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【競輪】2024年いわき平記念【GⅢ】注目選手をパワプロ風に紹介してみた

どうもゲンコツでございます

私は川崎記念プレビュー記事で注目選手を郡司選手、深谷選手、北井選手、山田諒選手の4人を挙げましたが、
川崎記念3連覇中の郡司選手が深谷選手の果敢な先行に乗って、見事に4連覇を達成しました‼

惜しくも準決勝で敗退した北井選手
東矢選手と佐々木悠葵選手相手にずっと脚を使い続ける状態では、
残念ながらゴールまで脚が残っていませんでした

しかし4日目はいつものように突っ張り先行を試みたところ、
近畿ラインが残り2週からずっと併走することで脚を使い続ける厳しい競争
残り1週で近畿ライン先頭の上杉選手を振り切るも、
すかさず関東ライン先頭の鈴木竜士選手が後ろから仕掛けるという苦しい展開でも、
北井選手は最後まで先頭で走り続け、見事に最終日は勝利を収めました

確かに強かったのですが、この相手だから通用したことで、
もっと上を目指すには、このレースでも捲るレースを少しずつ試してほしいのですが

そして南関以外の選手で取り上げた岐阜の山田諒選手は、最終日の特別優秀戦では単騎でしたが1着で終えました
車番に恵まれたことも大きいですが、次回も引き続き期待できる内容でした


さて決勝戦の予想ですが、見事に的中いたしました‼

実際の買い目は、
3連単 
2ー157=3(6点) 2-15-158(4点) 2-57-157(4点)

あと保険という意味で、
2車単8-12 1-8 2-3も追加しました

どんな展開になっても郡司選手が1着になると決めたことと
(万が一恩田選手が激走した時の2車単を保険で買いましたが、配当がそこそこ高いのもよかった)、
清水選手は松浦選手ではなく、自分が好走することも頭に入れて駆けるという予想だったのも大正解でした‼
(AJCCはアドマイヤハレーが最下位になったのとは大違い(苦笑))

予想では清水選手が南関ラインを分断する3つのパターンで予想しましたが、
①で取り上げた、松谷選手-堀内選手と清水選手ー松浦選手で競り合う形に

清水選手は郡司選手の位置を狙ってもいいとは思うのですが、
郡司選手がまず強いですし、地元川崎ということもあります

深谷選手の仕掛けに清水選手がちょっと遅れてしまったのは、
2割郡司選手、8割松谷選手という気持ちで走っていたと思われます

松浦選手はあっさり堀内選手の位置を奪いましたが、
清水選手と松谷選手との競り合いは残り半周近くまで続きましたが、
結局清水選手に軍配が上がりました

松谷選手はかなり奮闘したとは思いますが、
清水選手は松谷選手の位置の方が確実に奪えると判断したことは大正解だったと思います

最後の直線で清水選手と松浦選手が郡司選手に迫りますが、郡司選手がそのまま押し切りました
ただ、私は清水選手が松浦選手にギリギリ交わされないタイミングで仕掛けたように思うのです

そして交わせなかった松浦選手が旧Twitterで以下のことを発信しています

松浦選手が抜けなかったと発言していますが、
郡司選手も清水選手もやはり超一流ですから隙がないということでしょう

深谷選手の番手だった郡司選手、松谷選手とやり合った清水選手、
堀内選手の位置を楽々取れた松浦選手、
この中で一番脚を使ったのは間違いなく清水選手です

選手コメントから初日から腰痛がキツイとはいえ、
これだけ脚を使っても2着に健闘した清水選手は去年よりデキがいい、
パワーアップしているのは間違いありません

次走の静岡記念、G1全日本選抜競輪でも期待していいのではないでしょうか


1/25(木)~28(日)までいわき平競輪場でいわき平記念~いわき金杯争奪戦~GⅢが行われます

やはり注目すべきは、地元福島の佐藤慎太郎選手といいたいところですが、
和歌山記念、川崎記念と、絶好調時のような走りは見られませんでした

3週連続G3出走は正直調子を建て直すのは難しいはずで、ここも苦戦する可能性が高いです

そしてSS9人衆の新山選手、山口拳矢選手が病気欠場明け、
脇本選手は大宮記念で急性上気道炎で途中帰郷からの復帰明けと、
今開催は有力選手が欠場明けの選手が多い中、
私が注目したい選手は、やはり和歌山記念を制覇した大阪の古性優作選手と福井の脇本雄太選手、
そして地元福島の新田祐大選手と茨城の吉田拓矢選手です

脇本選手と古性選手はグランプリの記事で触れております


能力は高いものの、マイナス要素が多い新田選手

SS9人の常連で、全G1で優勝歴があるグランドスラマーで、長年五輪代表を務めてきた新田選手ですが、
今年は6年間在籍したSS9人から陥落してしまいました

これまで世界にも通用した類まれないダッシュ力で後方からまとめて捲り切るのが新田選手のスタイルですが、
昨年の新田選手は後方から捲れないと判断したら、
内を突いて少しでも距離損をカバーしたカマシ捲りを打ったり、
内を詰めようとした相手ラインの位置を奪うようなレースをしていました

しかし、古性選手や松浦選手や清水選手のようなレース巧者ではありませんので、うまくいかないことも少なくありませんでした

正直ラインで決めるよりも、常に自身の勝ちにこだわる意識高い新田選手にとって内を突くことは、
勝つために何をすればいいのか悩みが現れているということです

今年初戦の伊東温泉F1戦初日特選で、新田選手の高速捲りが出るかと思いましたが、
群馬の小林泰正選手の先捲りを交わせず2着終わったのは、私にとっては衝撃でした
小林泰正選手は絶好調とはいえ、まだG3を勝ったことがない選手
常に競輪界のトップサイクリストだった新田選手にとって厳しい結果だったと思います

新田選手はその後準決勝、決勝で珍しく逃げの手に出たのも、
初日の影響があったかもしれません

しかし決勝戦では愛知の藤井選手との長い先行争いを制したものの、
後方で脚を溜めていた単騎の神奈川の青野選手に捲られてしまいました
青野選手に展開が向いたとはいえ、この選手もG3を勝ったことのない選手
もう新田選手はラインの先頭では厳しいのでしょうか

今開催は脇本選手古性選手の近畿最強コンビ相手にさらに厳しい戦いが待っています
いまのピークを過ぎたと思われる新田選手がどのように立ち向かうのか見守りたいです


今年の活躍次第でシン関東の番手になりそうな吉田拓矢選手

吉田拓矢選手はSSから陥落した23年は厄年だったといえます
前半はG3も優勝できず、さらにオールスター競輪決勝で失格(暴走=競技規則11条)で2カ月の出走停止処分を受け、
欠場明け初戦の佐世保記念でも再び落車の原因による失格処分で2次予選敗退と散々な1年でした

24年は昨年の悪い流れを断ち切らなくてはならない吉田拓矢選手
初戦は平塚F1で優勝といいスタートを切れましたが、
レース内容は先行や捲り勝負というよりも、とにかく後方にならないように位置取りを意識した競走でした
決勝戦では相手ラインの番手を奪っての優勝でしたので、
本人はすでに追込選手転向の準備を始めているように思えます

眞杉選手がオールスター競輪を優勝できたのも間違いなく暴走した彼のおかげです
この流れで父も叔父も三男も四男も競輪選手の競輪一家である次男吉田拓矢選手が番手を固めたら、
関東の若手先行選手は彼のために駆けることは容易に察します

今開催は関東の有力先行選手が少ないので、厳しい戦いになると思いますが、
ここで結果を残せばさらに世代交代が進むことでしょう


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今後も競馬だけでなく、競輪記事も書いていきますので、
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