ダービーGP回顧&凱旋門賞注目の一頭
どうもゲンコツでございます
これまてはウマニティの予想コロシアムで予想だけを投稿していましたが、
高松宮記念からnoteで追切チェックを書き始めました
(ゲンコツで検索すれば出てくると思われます)
ミックファイア強かったですね
元々神経質な馬とはいえ、初の長距離輸送で、
パドックでこの馬が一番イライラしており、状態が心配でしたが、
(道営のベルピットはどっしり歩き、地方馬とは思えないすごい迫力!)
自らハナに立って、マンダリンヒーローとの叩き合いに挑み、
マンダリンヒーローが交わすかと思いきや、
直線で2頭の叩き合いが続き、ゴール前で突き放す横綱相撲でした
(某大関は明らかな格下でも立ち合いの変化をするようですが(苦笑))
勝ちタイムが2:03.0で、例年と比較するのが憚れるぐらいの異常な速さですが、
古馬重賞のマーキュリーCと比較するとタイムはまだまだ遅いですけど、
3歳なのでこの点を悲観する必要は全くありません
それよりも道中大きく後方にいたサベージが0.4秒差まで迫ったわけですから、
この馬の逃げは、少頭数の割に決してラクな逃げではないと思います
(ただ岩手競馬はラップタイムが載っていないので正確性はありません)
とにかくミックファイアだけでなく上位4頭は、
次走以降はどうなるのか楽しみでしょうがありません
マンダリンヒーローはギリギリ2000mまでなら、
南関トップでもやれることが改めてわかりましたし、
ベルピットは道営記念を勝って、
来年は南関でレースを使い続けたらどうなるのか楽しみですし、
サベージは次走以降はマイル以下でみてみたいです
ウシュバテソーロがドバイWCを勝ち、
BCクラシックに挑戦、いや勝ちに行く時代ですので、
古馬の壁は決して生易しいものではありませんが、
本当にこの世代の未来が輝くものとなってほしいです
そんな興奮も冷めぬうちに、
競馬の日(勝手に命名しております)のラスト「凱旋門賞」が迫ってきました
今年の凱旋門賞ですが、
地元ではフランスダービー馬のエースインパクトの人気がすごいとのこと
成績だけだと、ただダービーを勝っただけ、
別に古馬を倒してるわけでもないのにと思ってしまいます
エースインパクトの血統ですが、
父クラックスマンは、サドラー、ガリレオ、フランケルと続く、
モンジューに並ぶ欧州主流血統のド真ん中です
またこの馬の血統構成の5/8がノーザンダンサー系なのは、
強いサドラークロスがあったエネイブルが連覇しているので、
その点は特に問題はないのですが、
母父がアナバーのダンチヒ系というのがミソで、
エースインパクトの血統表の中には、
3/8がダンチヒ系を持つクセの強い血統です
さらにフランスダービーの2着馬を調べると、
父ロックオブジブラルタル(デインヒル系)
母父シーザスターズ(グリーンデザート系)
ダンチヒ系同士で配合された馬
ちなみにその後はジャックルマロワ賞2着しています
3着馬も父グリーンデザート系、
母父サドラー系、母母父デインヒルで、
やはりこの馬もダンチヒ系の強い血統で、
この馬はちなみにフランス2000ギニー馬です
例年は様々なノーザンダンサー系を持つ馬が好走していますが、
今年のフランスダービーは、
ダンチヒ系のクセが強いレースになった事自体が異例と言わざるを得ません
ちなみに凱旋門賞にも出走する4着馬フィードザフレームは、
父ダンチヒ系のキングマンですが、
母父は凱旋門賞好走血統のモンジューで、
ダンチヒのクロスは持っていません
この馬はその後凱旋門賞と同じ舞台のパリ大賞を勝っていますが、
前走ニエユ賞でドイツダービー馬に破れました
エースインパクト、いやフランス3歳世代に、
絶対的な信頼を置いていいのか疑問です
ただし今年は古馬の牡馬がそれ以上に信用ならないので、
狙いたいのはフランス以外の3歳馬か、
古馬の牝馬ということになります
凱旋門賞注目の一頭は、
ミスターハリウッドです
3歳のドイツ馬といえば、
ニエユ賞を勝ったドイツダービー馬ファンタスティックムーンが人気していますが、
ドイツダービーを見てみると、
直線で思いきって外埒まで寄せてから豪快に差し切りましたが、
内が伸びない他馬&埒に頼ったアドバンテージごあったこの馬に対して、
ミスターハリウッドは正攻法のレースをして先に抜け出し、
馬場の真ん中を走っての2着でしたので、
勝ち馬との差があるようには思えません
またバーデン大賞も手前で観客に驚いてよれてしまった結果、
その後にいた勝ち馬がそこから追い込んできて、
ギリギリ差されてしまっての2着ですので、
このレースでも差は全くありません
この馬の血統が父イキートス、父父アードラーフルークですが、
イキートスといえば、2016年ジャパンCで勝ったキタサンブラックに7着とはいえ、
上がり2位の脚で0.6秒差まで詰め寄るぐらいですから、
不良よりも酷い馬場だった2021年凱旋門賞を勝った、
トルカータータッソの父アードラーフルークとはいえ、
今年の良馬場は合わないと決めつけるのは早計だと思います
(個人的には、母父ハリケーンランのことは置いといて、
母系にヌレイエフやレイズアネイティヴの血があるので、
重厚さが軽減されているのも評価高いです)
血統だけでなく、来日して逃げ先行で大活躍したムルザバエフ騎手が、
今回テン乗りで騎乗することが不気味で仕方ありません
馬券はこの馬の単複はもちろん、
日本馬スルーセブンシーズと、
ドイツダービー馬ファンタスティックムーンの馬連ワイド、
この3頭が頭の3連単で勝負します
スルーセブンシーズの評価はこの記事に書いてますが、
メンバーが例年より地味になったのと、
不良馬場にならなかったことは、この馬に確実に運が向いてます
とにかく無事に帰国することを願ってますですが、
世間をあっと言わせて帰国してくれるとさらに嬉しいのですが
正直トラックバイアスが強すぎて穴党の出番がなかった
スプリンターズSより自信はあります(言ってしまった(汗))
今回も読んでいただき、ありがとうございました
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