2023JRA賞について&2024/1/13~14 重賞追切注目馬
どうも、ゲンコツでございます
2023年のJRA賞が決まりましたが、満票はなかったものの、
年度代表馬イクイノックスを始め、どの部門も順当な結果に終わりました
あと、ウシュバテソーロが特別賞を受賞して良かったなと思いました
私はJRA賞でいつも気になることがあります
それはベストレース賞がないということです
プロレスファンでもある私ですが、
東スポプロレス大賞にはベストバウト部門があり、MVPと同等の価値があると思っています
プロレスと競馬を一緒にするなと思う方も少なくないでしょうし、
それが真っ当な意見だということも否定しません
しかし、〇etKeibaはファンが選ぶベストレース部門を創設していますし、
馬1頭の魅力だけでは競馬の魅力を語るには全く足りないと思います
ライバル馬、鞍上、調教師、厩務員、そして記者、ファンもひっくるめて、
それぞれのドラマがあるからこそ、
私はベストレース賞は必要であると考えております
あとベストレース賞が必要であると思うのは、
あえて票が割れそうな賞も作れば、どんな視点で選ばれたのか逆に楽しみが増えるのではと思うからです
投票した記者の中で、たまに予想される候補から大きく外れた馬に投票することで炎上することがあります
確かに過去には牡馬と牝馬を間違えるという、私でも許容できない投票をした記者もいますが、
逆に気付かなかった視点も見えたり、投票した意図を考えるのもおもしろいと思っています
今年、最優秀3歳牝馬に3冠牝馬リバティアイランドは満票にはならず、
エリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグに1票だけ入りました
確かに3冠牝馬の偉業に対して普通では考えられないことですが、
代表馬ではなく、最優秀ですので、キャリアも浅く全く底を見せていないブレイディヴェーグが強いと考えるのも不思議ではありません
最近の世の中は多様性という割には、あまりにも視野が狭い意見や、
もっとひどい場合だと、法治国家で、倫理上で判断できることを、
様々な手段で歪められた意見を目にすることがあります
この傾向は非常に危ういと思っているからこそ、
あえていろんな意見が飛び交う賞を創設するのもいいのではと思うのです
JRA理事長様、有馬や宝塚のファン投票もいいですが、
ベストレース賞のファン投票をやってみるとかなり盛り上がると思いますよ
話が逸れてしまいましたが、
私の2023年のベストレースは、ドゥレッツアが勝った菊花賞です
生で観られたジャパンC、JBCスプリントも素晴らしいレースでしたし、
心を揺さぶられたドウデュースが勝った有馬記念と言いたいところですが、ルメール騎手の恐ろしいまでの手綱さばきとそれに応えたドゥレッツア
ここまで自由自在に位置取りを変えて完勝するというレースは見たことはありません!
「人馬一体」とは、このレースのためにあるのかと思いました
まだ体質が弱いようなので、まずはいつでもいいので万全な体制でターフに戻ってきてほしいですね
昨年は競馬、競輪、そして野球、プロレスも素晴らしいレース、試合が多かったですが、
今年も素晴らしいレースをたくさん観られるといいですね
前置きが非常に長くなってしまい申し訳ございません
今週の3重賞の追切注目馬を紹介しますので、
今回もよろしくお願いします
追切チェックの評価マーク
高評価☆ 危険★ 急上昇☆彡 一か八か☆★
第61回愛知杯
☆ミッキーゴージャス
元々追切の動きは良い馬で、オークスでも狙いましたが、
レース以前に馬は疲れており、全く力を出せませんでした
追切とレースのオンオフの切り替えが下手なのか、常に前向きなのが弱点でしたが、
久しぶりに動画で栗東坂路の追切を確認しましたが、
川田騎手が騎乗してからは少しは大人になったみたいです
G1で通用するにはまだ気性が幼いですが、さすがにこのメンバーなら逆らえないでしょう
☆フラーズダムル
今回の出走メンバーで追切がいい馬は少ないですが、この馬の動きは良かったです
この馬の追切は栗東Cウッド単走ばかりですが、
今週の追切は久しぶりに併せ馬を行い、直線で先に鞍上の手の動いた併走馬相手に、
この馬もその動きに併せて先着できました
ちなみに併せ馬追切自体は、前回勝利したレース以来ですので、
このレースにかける意気込みは高いと思います
第64回京成杯
★バードウォッチャー
3冠牝馬アパパネの仔で、国枝厩舎なのに新馬勝ちするスケールの大きい馬ですが、
今週の美浦Dウッドの追切タイムはちゃんと追われて平凡ですし、しかも併走馬に遅れていますので、
まだまだこれからの馬ですので、長い目で見ていきたいですね
☆彡ダノンデザイル
ホープフルS2着のシンエンペラーが勝った京都2歳Sで、
後方から追い込んで0.1秒差の4着に好走しました
栗東坂路中心に追われているこの馬が、今回は栗東Cウッドの追切本数を増やしてきました
1週前は全体タイム自己ベストの追切を行い、今週の追切は併走馬カレンルシェルブル相手に、4馬身追走して併入しましたので、
動きタイムともに絶好調でしょう
逃げ先行馬が多いメンバーで、この馬の決め手が活きそうですので、
あとは長距離輸送をこなせるかどうかでしょう
第71回日経新春杯
☆★サトノグランツ
この馬は1週前栗東Cウッド併せ馬でしっかり追われ、当週が栗東坂路で折り合い重視という、
友道厩舎の勝負調教パターンでやることで結果が出ています(菊花賞以外は…)
1週前の栗東Cウッドで併せ馬を行い、併走馬に先着して格好は付けたものの、京都新聞杯ほどは動けていません
そして今週はなんと、いつもの栗東坂路ではなく、栗東ポリトラックコースで追い切られました
でもこの追切パターンって、ダービー、有馬記念を勝ったドウデュースと同じなのですが、
まず休み明けで動きが重いということに加え、この馬がドウデュースパターンが合うかどうかは、
正直この1戦を確認しないと判断しようがありません
☆シンリョクカ
阪神JFで後に3冠牝馬のリバティアイランドの2着になって以来、馬券にからむことはできませんが、
オークスは5着に健闘し、エリザベス女王杯は9着とはいえ、
内有利な馬場で外を回してもほとんど差はなかったのであれば、
まだまだ追いかけていきたい馬です
今週もいつも通り美浦Dウッドで併せ馬で先着できたこと以上に、
これまでで一番併せ馬がちゃんとできており、
これをきっかけに本格化してきてほしいです
今回も読んでいただき、ありがとうございました
今回の記事を始め、気にっていただければ、
💖を押していただけますと励みになりますので、
押していただけると幸いです
また次回もよろしくお願いします
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?