第74回安田記念総括
どうもゲンコツでございます
安田記念の予想記事はコチラをご覧ください
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【高評価馬】 ヴォイッジバブル 15着
【ジョーカー】エアロロノア 10着
【危険馬】 セリフォス 5着
☆これが横綱相撲かあ
日曜仕事から帰りレースを観た後、これは回顧を書く必要のないレースだわと思いましたが、
ただここまで遅くなったのはいろいろ所要があってのことで申し訳ありません
まずロマンティックウォリアーは好スタートを切って前々でレースができたことで、
イヤらしいレースをしてくるジョッキーが騎乗する馬より前の位置なら、
なんの不利を受けることもなくスムーズなレースができました
隣にステラヴェローチェがマークする形になっても手ごたえが違いましたし、
あのコックスプレートで馬群に揉まれてもゴール寸前で差し切った脚を知っていれば早めに抜け出す必要もありません
後方から追い込んできた馬に併せて追い出してそのまま押し切ったのは、まさに横綱相撲でした
豪州以上に日本のGⅠでここまでの完勝なら、むしろマイルの方が合っていおり、
香港マイル史上最強馬ゴールデンシックスティが長年君臨していたから、回避していたことまで考えてしまいます
って書いたあとに、なんとゴールデンシックスティがなんと現役続行を表明しました!
ロマンティックウォリアーが安田記念を快勝したことは無関係ではないでしょう!
ロマンティックウォリアーのマイル路線阻止したい思惑と、ヴォイッジバブルの惨敗で、これから立て直せたら香港マイル界はまだこの馬が君臨できると踏んだのでしょうか?
話を戻すと、宝塚記念は残念ながら回避ですが、秋は最大目標は香港カップでしょうけど、その前に天皇賞秋やマイルCS制覇へ再来日するのか
もうどんなレースでもこの馬軸には考えられないですね
☆予想記事から今回の結果を検証
1:32.3(12.1-11.0-11.4-11.9-12.0-11.3-11.2-11.4)
(34.5-33.9)
ロマンティックウォリアーが順当にあまりにも強すぎたことで、
今回予想記事の書いたことから今回の結果を検証していこうと思います
これでは回顧というより反省会です(苦笑)
①当日最高気温20℃程度なら6歳以上牡馬が好走する
3着ソウルラッシュは稍重馬場なのに速い上がりが出る展開で、最後はナミュールにキレ味の差で先着され、この馬には展開不向きでしたが、
それでも3着に馬券圏内に入ったのは、上位3頭の力が違った、モレイラ騎手の相性の良さなどありますが、
来年以降も天候の要因もあるのかもしれません
②マイルCSとのズレ
この項目について、22年のマイルCでとんでもないキレ味を見せたものの、
昨年は折り合いがつかず惨敗したセリフォスはいくら調教で折り合いを意識しても、
前走超ハイペースだったマイラーズCよりかなりスローになり、外枠で折り合えるのか疑問と判断しましたが、バッチリ折り合っていましたね(汗)
しかし33.0秒の脚を使ってましたがスローペースで上位馬も同じぐらいの上がりを使ってましたので、位置取りが後ろすぎたのでしょうけど、
マイルCSのキレがインパクト大だったので、これ以上のキレ味を使えるのが限界だったのは、
ピークを過ぎたということも考慮に入れるべきなのか迷います
③府中マイルGⅠとのズレ
この項目について、フィアスプライドとナミュールは厳しいと書きましたが、
フィアスプライドは予想通りヴィクトリアマイルとのペース差で折り合いに苦しみましたが、
ナミュールは後方で脚を溜めて、上がり最速32.9秒で飛んできましたが2着でした
ロマンティックウォリアーに勝つには、好位置取りや馬群を割るような器用な立ち回りと、前崩れ展開になるしかないのですが、
高野厩舎の坂路での折り合いに特化した調教で立ち直り、マイルCS制覇まで成し遂げましたが、
ヴィクトリアマイルからよく巻き返したと思いつつ、
これ以上状態が良くても東京コースで速い上がりが使える馬が他にいる以上はこれが限界かなというのがみえてしまいました
④大系統ナスルーラ系を持つ馬は好走したのか?
勝ったロマンチックウォリアーと3着ソウルラッシュは血統的に納得でしたが、2着ナミュールは一本のみで薄めでした…
ただし、上位3頭はそれぞれ不安要素や弱点があるにも関わらず、しっかり人気に応えましたので、
血統のバイアスや調教の良し悪しを超えた決着では穴党の出番はありませんのよね(泣)
秋には3歳馬ジャンタルマンタルとアスコリピチェーノがマイル路線に加わってくるでしょう
この上位3頭にどこまでやれるのかを考える必要になりそうです
これで春のG1連続開催は一旦終了です
今後何を書くかについては、昨年同様新馬戦について書くことになりますが、
POGファン以外にも楽しめる内容にしたいと考えております
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また次回の記事でお会いできますように