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第91回東京優駿(日本ダービー)総括&第74回安田記念1週前追切注目馬

どうもゲンコツでございます

東京優駿(日本ダービー)の予想記事はコチラをご覧ください

ウマニティの予想はコチラをご覧ください

【高評価馬】 ジャスティンミラノ 2着
【高評価馬】 シンエンペラー 3着
【ジョーカー】ゴンバデカーブース 13着
【ジョーカー】サンライズジパング 12着
【危険馬】  シックスペンス 9着 


☆ダービーは予想家にとっての期末試験!?

クラシックの最後は菊花賞ですが、やっぱり来週から2歳戦が始まりますので、
オークスデー、ダービーデーは、この一年、どれだけ競馬をしっかり見てきたかという期末試験だと思っています
もちろん追試となる目黒記念も勉強する必要がありますが(笑)、ダービーで当たった方が気持ちがラクなのは間違いありません

そんな私の今年のダービーは、ウマニティ予想上では当てられなかったのが心残りでしょうがありません

高評価馬同士の馬連ワイド1点を買うのはリターンがイマイチですし、
気持ちはこの2頭よりもジョーカー2頭、特にゴンバデカーブースに気持ちは向いており、
馬券も完全にそっちに重きをおいてしまいました

ダービーはウインズ石和、
ボートと競輪はサテライト双葉で買いました

馬券を購入後、サテライト双葉に移動し、グリーンチャネンネルが観られるフロアがあるんです

中央競馬の馬券は買えない施設ですが、
レースの時は多くの方が観戦してましたし、
すでに購入している方ばかりでした
さすがギャン◯ホイホイ施設!

パドックを見てますと、ダノンデサイルはパドック次第と書いていたことを思い出し、またパドックが良かったもんですから、
ウインズ石和で買っていた馬券を見返した時に、今さら高評価馬2頭から3連系を流してないことに気づき、
慌てPATで追加購入したおかけで拾えるとは思いませんでした

三連複も買っておいて良かったと、
これほど思ったことはないです(泣)

結局はダービーは、予想は一応合格、買い方は再試ですので、効率の良い買い方を探し続けるしかありません

ダービー並みに気合を入れていた目黒記念は、激推ししていたバラジが最後まで見どころはあったものの、的中とはなりませんでしたが、
今年はずっと悔しい思いをしてましたので、本当にダービーを的中できて良かったですが、
次の世代のクラシックに向けての戦いは来週から始まりますので、
回顧をとっとと書き終えて、来年のクラシックに向けて2歳馬を調べて行こうと思いますが、
書き終わったらなんと5000文字オーバー、いつもより書いてるやん‼


☆ノリさん、アンチエイジングルーティンを教えてください‼

スタートしてハナを切ったのは、コーナーを外々回されるのを嫌ったエコロヴァルツでしたが、
もしエコロヴァルツが岩田騎手でなかったら、ダノンデサイルが逃げていたのではないでしょうか

ただ私はダノンデサイルが逃げていたら、3~4コーナーで強い南風をまともに受けてしまいますので、
直線まで持たなかったのではないかと思うのです

横山典騎手はどうせ人気薄だからとりあえず逃げてみるかという騎乗もしますが、
除外になりましたが皐月賞で逃げたメイショウタバルの離れた番手を元々狙っていたか、
オークスでショウナンマヌエラで逃げることができなかった岩田騎手が、
ダービーこそ逃げるとまで読んで前々でレースをすると決めていてもおかしくありません!

もし有力馬で逃げたとしたら目標にされますので、もっと早めに来られてたでしょうから、
この一か八かの作戦を取るには最高の状況だったのでしょう

普通は年を取ると体力だけでなく、とっさの反応への思考と反射も遅れるのですが、
ノリさんは本当に衰えないですよね、うらやましいです...


☆ダービーでスローなら捲りに行くのは当たり前

2:24.3(12.5-11.4-12.4-13.1-12.8-12.6-12.7-11.7-11.3-11.1-11.2-11.5)
(62.2-56.8)

誰も逃げる気もなかったですし、逃げているのが人気薄の馬、
しかも周りには武豊騎手、横山典騎手、戸崎騎手、レジェンドジョッキーがどっしり構え、
その後ろにはジョッキー界の若頭、武豊騎手の4500勝での表彰式でルメール騎手にさえ指図した川田騎手がいれば、
ベテラン騎手でもその流れに絡みづらい状況になってしまいました

前半1000m62.2秒と出た時点で、すぐに捲りに行く騎手がいると思いましたが、
最初に上がっていったのは予想通り捲りが大好きなミルコ騎手のコスモギュランダでしたが、
パトロールビデオを観てみると、この馬は出遅れて後方からだったのですが、
2コーナーから外に出して、最初から捲る気マンマンのレース運びには笑いました
こんな形式美のようなスムーズな流れ、ミルコ騎手が最初から決めていたのでしょうかね(苦笑)

当然すみれSでミルコ騎手が捲りとはこういうことだと教え込んだサンライズアースもすかさす上がっていきましたが、
4着に激走したのは、やはりダービーで捲って勝ったレイデオロ産駒の血統なんですかね

その一方でスローで掛かっていた馬がたくさんいましたが、
特に辛そうだったのが外枠のためずっと外々回っていたゴンバデカーブースショウナンラプンタです
いつ上がって行ってもおかしくないぐらい掛かっていましたが、松山騎手と鮫島駿騎手はよくガマンさせたと思います
結果は残念でしたが、このガマンが次走に活きればいいのですが


☆ベテランジョッキーたちが仕掛けた罠

ただ前にいたベテランジョッキーたちも当然捲ってくるのは読んでいたでしょうから、
捲ってくる馬たちに罠を仕掛けていました

なんと後半1000mが56.8秒というとんでもないタイムで走っていました‼
同じ捲り展開でしたレイデオロが勝った時の後半1000mが59.1秒ですので、
いかに今年の後半1000mがどれだけ速いかわかるはずです

※ちなみに近年後半1000mのタイムが一番速かったのが、シャフリヤールが勝った年の57.0秒でした

当然後方で脚を溜めていた馬もなし崩しに脚を使っているわけで、
溜めて溜めて上がり32秒台を出す馬でない限りはムリですし、強い追い風でも吹かない限り不可能です

捲ろうとした馬は強い向かい風を受けていたこともあり残れなかったわけです
むしろよく粘ったと言えるサンライズアースとコスモギュランダは今後もっと強くなるかもしれません

どちらも昨年デビューの新種牡馬産駒で、代表産駒になる予感がしますので、今後もこの2頭は見守っていきたいと思います


☆府中捲り戦法を産み出したルメール騎手が捲れなくなった

捲って勝ったレイデオロに騎乗していたのが、今回レガレイラに騎乗していたルメール騎手で、
直線が長く、大舞台のダービーでも捲ってもいいんだといことを証明し、
その後東京の中距離コースで捲る展開が増えたのは間違いなくこのレースからです

今回レガレイラでも同じ戦法をすればいいのにと思う方もいるかもしれませんが、
同じ牝馬でダービーに挑戦したサトノレイナスは、早めに2番手の位置まで上げるレースをして5着に敗れてますし、
ホープフルSや皐月賞で仕掛けた瞬間一気に加速するような馬に、追切でもできないことをやるはずがありません

GⅠ勝利を量産するようになったルメール騎手は先行でも追込でも、
とにかく脚を溜めてキレを活かして上がり最速で勝つレースをしてきました
イクイノックスが勝った宝塚記念で、後方から捲って勝ったレースを苦しいレースと表現したのは、
本当はそんなレースをしたくなかったのでしょう

ルメール騎手がオークスで非常に相性がいいのに、ダービーではイマイチなのは、
オークスの時にも書きましたが、ルメール騎手はオークスの勝ち方が熟練していますので、
ダービーで牝馬に挑戦するのはやめてほしいというのが本音でしょうか
(でも木村厩舎や国枝厩舎の依頼なら絶対断れませんよね)


☆各馬について軽く触れます

1着ダノンデサイル
まず皐月賞は跛行で取消しになったとはいえ、1週前追切がめちゃくちゃ良かったのに、
陣営にとってデキが良くなったというコメントには驚きました

まだ本調子でもないのに、後半1000m56.8秒に1番対応できたのがこの馬です
それを考えると、この馬は今後どんな成長を遂げるのか楽しみでしょうがありません!

あと後半1000m56.8秒、このタイムは今後いろんな方面で大きく影響します

例えばエピファネイア産駒の得意戦法、今後の中距離レースでのラップの刻み方、後半1000mタイム計測でのレース比較など、
後半1000mラップは私も取り入れていきたいのですが、残念ながら上がり3ハロンと違って調べるのはハードルが高く、
JRA様、各馬の後半1000mのタイムも公表してください‼

2着ジャスティンミラノ
スタートしてしばらくリキんだのは痛かったですが、それ以外は運がなかったとしか言いようがないです
今日の青嵐賞でキズナ産駒が勝った時は、キズナ産駒はこのコースを勝ったことがないと書いたことを後悔しましたが、
勝ちきれないのではと書いた私の予想は間違ってなかったとホッとしました

3着シンエンペラー
スタートダッシュが鈍く最初から追ってようやく中団を取れただけに、
この馬がもし内枠だったらと思うような内容でした
ただこの馬はやっぱり強いです、2歳からずっと追いかけてきてよかったです

凱旋門賞に挑戦するようですが、血統が合うから大丈夫ではなく、
まずはフランスの馬場に合った走り方ができるのかに注目したいです

※4着サンライズアース、5着レガレイラ、6着コスモギュランダは以前の項目で触れています

7着シュガークン
今年デビューなのにここまでハードなローテ、追切をこなしたのはさすがキタサンブラックの半弟です
ダービーは追切の時点でお釣りがないことがハッキリしてましたのでしょうがないです
決して弱い馬と思えませんので、あとは気性の成長を待つだけです

9着シックスペンス、15着ショウナンラプンタ
一瞬のキレ味しかないキズナ産駒の二頭にとって最悪のペースでした
今後距離短縮でトライアル番長の予感

11着アーバンシック
スワーヴリチャード産駒は大一番で弱い疑惑が深まる結果に
今後産駒は2歳戦やトライアルで狙い目となるのでしょうか

13着ゴンバデカーブース、14着ダノンエアズロック
堀厩舎の2頭は、パドックの時点で気性が怪しかったですし、
内で脚を溜められず、そして何よりも長く脚を使う展開は向いてなかったです
デビュー前から追切が良かった馬ですから、早熟で終わってしまうかどうかは、次走以降どう調整するかが非常に大事となります


☆安田記念1週前追切注目馬

お待たせしました安田記念の1週前追切注目馬について発表します

安田記念の1週前追切注目馬は、コレペティトールです

安田記念の1週前追切もダービーに負けないぐらい気合の入った追切をやっている馬が多いです
香港史上最強馬ロマンティックウォリアー、昨年香港マイル2着のヴォイッジバブルが参戦するからなのか、
それとも6~7歳馬たちがGⅠ勝利へのラストチャンスということで、悔いをない仕上げで臨みたいという一心なのでしょうか
どっちにしろ、ダービーに負けないぐらい楽しみな一戦となりそうです

香港馬を返り討ちにしたい日本馬のリーダー格セリフォスソウルラッシュは、
前者は栗CW全体タイム78.9秒、後者はラスト1F10.9秒を叩き出し、
香港馬に絶対負けられない意気込みを感じます

強力な日本馬に加え、香港馬にも立ち馬わなければいけない穴馬だって負けていません

ウインカーネリアンが美DWで全体タイム78.8秒というとんでもないタイムで驚いていたら、
ステラヴェローチェが栗CWでそれを上回る全体タイム77.2秒を叩き出しました‼

そんなラストチャンスに賭ける馬たちに気持ちが傾きそうになるのですが、
今年の京都金杯で重賞初制覇したこの馬は、前走マイラーズCで惨敗しましたが、その時の追切があまりにも悪すぎました

元々栗坂路で終いバタバタになる馬とはいえ、1週前の栗坂路で一杯に追われても全く伸びないですし、
当週もゴールまで追われても変わらずではそりゃ惨敗は確定でした

しかし今回は一叩きされて、栗坂路での2週前追切で全体タイム50.9秒で、自己ベスト叩き出し、しかも加速ラップとガラリと一変しました‼
1週前追切でも後傾ラップでしたので、調子がいいどころか、明らかに成長しているのではないでしょうか

横山典弘騎手が史上最高齢でダービーを制覇をし、息子たちにかっこいい姿を見せましたので、
今週は岩田康成騎手が息子の望来騎手にかっこいい姿を見せてくれないでしょうか


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