【第25回チャンピオンズカップ】ルメール騎手騎乗馬を調べてみた【ミックファイア】
どうも、ゲンコツでございます
私はGⅠの予想が向いていないことは自覚しているのですが、
GⅠだとどうしても大きい勝負してしまいます
あとnoteで予想出す立場としては、
GⅠで🎯しないとアピールにならないですし、
他のレースでいくら🎯しても説得力がないですよね
GⅠでは結果が出ませんが、
土曜のキャピタルSで高評価🐴とジョーカー🐴のワンツー、
さらに危険🐴ロジリオンが2番人気でギリギリ4着という、
久しぶりにいい予想を発表できました‼
反省すべきなのは、もう少し早い時間にアップできたらと、
ウマニティ予想コロシアムでは(ココ強調)、
3着レッドモンレーヴを抜いてしまったのが悔やまれます
しかもジョーカー🐴の8番人気ウォーターリヒトが、
高評価🐴1番人気トロヴァトーレを差したことで、
配当がかなり跳ねて家ではしゃぎまくってましたが、
昨年も京都2歳S🎯しましたので、ジャパンC前日は何かが起こりますね
ルメール騎手の騎乗馬を調べて5回目となりますが、
チャンピオンズCはあまり参考にならないかもしれませんが、
最後までお付き合いくださいませ
先週末ジャパンCでチェルヴィニアに騎乗したルメール騎手ですが、
追切チェックでは順調に仕上がったと評価したものの
先週のこの記事では以下のように評価しました
なんとも煮え切らない記事ですが評価ですが、
私はウマニティの予想コロシアムでは押さえ評価まで落としました
複勝圏は堅いと評価したのにどうしてここまで落としたかというと、
チェルヴィニアは最終オッズで単勝2番人気4.0倍だったのですが、
土曜の午前中の前売オッズで、実は2番人気はジャスティンパレスだったのです
(最終オッズでは3番人気の6.0倍に落ち着きましたが)
普通は実力以上にオッズが付く場合はチャンス、低い場合はマズいと考えますが、
私はドウデュースとチェルヴィニアの2強のオッズで推移すると思ってましたので、
チェルヴィニアが1番人気なら素直に1着固定を買いますと評価した自分にとって、
チェルヴィニアの想定外の単勝オッズが付くのは、
普段ルメール騎手なら単勝を買うようなファンからも支持されてないということで、
チャンスではなくマズいと考えました
そんなチェルヴィニアですが、仕上がりは総じて良かったと思いますが、
パドックだけならダントツの最低人気のカラテも素晴らしく、
どの馬もしっかり仕上げてましたので調子の有意差はほとんどありませんでした
(明らかにダメだったのが、ずっとうるさかったソールオリエンスで、
秋になって気性が良くなったのに、残念としか言いようがありません)
どの馬も調子が良さそうな中、チェルヴィニアは上位馬に0.4秒差離されての4着になってしまいました
あえて問題点を上げるとすれば、パドックでは若干うるさかったのと、
今回は間隔が詰まって距離延長なのにさらに馬体が増えた、
この2つが影響したのかなと思っており、
まだまだ折り合いが良くならないと芝2400mではこの相手だと歯が立たず、
来年も牡馬相手に挑戦するなら、気性面の成長がカギとなりそうです
しかしジャパンCを捲るように勝ったドウデュース
まさか中山コースのような戦法で最後まで伸びるなんて脱帽です
有馬記念はさすがの私も久しぶりの秋古馬3冠達成を応援することになるでしょう
ここから今週行われるチャンピオンズカップの話題に入ります
今回もジャパンCの前にもう一度ルメール騎手自身と、
ルメール騎手が騎乗するミックファイアについて調べ直し、
ジャパンCで好走できるのか否かを考えていきますので、
今回もよろしくお願いします
※ちなみに調べていくにつれ、これまで知らなかったことがイロイロ判明し、私も非常に勉強になりました‼
【ルメール騎手のコース相性】
まずルメール騎手の中京ダート1800mとの相性について調べてみました
毎週ルメール騎手のコース成績を調べてきましたが、
京都や東京、長距離コースは成績が良いことは調べる前から想像付きますが、
近年京都と阪神競馬場が改装していることで中京開催は増えているものの、
基本第3場開催の扱いですので、ルメール騎手は騎乗する機会は少ないはずで、
やはり騎乗数は5年間で38回しかありませんでした
勝率等はこれまで調べてきた東京や京都芝コースほど驚異的な数値ではなく、
単勝回収率50%、複勝回収率79%では全く旨みもありません
(それでも勝率.184、複勝率.447は優秀だと思われますが(苦笑))、
中京だとほとんどが条件戦の成績だと思われ、参考になりませんので、
GⅠでは驚異的な勝負強さを誇るルメール騎手ですから、
やはりここはダートGⅠ成績を調べないといけません
~ルメール騎手のダートG1での成績~
次はルメール騎手のダートG1での成績について探っていきます
カフェファラオ以降はテン乗りで騎乗することが多く、いい馬に巡り合っていません
今年のフェブラリーSでは1番人気のオメガギネスに騎乗しましたが、
デビューからずっと騎乗してきた戸崎騎手からの乗り替わり、
間隔の短い中3週での出走は初めて、軽いダート向きなのに時計の掛かる冬のダートと、
ルメール騎手でもどうすることができない要素が多かったといえるでしょう
今回ルメール騎手が騎乗する馬は、無敗で南関東クラシック3冠馬となったミックファイア
ルメール騎手は空いてたとはいえ、本人も騎乗オファーが来るとは思ってなかったでしょう
不振にあえぐ南関クラシック無敗3冠馬をテン乗りで挑むルメール騎手、
これはかなり厳しい戦いとなりそうですが、なかなか見られない光景で楽しみです
【ルメール騎手の騎乗馬について】
次にジャパンCに騎乗するミックファイアについて調べてみました
まさかこの馬について調べることになるとは思いませんでした
正直最近の成績からは南関クラシック無敗3冠馬の頃の輝きが全く見えません
3冠ロードの反動からのスランプなのか…
あまり考えたくないですが、世代レベルが低いのか…
いくらルメール騎手に乗り替わりでどうこうなる問題ではないと思います…
~シニスターミニスター産駒の距離コース別実績~
ミックファイアの父であるシニスターミニスター産駒を調べてみると、
チャンピオンズCはテーオーケインズが21年に勝利していますが、
このコースよりも京都や阪神のダート1800m、そして東京ダート1400mの方が向いているようですが、
ミックファイアは条件戦に出走するような馬ではありませんので、当然参考になりません
コース実績よりもミックファイアのこれまでの出走を追いかけてみましょう
~ミックファイアは体質の弱さと気性難の歴史~
ミックファイアは無敗で南関クラシック3冠馬になっただけに、
3歳から完成度の高い馬のように思えますが、実際は全く違います
3歳緒戦となった1冠目の羽田盃は、
前走から馬体重を▲16㎏と大幅に減らして出走しました
パドックでは腹が完全に巻き上がっており、絞ったのではなくガレてました
さらにかなり気性を悪いところを見せてましたので、
普通は惨敗すると思いきや、まさかの2着以下に1.2秒差をつけての大圧勝劇‼
こんな最悪な状態で勝ってしまったら、2冠目の東京ダービーは状態が上がるだけのはずが、
馬体重は△1㎏しか増えず、汗を大量にかいて気性も悪いことには変わらないのに、
羽田盃に続き2着以下に1.2秒差をつけての大圧勝劇‼
そして中央馬が参戦する南関クラシック3冠最大の難関ジャパンダートダービーですが、
馬体は増えたものの、結局2歳の頃の馬体重までは戻りませんでしたが、
パドックだけならようやく戦える状態で出走できたようで安心しました
レースは武豊騎手騎乗の中央馬ミトノオーが前半1000m60.3秒というとんでもないハイペースで逃げたのですが、
ミックファイアはそんな厳しい流れを自ら4角で捕まえに行き、
後ろでマークしていた中央馬キリンジを0.5秒差付けての快勝劇で、
想像をさらに上回る勝ち方にはただただ驚きました
無敗の南関クラシック3冠馬となり、次走は南部杯?、JBC?、BCクラシック?、
様々な憶測が飛ぶ中、陣営は体質の弱い馬ということで、
地方3歳馬交流戦盛岡のダービーグランプリで一叩きすることに
パドックでは盛岡遠征が気に入らなかったのか、ずっとイライラしており、
成長期と休み明けなのに、馬体重がまた減ってしまいました
さすがにここでは勝ちましたが、状態は羽田盃の頃に戻ってしまいました
次走はついに地元で古馬の強豪たちを迎え撃つ東京大賞典ですが、
ようやく馬体重は2歳の頃の馬体重まで戻しましたが、
ただ馬体重を戻しただけの緩い状態での出走では、
これまで戦ってきたメンバーとは何枚も強すぎて全く歯が立ちませんでした
あと、砂の入替でタイムが大幅に遅くなり、体質が弱くパワーのないこの馬には過酷だったのでしょう
今年はこれまで3戦しかできず、レースを使い込めず相変わらず体質が弱いようですが、
馬体重は前走南部杯でデビュー最高の505㎏まで増えましたが、
東京大賞典と同様、休養明けでただ馬体重を戻しただけの緩い状態で、
さらに盛岡遠征は相変わらずお嫌いなようで、気性の悪さは改善されませんでした
~ミックファイアは通用するのか?~
正直最近の成績からは南関クラシック無敗3冠馬の頃の輝きが全く見えません
しかし、初の中央でのレースだったフェブラリーSを振り返ると、
おやっと思えいることがありました
まずパドックですが、東京大賞典から馬体重▲8㎏と絞れたものの、
ダービーグランプリと同じような馬体重です
あと相変わらず気性が悪く、歩様もダラダラ歩いて、パドックが良い馬に比べると見劣りします
レースは芝スタートで遅れて、初の中団より後ろの内側を走り、
これまで経験したことのない砂を被り続けたのは辛かったでしょう
上がりが掛かるレースで好走したのはすべて勢いよく外を通った馬たちですが、
この馬は4角から直線にかけて追い通しで、内からジワジワ伸びてきており、
好走馬たちとは違うレースをして、ここまで頑張ったのはこの馬だけです
改めてフェブラリーSのレースを振り返ると、
この馬のスピードと持続力、勝負根性の高さがうかがえます
チャンピオンズカップはダートスタート、距離も延長、
大井より軽いダートですので、
これまでで一番好走しやすい条件になっていませんか?
【まとめ】
今回はルメール騎手よりもミックファイアの分析がメインとなってしまい、
調べる前は私もそうでしたが、ハナからミックファイアなんて即消しと思ってる方には全く刺さらない記事となりました
実際今年の日本ダート界は、マイル路線で圧倒的な強さのレモンポップ、
ドバイWCで好走したウシュバテソーロ、ウィルソンテソーロの了徳寺軍団、
そしてアメリカダートで活躍したフォーエバーヤングを筆頭とした3歳世代、
この3つ軍団の激しい争いとなっています
しかし、私はこれまでのミックファイアの成績を調べ直したところ、
4歳になってもこの馬は全く完成されていないことと、
海外遠征や故障で有力馬がどんどん回避している今年の状況なら、
即消しするのはやめようと思いました
ただこの馬が苦手な長距離輸送が控えてますので、
当然厳しい戦いにはなりますが、
いい状態で出走できることを願っております
今回もご覧いただきありがとうございます
それでは次回の記事でまたお会いしましょう
みんなでいい週末を過ごせますように‼