第68回大阪杯総括(+UAEダービー)&第84回桜花賞1週前追切注目馬
どうもゲンコツでございます
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【高評価馬】 ステラヴェローチェ 4着
【ジョーカー】リカンカブール 16着
【危険馬】 ソールオリエンス 7着
☆ローシャムパークの戦法は最初から狙っていた!?
1:58.2(12.4-10.9-12.5-12.6-11.8-11.5-11.5-11.4-11.4-12.2)
(60.2-58.0)
スタニングローズのスタートが良くて、いや前に行きたい他の馬たちがそこまでいいスタートを切れなかったことで、
スタニングローズは逃げたくなかったのに行かざるを得なくなりました
特に私の高評価馬ステラヴェローチェが後手を踏んたことは痛かったです
当然逃げたくなかった馬が逃げたことで、最初はスローペースで流れますが、
ローシャムパークが外から位置取りを一気に上げていき、前半800Мでは先団をマークする位置まで迫っていました
戸崎騎手がGⅠでここまで柔軟性のある騎乗ができるとはにわかに信じられませんので、
事前に戸崎騎手や田中博康調教師を始め、関係者が集まって作戦会議で決めたのではと踏んでおります
(作戦会議なんて普通はどこの陣営もやっているとは思いますが(苦笑))
戸崎騎手は「本当は先行したかった」とレース後に言ってたようですが、
動画をもう一度確認すると、スタート後に前に行こうとしてすぐ諦めたような仕草、
さらに2コーナーを曲がった時点で1番外に持ち出してましたので、
私はアドリブで戸崎騎手が馬を運べるとは到底思えません
☆田中博康調教師ってすごいのでは
大阪杯で私はローシャムパークを管理している田中博康調教師の評価が一気に上がりました
今回のローシャムパークの好走に加え、
同厩のレモンポップがチャンピオンズCで逃げ切り勝ちを決めましたが、
あれも意表を突かれた作戦でしたので、
もう偶然やたまたまというわけではないはずです
クイーンズスプマンテで大逃げを打ってエリザベス女王杯を優勝した騎手ですから、
馬の管理だけでなく、馬の能力を競馬でどう活かすかということにも長けているのでしょう
まだ国枝厩舎、木村厩舎、堀厩舎といった関東の名門厩舎に比べて地味ですが、
今後も注目しなければいけない厩舎になると思われます
☆ローシャムパークがうまくいったのはドバイのおかげ!?
まず戸崎騎手や田中博調教師が事前に手の内バラして「早仕掛け」って宣言する方がおかしいと思います
人気を集めている馬ですので、好位だとマークされて何もできずでもおかしくないですから、
後方からレースをしてマークを外すということも考えられたのでしょうか
あとレースの流れを読める有力騎手がみんなドバイに行ってたのも大きいでしょう
他馬より距離適性が長くスピードが足りないローシャムパークと有力騎手が少ない状況でマークが薄くなった戸崎騎手が、
思いのままにレースができる舞台設定が整っていたわけです
☆今年の戸崎騎手は一味違うかもしれない
ここまでこれまでの戸崎騎手の騎乗っぷりを酷評に近いことを書いていましたが、
今回大阪杯では一味違う騎乗をやってのけたことは事実であり、
もしかすると戸崎騎手が進化した可能性まであります
そんな中ルメール騎手がドバイターフで落馬し、
「鎖骨、肋骨の骨折に加えて、肺に穴が開いた」という大怪我で、
春のGⅠシーズンすべて騎乗できない可能性まで出てきました
こんなことを書くのは不謹慎で憚れますが、
ルメール騎手がいないということは、他の騎手にとっては大チャンスということでもあり、
特にルメール騎手にいいようにやられている騎手にとっては願ってもないチャンスといえるわけです
戸崎騎手はドバイのおかげなのか、それとも今年は一味違うのか、
今後も戸崎騎手には目が離せません
☆ローシャムパーク1頭でやっつけられた馬たち
当然私もこの仕掛けを読めていませんでしたので、この仕掛けを見た瞬間、馬券はハズれたと天を仰ぎました
3番手評価のスタニングローズは人気馬に何頭もマークされて終了
高評価馬のステラヴェローチェはローシャムパークと同じような決め手なら位置取りの差で終了
ジョーカーのリカンカブールはシルバーステート産駒で、他馬を非常に気にするメンタル激弱産駒ですので、
当然今回の展開で好走するのは絶望的で終了
ローシャムパークたった1頭で、私の評価した馬をまとめてやっつけられたわけです
落馬やアクシデントではなく、こんな悲しいレースはなかなかありません
☆この世代はベラジオオペラが1番強かったのかも
勝ち馬ベラジオオペラにも触れなくてはいけません
2番手で付けてラクなレースだと思いきや、ローシャムパークの早仕掛けでプレッシャーを掛けられ、
一転して厳しいレースになっても、叩き合いを制した根性は素晴らしいと思いました
結局皐月賞やダービーで一番強いレースをしていたのはこの馬だったのでしょう
本命にしてた皐月賞は重馬場の超ハイペースを素直に追いかけて惨敗、
ダービーは上がり最速で着差なしの4着ですから、
この馬をクラシックから信じ続けられた方は大喜びだったでしょう
この馬を信じ続けたオーナーや管理してきた上村調教師の苦労が報われてよかったと思います
ただようやく結果を残せたということは、この条件がバッチリ嵌ったとも言えますので、
これ以降で人気するようなら嫌うのいうのが私の気持ちです
(本当は皐月賞こそ好走するのにふさわしいと思っていたのに)
☆内埒を狙ったのが菅原明良騎手だけって
3着ルージュエヴァイユが好走したのは、間違いなくこの馬だけ内埒を狙ったからでしょう
他に内埒を通ったのが逃げたスタニングローズや、追込だったカテドラルだけですので、
鞍上の菅原明良騎手は見事という反面、他の騎手たちはなんであそこまで開けたのか非常に疑問です
もう少しインに馬がいてもおかしくなかったと思うのですが
☆UAEダービーについて
先週は大阪杯以外にもドバイ国際競争が行われ、UAEダービーに挑戦したフォーエバーヤングの強さには震えました
今年は内埒がめちゃくちゃ伸びるトラックバイアスで、
ずっと外を回る不利をもろともせず、逃げ先行馬をマークする位置でレースをし、
逃げ馬を早めに捕えた2番手の馬を残り100mで競り落とし快勝し、
昨年のデルマソトガケのような逃げ切りでもないのにこんなに楽勝していいんですか
ただ勝ちタイムは昨年より約2秒遅かったことに拍子抜けしてしまいました
今年は例年より時計が掛かっているのかと思ったら、
ドバイゴールデンシャヒーン、ドバイワールドカップのタイムは、昨年より速いので、今年のメンバーのレベルが低い?
まだ決めつけてはいけない時期ですが、これまで無敗のこの馬については一度慎重に判断しようと思った次第です
そしたら、フロリダダービーでとんでもない馬が現れましたね
フォーエバーヤングにとって最大のライバルになるのでしょうか
ドバイ国際競争も香港国際競争同様、馬券購入可能レースについてジョーカーを指名しました
(投稿時、しばらくタイトルが香港になってました、恥ずかしい...)
ドバイゴールデンシャヒーン タズ 1着
ドバイターフ ナミュール 2着
ドバイシーマクラシック シャフリヤール 2着
ドバイワールドカップ カビールカーン 8着
1レースでも好走してもらえばいいと思ってたら、4レース中3レースで大活躍‼
しかし肝心の私の馬券が活躍しませんでした(泣)、的中したのはタズの複勝のみです
これだけチャンスがあったのにもかかわらず、高評価していた馬が軒並み凡走しました
勝ち馬を拾えなかったことは私の力不足ですが、
ドバイターフのメジャードタイム、ドバイシーマクラシックのジャスティンパレスがいずれも4着で、
せっかく人気薄のジョーカー(しかも日本馬)が好走しているのに、
1円も回収できなかったのは辛すぎます
その15時間後、また高評価馬が4着になるのですから、
先週の高松宮記念からずっと4着の呪いを掛けられているのでしょうか
ドバイシーマクラシックの結果を見てから寝ようと思いましたが、
凹み方がハンパなくなかなか寝られませんでした
日曜は朝早い仕事だからこそ、1レースも観ずに寝た方がまだ幸せだったかもしれません
気合入れて日曜夕方に珍しく、桜花賞トライアル総括と桜花賞展望の記事を投稿しましたが、
クラシック第一弾を当てれば、世代間の力量を把握しているということになりますので、
ここからが本当に予想の頑張りどころだと思っております
それでは大阪杯の1週前追切注目馬について発表します
桜花賞の1週前追切注目馬は、
マスクオールウィンです
この馬は3週前に美浦Dウッドでかなり速い追切タイムを出していますが、
速いタイムだけなら他にもいい馬はいるのですが、
1週前の美浦Dウッドでの3頭併せで、3歳牝馬にも関わらずちゃんと折り合って併入したのには驚きました
フェアリーS以来ですが、美浦Dウッドでの併せ調教3本やっており、
しっかり調教は積まれているので問題ありません
桜花賞展望でフェアリーSを勝利したイフェイオンを注目馬として紹介しましたが、
この馬も後方から上がり最速でいい脚使って追い込んで2着でしたので、
前崩れの展開になれば一発あってもおかしくありません
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