう


みんなでいい週末を過ごせますように‼

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