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第74回安田記念~ウマく買いたい3頭~

どうもゲンコツでございます

鳴尾記念は人気のロードデルレイがまさかのレース直前で取消...
狙っていたヨーホウレイクの単勝が、知っていれば絶対に買わないオッズ2.5倍まで急落...
結局展開通りきっちり差し切って1着となりましたが、単勝を当てても虚無になったのは今回が初めてかもしれません
ダービー馬になれる逸材とさえ思っていたロードデルレイが、次走ダノンデサイルのように元気な姿で強いレースができるよう願っています

その悔しさを東京最終レースでランタナヒルズの単勝にぶつけましたが、ここまであっさり勝てるとは思いませんでした
するとヨージ・フナヤマさんが、単勝に加え、3連複まで当てるとは‼
単勝のみだった私ですが、同じ穴党でもあの方には勝てそうにありません

それでは安田記念の予想に入りますので、今回もよろしくお願いします


まず安田記念の追切チェック記事は以下をご覧ください


【レースのポイント】

☆当日は小雨が長く降ることよりも…

明日は一日中小雨が降りそうなのですが、それよりも驚いたのが最高気温21℃、この時期にしてはかなり涼しいです

こんなに涼しかったのは最高気温が23.5℃だった2016年以来です
いかにいまの日本が温暖気候ではなく、亜熱帯化しているというのがわかります

それまでの年の好走馬を調べてみると、2018年以降から全く好走できなくなった6歳牡馬がバンバン好走しているのです
おっさんにとってこの時期の蒸し暑さの中、マイルの高速決着に付いて行くにはしんどそうですが、
雨とテンから速い馬がいないことで、どちらも不安も解消されそうで、
今年は久しぶりにおっさん馬(6歳馬以上)の好走に期待します‼


☆リピーターとマイルCSの関係

よく同じマイルGⅠでも安田記念とマイルCSとは傾向が違い、
そして同じ府中マイルでもNHKマイルC、ヴィクトリアマイルにもズレがあります

安田記念とマイルCSをどちらも制覇したモーリスインディチャンプですが、
まずは上がり33秒を切るぐらいのキレ味を使えること、そしてGⅠでは上がり最速でなくても前々で押し切れるキレ味があることです

22年マイルCS1着、昨年安田記念2着のセリフォスですが、昨年のマイルCSは惨敗しました
安田記念以来のレースで、脚を溜めることができなかったのが敗因でしょう
マイラーズCでは脚を溜めることができて2着に好走できたので、川田騎手もマイルCSの二の舞だけは避けたいはずです

しかし、小雨稍重馬場なのにマイラーズCの前半1000m57.1秒という超ハイペースは、折り合いを付けるには楽勝だったでしょうし、
安田記念は外枠を引いたこと、マイラーズCよりペースが遅くなるので、
昨年のようなキレ味を出すにはかなり難しいレースになりそうです


☆リピーターと府中マイルGⅠの関係

NHKマイルCを制覇し、3歳から3年連続このレースに挑戦し、惜しくも届かなかったシュネルマイスターですが、
阪神開催のマイルCSでは好走できたものの、京都開催ではいいとこなく敗れました

NHKマイルCは将来スプリンターになりそうな馬も出走しますのでペースが速くなりがちで、後方でも決め手があれば好走できるのですが、
安田記念はペースが遅くなりがちで、この馬のキレ味では届きませんでした

いや23年の毎日王冠3着のレースからも、この馬はちょっとでも仕掛けたら伸びない馬ですので、
キレ味では牝馬に負ける、持続力なら中距離馬や器用な馬に負けるような難しい馬をルメール騎手非常にうまくエスコートしたなと思います

ヴィクトリアマイルも同様で、ペースが遅い時は継続して好走しやすく(不利を受けても僅差だったソングラインの例もあります)、
ペースが速い時は失速した先行馬が巻き返すのは、安田記念はペースが遅くなりがちだからでしょう

今年は厳しい流れでしたので、まずフィアスプライドは厳しいでしょうし、
展開関係なく敗れたナミュールは状態がさすがに良くなっていますが、馬群がバラけ易い京都と違い、後方からまとめて差し切れるのでしょうか


☆女傑2頭の血統を比べると

グランアレグリアアーモンドアイの近年を代表する女傑同士が対決した2020年ですが、
芝2400までいけるアーモンドアイにとって、スプリント戦まで対応できるグランアレグリアのスピードには敵いませんでした

その差を何なのか血統的に考えると、ボールドルーラーを代表とする大系統ナスルーラ系の影響だと思うのです
グランアレグリアの母父タピットはボールドルーラー系の大種牡馬で、アメリカダートに多大な影響を与えています
(アーモンドアイも持っていますが影響は薄いです)

そして他の好走馬にもボールドルーラー以外のナスルーラ系の血を2本持っている馬が多いです
(シュネルマイスターは一見合ってなさそうなネヴァーベント系の血が2本あります)


【高評価馬】 

ヴォイッジバブル

ロマンティックウォリアーじゃない方の香港馬です
ずっと香港最強マイラーゴールデンシックスティを追いかけ、香港マイルでついに0.2秒差まで追いつめ、
そして前走チャンピオンズマイルでついに追い抜いたのですが、残念ながらビューティーエターナルの逃げ切りを許し3着に敗れました

ただ、私はドバイターフ帰りの疲れが敗因だと思うのです

ドバイターフは初めての海外遠征だけでも大変なのに、左回り、ナイターは初めて、苦手な距離、レースでは併走していた馬が落馬するなど、
何が何だかわからぬまま、ただ疲れるために行っただけに終わりました

本来の力を出せば、香港マイルで今回の人気馬全てに先着してますし、
さらに今回騎乗するパートン騎手なら、ロマンティックウォリアーが最も得意とする芝2000mでも接戦に持ち込めるぐらい強いのですから、
海外輸送は2度目で力を発揮できれば、惨敗することはないと思うのです

海外馬のフェアリーキング系は距離が違えど、ウルトラファンタジー、ファルブラヴが日本芝経験なし、しかも良馬場でも1着になっており、
さらにウルトラファンタジーはこの馬と同じ調教師が管理していましたので、
別に重馬場でなくてもここでGⅠ初制覇してもおかしくありません

【ジョーカー】

エアロロノア

もしヴォイッジバブルが前を潰す展開になるようなら、一昨年のこのレースで最速上がりを出したこの馬がジョーカーです
一昨年は7着とはいえスタートで出遅れ、直線だけで追い込んで1着と0.2秒差ですし、
それ以降もどんな相手コースタイムでも0.5秒差以内で、前走去勢放牧明けで0.7秒差の4着でしたが、
超ハイペースで追走が大変だったものの、最後追い込んだ脚は見どころはありました

今回叩き2走目で、栗坂路での追切でこの馬ではめったに出せない後傾ラップで駆け上がる姿は、
これまでで一番動きが良く、去勢効果がバッチリ現れています‼

ちなみに血統はボールドルーラー系の血が2本、そしてノーザンダンサー系の血が5本、さらにリボー系の血まであるので、
いかにも穴で激走しそうな血統です

ニッポンの騙馬を舐めるなよ‼と怒りの激走に期待しましょう

【危険馬】

セリフォス

別にナミュールでもいいのですが、外枠を引いたことがマイナスです
あと最近の川田騎手の使命は、モレイラ騎手を勝たせず日本の競馬を守ることだと勝手に思ってますので(苦笑)、
その使命を達成できるのかにも注目します


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今回も読んでいただき、誠にありがとうございました
また次回の記事でお会いできますように

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