第41回ホープフルS~追切チェックとウマく買いたい3頭~
どうもゲンコツでございます
ついに中央競馬最後のGⅠホープフルSを迎えますが、
ただでさえ年末は忙しいというだけでなく、
最近全国各地でインフルエンザが猛威を振るっており、
私の職場でも例外ではなく、何人も休んでいる緊急事態を迎えており、
正直noteを書く余力がなくなっております
中央競馬はホープフルSの調教と予想記事、新馬戦、
さらに地方競馬は東京大賞典、
そして競輪グランプリシリーズとビッグレースが続きますが、
どの記事を書いてどの記事をやめるか正直悩みましたが、
だったらホープフルSは一つにまとめてやっちゃえと開き直りました‼
それでは第41回ホープフルSの追切チェックとウマく買いたい3頭を行いますので、
今回もよろしくお願いします
【追切チェックのポイント】
【追切チェックの評価マーク】
追切場所・追切表現の表記
【人気馬】
☆クロワデュノール
前走東スポ杯は大幅馬体重増にもかかわらず、
追切では馬なりとはいえ遅れると思ったらゴール寸前で先着するという、
新馬戦の勝利内容はフロックではないなと思わされましたが、
レースでも上がり5ハロンの持久力勝負の新馬戦とは違って、
上がり3ハロンのキレ勝負にも対応しての勝利で、まだまだ底を見せていません
今回の追切も1週前追切はゴール前でビッシリ追われ、
迫力のある馬体ですのでスパッと切れるよりもグイグイ伸びていました
今週は馬なりで素軽い走りを見せており、
3Fタイムは前走より速く、1週前と今週が変わらないということは、
前走より明らかに良くなっていますので、東スポ杯で負けた馬は非常に厳しいと思われます
ただ、トビが大きい馬ということですので、
同じくトビが大きいダノンデサイルも有馬記念でとても走りづらそうにしていましたので、
急なコーナーが苦手な馬が多いキタサンブラック産駒にとって、
初の中山コースをこなせるのか心配な面もあります
【評価】
相手筆頭にせざるを得ないが、内枠すぎると危ないかも
★マスカレードボール
前走アイビーSでの最終追切で道中マジメに走らず、
直線で慌てて差を詰めてなんとか併入したのをみて、
これなら新馬戦でマジメに走らなくても逃げ切り楽勝したピコチャンブラックでいけると思いましたが、
大逃げのシルバーレインを捕まえに行ったピコチャンブラックをマークし、
途中追いづらそうな場面馬あったにもかかわらず、
最後は上がり最速でキッチリ差し切りました
レースでも乗り難しい馬ですが、直線に入って最速上がりを出したことに驚きましたが、
今回も前走同様追切だけでは評価しづらい内容で、
併せ馬をやっていても、併走馬も手応えがラクそうでしたし、
3頭併せでこの馬の操縦性を高めようとしているようですが、
改善されるかは疑問に思えました
初の右回り、小回りの中山コース、多頭数で苦労する場面もありそうです
【評価】
追切内容、馬の強さ、適性が見えにくくて買いづらいが、
後方で脚を溜められた時は脅威
☆彡ピコチャンブラック
前走アイビーSでの最終追切で頭は高く、マジメに走っていないのに、
3F36.0、1F11.0というとんでもないキレ味を出しており、
新馬戦逃げて楽勝し、ココも通過点だと思っていたら、
直線でもたれていたマスカレードボールに差し切られてしまいました
しかしこの馬も直線でバランスを崩し、さらに追われてもフラフラし、
追われてからもズブそうな馬ですので、
この1戦で力を出し切れたとは思えない内容でした
1週前は3頭併せの真ん中、鞍上の川田騎手が騎乗、
さらにハミを替えたということで、
これまでで一番マジメに走っていました
そして今週の追切では馬なりでリズムよく走っており、
1週前の追切の効果が出ているのではと思うのです
ただ、2歳馬ですのでまだ信用できませんし、
キタサンブラック産駒ですので、急なコーナーが苦手な馬が多いので、
ここは一度様子を見たいです
【評価】
追切内容は明らかに良くなっても、レースでちゃんと力を出せるかは別
【ルメール騎手騎乗馬について】
★アマキヒ
念のため中山芝2000mの騎手成績は以下の通りです
国枝厩舎所属馬にルメール騎手が騎乗するだけでも人気しますが、
さらに国枝厩舎が苦手な新馬戦で逃げ切っただけに余計に人気しそうです
ただ、ルメール騎手が国枝厩舎との関係が非常に強くなったアーモンドアイの引退以降、
国枝厩舎所属馬の重賞成績は芳しいものではありません
特に2、3歳戦の牡馬で裏切ることが多く、
スプリングS、毎日王冠を勝利したシックスペンスはむしろレアケースです
ただ馬自身は新馬戦の内容は良かったと思います
外からきた他馬に行かせず自らハナを主張し、折り合いも問題なく、
スローペースで直線向いて差を少し広げてそのままかと思いきや、
外からロジャリーマインが迫ってきて2頭のマッチレースに
勢いのあったロジャリーマインが差し切るかというころで、
ゴール前でもう一度アマキヒがグイっと伸びて、
ロジャリーマインの追撃をわずかにしのぎました
そのロジャリーマインは次走中山芝2000mの未勝利戦で、
後方からひと捲りの圧勝劇でしたので、
ロジャリーマイン自身だけでなく、いかにアマキヒが強かったのかを証明したような勝ち方でした
スピード、折り合い、瞬発力、勝負根性、
どれも高いことを初戦から見せたのですから、
あとは調教でどれだけ調子が上がっているか気になるところですが、
新馬戦の追切に比べて直線での反応が鈍いですし、
3F、1Fのタイムも遅くなっているのがどうしても引っかかります
【評価】
ここはダメでも、次走以降も注目したい素質馬
【ジョーカー】
☆彡ジュタ
前走新馬戦勝ちながら、矢作厩舎と坂井騎手の師弟コンビで挑むだけに、
国枝厩舎とルメール騎手のアマキヒに負けないぐらい、
この馬も相当期待されている馬です
前走新馬戦はわざわざ東京芝1800mを選択し、
出遅れながらもすぐにスピードに乗ってすぐに前々に取り付き、
ペースは新馬戦にしては流れたとはいえ、道中は折り合いも問題なく、
直線半ばで逃げ馬を競り落とすと、そのまま押し切っての快勝でした
勝ちタイム1:48.0はクロワデュノールが新馬戦で出した1:46.7には敵わないものの、
昨年この馬と同様にこのコースにわざわざ遠征して、
同じコースの新馬戦を使って勝利したシンエンペラーの勝ちタイムが1:48.1ですので、
この馬もシンエンペラーのような活躍をする素質を秘めているかもしれません
ちなみにこのタイムより速いタイムで勝った馬は、
デンクマールとタスティエーラ、サリエラぐらいしかいません
(同じ矢作厩舎のタイセイクラージュも1:47.0で勝利しましたが、
その後勝てなかったのが気がかり)
1週前追切の一杯に追われた動きはメンバー中一番よく見えましたし、
実際3Fのラップが13.8-11.2-11.0と、非常にキレッキレのタイムでした
今週の追切も坂路を単走で馬なりでキビキビ走っていましたので、
前走より大幅に状態が良くなっているのは間違いないでしょう
☆彡ジュンアサヒソラ
新馬戦のタイム、次走の未勝利戦のタイムはあまりにも遅すぎて参考になりませんが、
前走東京芝2000mの未勝利戦で1:59.9というとんでもないタイムで勝利しました
このタイムよりも速い勝ちタイムで勝利した馬はどの馬も強いわけではないのですが、
3番手から抜け出して上がり3ハロン33.8秒で、最速馬とは0.2秒差しかなく、
さらにラスト3Fのラップが11.5 - 11.5 - 11.4と加速しているレースはほとんどなく、
この馬の持続力が非凡だといえるのではないでしょうか
新馬戦の最終追切が芝で、2戦目がウッドで、未勝利戦が坂路でしたが、
2戦目、3戦目と追切内容が良くなり、
今回の1週前追切では、一杯に追われている併走馬を何度も確認するほど余裕があり、
結局馬なりのままで大きく先着する動きを見せ、
全T82.0は自己ベストを更新し、3F、1Fも非常に優秀なタイムでした
今週も併せ馬で先週に比べて明らかに遅くてどうしてと思い動画を確認すると、
併走馬の鞍上の方がかなり大きい方で、一杯に追われてもまったくスピードが乗らず、
併走馬の3Fラップが13.8-12.5-13.2とあまりにも遅すぎたことで、
この馬のタイムもつられて遅くなったのだと思われます
今週の追切はともかく、1週前追切が本物の動きなら、
この馬も前走より大幅に状態が良くなっているのは間違いないでしょう
【危険馬】
★マジックサンズ
前走札幌2歳S以来の出走で、11/22からタイムを出し始め、
栗W/併/也で速いタイムを毎週出していたものの、
頓挫があったようで、1週間タイムを出すことができず、
1週前にもう一度一杯に追われて仕上げ直したようですが、
一緒にホープフルSに出走する同厩馬リアライズオーサムにわずかに先着しましたが、
今週も一杯に追われるリアライズオーサム相手に、
直線で仕掛けて併入に持ち込みましたが、
これまでの追切は中間でも馬なりばかりの調整だったのが、
1週前の一杯追いはともかく、最終追切で仕掛けしてしまったことがどうしても気になります
【評価】
まだ仕上がっていない可能性高い
あと鞍上の佐々木騎手の謹慎明けからの不振と高速馬場への対応に不安も
【まとめ】
新馬戦でとんでもないタイムで勝ったクロワデュノールですが、
前走東スポ杯では大幅馬体重にも関わらず勝って、
さらに今回馬体も絞れてさらに状態が良くなっているようです
この馬に勝つには、素質が高くキャリアの浅い馬か、
新馬戦に比べ馬の力が付いて追切が良くなった馬でないと難しいと思いますので、
ジョーカー2頭はその期待に応えてくれると信じております
今回もご覧いただきありがとうございます
それでは次回の記事でまたお会いしましょう
みんなでいい週末を迎えられますように‼