第44回ジャパンカップ~ウマく買いたい3頭~
どうもゲンコツでございます
予想記事を書いているとかなり長い時間となってしまい、
さらに日曜は競輪祭決勝戦もありますので、
新馬戦の記事を書く時間がなくなってしまいました
申し訳ございません
ホント時間はいくつあっても足りません
それではジャパンCの予想をやっていきますので、
今回もよろしくお願いします
まずジャパンCの追切チェック記事は以下をご覧ください
【レースのポイント】
☆土曜は風も影響した⁉
今日の東京芝コースは前々で決まったり、内で溜めて直線外に出して伸びる馬がいたり、
キャピタルSでは中団から外々を回したトロヴァトーレが押し切るところを、
さらに外からウィーターリヒトが差し切る展開になり、
レースが進むにつれ、前残りが決まらない展開になりました
なぜこうなるのかと考えたところ、芝の状態よりも風のせいではないでしょうか
土曜日の競馬開催中は北風4mと結構強く吹いており、
北風は競馬場でいうと、4→3角に向かって吹いていますので、
ここで前を走っている馬は向かい風の影響を受け、
直線で逃げ先行馬が伸びず、外から差し馬が届くということです
明日も北~北東の風4~5mの強風ですので、
逃げ先行馬には苦しい展開になるのではないでしょうか
☆外が伸びるということは
東京芝コースは向かい風で外が伸びるというなら、
東京芝1600mキャピタルSの好走馬を調べると、
どちらも3歳馬、芝2000m勝ちあり、さらに血統ではミスプロの多重クロスがありましたが、
芝2400mなら血統傾向が変わってきそうですし、
ちょっと調べてみてもバイアスはなさそうでしたので、
芝2400m適性がより強い馬を狙っていこうと思います
☆どの馬がペースメーカーになるのか
逃げ先行馬が苦しいのではと書きましたが、
まずこのレースは逃げ先行する馬が読めませんので、余計にどの馬も逃げたくないはずです
その中でも逃げそうな馬を探してみると、
ノーザンファーム産の中で人気がなく、先行したことがあるのがドゥレッツア、
大外枠で有馬記念でスタートを出して2番手からレースをしたスターズオンアース、
今週の追切で併走馬相手に先行したソールオリエンス、
この3頭は軸で買うのが怖くなってきました
特にスターズオンアースは大外枠になりましたので、
川田騎手は桜花賞以来の騎乗ですが、今の状態でどこまで折り合わせることができるのでしょうか
ちなみに川田騎手はこのコースの7,8枠の相性は良くありません
☆今年は騎手も馬も国際レース
近年は騎手は豪華な国際レースなのに、馬は揃わないなあと思ってましたが、
今年はオーギュストロダン、ゴリアット、ファンタスティックムーンと、
3か国の代表馬が揃いました
ちなみに今回ジャパンCに騎乗するルメール騎手以外の外国人騎手成績を調べてみると、
この5人の中で単勝回収率、複勝圏内ともに100%超はスミヨン騎手のみです‼
2019年だけの成績みたいなもので、鵜呑みにはできませんが、
外国人騎手の中でも期待できそうです
【高評価馬】
ゴリアット
スミヨン騎手騎乗のこの馬を高評価にしましたが、
もちろん騎手だけでなく、馬もかなり期待できます
今年夏の欧州2400mチャンピオン決定戦であるキングジョージを、
GⅠ初挑戦なのに勝てたこと自体驚きですが、
この馬はドイツ産のフランス調教馬、しかも騙馬という異色の馬で、
フランス調教馬でキングジョージを勝ったのは、
ディープインパクトのライバルだったハリケーンラン以来18年ぶりとのこと
(ちなみに騙馬がキングジョージを勝ったのは史上初とのこと)
それだけキングジョージはイギリスやアイルランド調教馬が強い一方で、
フランスの最高峰GⅠ凱旋門賞はソットサスやエースインパクトのような圧倒的な馬がいないと、
最近はイギリスやアイルランドの馬に勝たれ、ついにはドイツ馬トルカータータッソにまで勝たれるぐらい、
フランス競馬の地位が落ちている中でこれは偉業でしょう
相手もとんでもないメンバーで、後の凱旋門賞馬でどんな条件でも堅実に走るブルーストッキング(2着)、
22年BCターフ勝って以来低迷したものの、24年ドバイシーマCで復活し、
今年のBCターフも制覇したレベルズロマンス(3着)、
ジャパンCでも出走するオーギュストロダン(5着)、凱旋門賞3着ルクセンブルク(6着)、
そんな豪華なメンバーで、2着ブルーストッキングに2馬身以上の差を付けてたのです‼
またキングジョージでゴリアットに敗れた馬自身が遠征したドバイシーマC、BCターフなどで、
いまの日本を代表する馬を倒したのも、ゴリアットの強さがさらに際立ちます
血統的にはトルカータータッソに近く、全く狙えるような配合ではありませんが、
過去にジャパンCで好走した外国馬は、
シングスピールやピルサドスキー、ウィジャボードみたいな、
海外を転戦してどこでも結果を出している馬か、
アルカセットみたいにそんな強い馬を遠征して芝2400mGⅠを勝った馬で、
ゴリアットは後者となります
本当に強い馬は血統適性よりも各国の競馬場にフィットする走法ができる馬だと思っていますので、
同厩でキャピタルSに出走していたルノマドが、
出遅れても最後までジリジリ伸びて勝ち馬に1.3秒差まで頑張ったのなら、
この馬も力強く内から伸びてくるのではないでしょうか
【ジョーカー】
シュトルーヴェ
あまりにゴリアットについて熱く語ってしまいましたが、
ジョーカーはゴリアットと同じく騙馬のシュトルーヴェにしました
堀厩舎はノーザンの中でも気性が悪い馬を送られることが多い気がするのですが、
気性の矯正が見られない場合は騙馬チャレンジを積極的にやってくる厩舎で、
当然うまくいかない場合もありますが、この馬やチャックネイト、サイルーンのように、
騙馬になって追切の動きが良くなり、出走を重ねるとレースでも実を結び始めます
この馬もドゥレッツアに惨敗した日本海Sの後から騙馬になってから、
追切がグンと良くなり、復帰後いきなり東京芝2400mで勝利し、
その後日経賞、目黒記念と重賞2連勝と、
騙馬になって未勝利脱出し、たった4,5カ月でセントライト記念を勝利し、
ジャパンC4着まで上り詰めたレガシーワールドも天国で驚いたことでしょう
堀厩舎は追切前の乗り込み量が豊富で、最近は追切でも猛稽古しているのを見かけますが、
この馬も猛稽古を積んだことで結果に現れてますので、
レガシーワールドを猛稽古でジャパンCを勝利させた戸山調教師も、
この馬の活躍に喜び、天国で応援しているはずです
騙馬になってからここまで結果が早く出るということは、
この馬のポテンシャルはGⅠレベル相当であり、
初のGⅠ挑戦だった宝塚記念は、初めての長距離輸送、初めての中4週、
さらに重馬場で全く力を出せず、
ゴリアットのようにはうまくいきませんでしたが、
しっかり間隔を開けて、追切も美Wで6本も速いタイムを出しており、
得意の東京芝2400mなら一発あってもおかしくありません‼
【危険馬】
ジャスティンパレス
ジャパンCでは重馬場でないと好走するのが難しい坂路調教だけの馬で、
さらに5歳のディープ産駒となると、本当に上積みってあるのでしょうか
今回もご覧いただきありがとうございます
それでは次回の記事でまたお会いしましょう
みんなでいい週末を迎えられますように‼