第169回天皇賞・春~ウマく買いたい3頭~
どうもゲンコツでございます
キタサンブラックの半弟で武豊騎手騎乗のシュガークンが見事に青葉賞を勝ちました‼
好スタートを切って、他馬が行くと気づけば控えて、その後馬群に入れてもなにも問題なく、
直線で内の先行馬を確認しつつ、この馬は外から迫ったトロヴァトーレを弾いて外に持ち出し、
そこから力強く伸びて前の馬たちをきっちり差し切り、外から伸びたショウナンラプンタの追込を凌ぎ切りました
私の想像していた勝ち方は、前々で流れに乗って直線早めに抜け出して、内伸び馬場をそのまま押し切ると思っていましたが、
決して内伸びではない今の馬場をここまで器用に立ち回れると思いませんでした
勝ちタイムは2:24.2は例年並みで、上がり33秒後半の馬が6頭もいましたので、
パワーホールが大逃げを打ちましたが、実質スローで流れたと言っていいでしょう
私は青葉賞は念願のダービー出走権が欲しい馬がフルゲートで集まり、淀みのない流れで激戦になるイメージがありましたが、
今年はトライアルらしい次走に余力を残した展開になりました
シュガークンの勝ち方を見てると、一昨年青葉賞を先行抜け出して勝ったプラダリア(5着)ぐらいはやれるのではないでしょうか
その時私のダービーの本命はプラダリアだったのですが、上位4頭は皐月賞でも上位で、その後の活躍もとんでもない馬たちですし、
特にドウデュースとイクイノックスはその後も歴史に残る程活躍した超名馬です
これ以上書くと、青葉賞の回顧記事になってしまいますのでやめますが、
シュガークンの今後が楽しみでしょうがありません‼
それでは天皇賞・春の予想に入りますので、今回もよろしくお願いします
まず天皇賞・春の追切チェックの記事は以下をご覧ください
【レースのポイント】
☆当日の気温30℃越え!?と聞いて、あの頃を思い出す
天皇賞・春の当日の気温が30℃を超えるとか超えないとか、とにかく季節外れの暑さになることは間違いありません‼
でも過去を振り返ると、GWの時期はたまに季節外れの暑さになることってたまにあります
真っ先に思い出したのが、どちらも現地で観てたオルフェーヴルが負けた2012年と、キズナが負けた2014年です
さすがに30℃は超えませんでしたが、とにかく紫外線がキツく、肌が相当ダメージを受けたことを思い出します
どちらも単勝1倍台の3冠馬とダービー馬が伸びませんでしたので、気温が高くなる時点で波乱の予感がしてきました
オルフェーヴル、キズナもそうですが、暑さを経験していない馬は軽視してもいいのではないでしょうか
☆暑い時の天皇賞・春をもう少し調べてみたが…
2012、2014年以外で他に暑い日がないか調べてみると、
2016、2017、2018は当日暑かったみたいですし、他の年も天皇賞・春当日より前の日が猛暑日だったので、
最近この時期暑いというのを忘れていたのは、コロナ禍の時はあまり暑くなかったからでしょうか
色々調べてみましたが、これだけ該当する年が多いと気温関係ない天皇賞・春過去データになってしまいますので、
とにかく夏は牝馬、経験豊富な古馬の好走に期待してみようかと思いましたが、
牝馬のサリエラは昨年夏負けで調子を崩してましたよね、大丈夫なのでしょうか
☆阪神長距離得意だったディープボンドがなぜ復活したのか
昨年ディープボンドが2着に好走したことに驚きました
これまで阪神大賞典を連覇、天皇賞・春連続2着でしたので、前走阪神大賞典5着の時点で、
もうこの馬は6歳で使い詰めだからもうダメだと思った方も多く、天皇賞・春では5番人気まで落ちましたが、
タイトルホルダーが引っ張る流れを前々で粘り込み、前走の阪神大賞典はなんで凡走したのかわかりませんでした
しかしよく考えてみると、ディープボンドは京都新聞杯が初重賞勝利でしたし、
京都改修直前の菊花賞で、同馬主のコントレイルの先導役のような役割で急坂からの早仕掛けでしたが、それでも4着に粘り頭角を現しました
その後京都競馬場が改修と阪神コースでも活躍したということで、
実は阪神よりも京都の方が得意だったという記憶が離れてしまっていたのでしょう
ディープボンドは阪神大賞典を連覇しましたが、この2年はいいとこがないのは、
この馬自身が外枠で脚を溜められなかったこと、内で脚を溜めてた馬が直線ですぐに抜け出したことで、この馬の戦意が喪失したからではないでしょうか
ディープボンドは昨年は4枠、今年は3枠と、内目の枠を引いたことで、
今年も内で脚を溜めて直線早めに抜け出し粘り込むレースをしてくるでしょう
☆ディープボンドを倒せる馬の条件とは
ディープボンドは昨年の秋からずっと調子が上がってこないことが伝わる追切内容でしたが、
今回は栗東Cウッドでの追切は好調時に近いぐらい速いタイムを出し、最終追切も3頭併せで豪快に先着してましたので、
結果は出るかはともかく、これで負けたらしょうがないぐらいの猛稽古をやってきました
私は馬券圏内かどうかはともかく、ディープボンドより先着しないことには好走できない基準となってきます
ちなみにディープボンドが京都外周りコースで負けた馬は、以下の6頭です
コントレイル、アリストテレス、サトノフラッグ、ジャスティンパレス、プラダリア、ボッケリーニ
そのうちディープインパクト産駒が4頭、エピファネイア産駒が1頭、キングカメハメハ産駒が1頭だけです
しかもアリストテレスは母父ディープインパクトなので、
ディープボンドにとってディープインパクト産駒の京都外回りコース適性には敵わないのでしょう
古馬で先着された馬は、阪神大賞典を勝ったジャスティンパレス以外は、
宝塚記念で0.1秒差以内でした
もし未対戦の馬が今回初対戦なら、プラダリアやボッケリーニぐらいの実績が必要です
【高評価馬】
ブローザホーン
エピファネイア産駒で京都外回りコース適性が高いこの馬を高評価馬としました
阪神大賞典では道中掛かっていましたが、それでも3着を死守した根性は評価できますし、
中5週ながら転厩初戦だった前走阪神大賞典の時よりも栗東Cウッドでの追切本数が多く、
しかもその追切で折り合えるようにいろいろ試し、なんとかして勝てるようにという吉岡厩舎の想いに胸を打たれました
日経新春杯のようにうまく立ち回れば、菅原明良騎手念願の初GⅠ勝利も夢ではありません
【ジョーカー】
チャックネイト
ディープボンドを京都外回りで倒せそうな馬を探しましたが、
阪神大賞典組でテーオーロイヤルとブローザホーン以外は実績が足りない馬ばかりでしたので、
もし未対戦馬から選ぶなら、AJCCでボッケリーニとの叩き合いをハナ差で制したこの馬です
もし前々で付けられてこの馬との叩き合いになった場合、この馬を追い抜くのは並大抵ではないでしょう
【危険馬】
テーオーロイヤル
前走阪神大賞典は落ち着いた流れの中うまく内で脚を溜めて、
他馬が外に振られるのに対し、この馬だけはコースロスがなく直線で抜け出せたことが0.8秒差の圧勝劇だったのでしょう
今回はこの馬が外枠、キンカメ系が相性の良くないコース、暑い時期のレース経験なし、反動を感じた追切内容と、
間違いなく前走より悪い条件ばかりですので、これで好走されたらしょうがありません
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