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第60回札幌記念追切チェック

どうも、ゲンコツでございます

今週は夏競馬唯一のGⅡ札幌記念が行われますが、正直GⅠみたいなものですので、久しぶりに追切チェックの記事を書くことにしました

久しぶりですので書いていくうちに段々思い出しつつ、これまでよくこんな長文を睡眠時間削って毎週書いて、
しかもほとんど馬券を外し続けるという仕打ちを受けてきましたので、
改めてなんのためにやっているのか自問自答しております

それでは第60回札幌記念の追切チェックを行いますので、今回もよろしくお願いします


追切チェックの評価マーク

・高評価☆ ・危険★ ・急上昇☆彡 ・評価難☆★

※この評価は「あくまで」追切での評価であり、
他の適性次第で凡走する恐れがあり、その場合は各馬の説明でなるべく触れております

追切場所・追切表現の表記

・栗CW:栗東Cウッドチップコース
・美DW:美浦Dウッドチップコース
・栗坂路/美坂路:栗東/美浦坂路コース
・栗ポリ/美ポリ:栗東/美浦ポリトラックコース
・栗芝/美芝:栗東/美浦芝コース
・単:単走、2/3:2頭/3頭、併:併せ馬
・内/中/外:併せ馬での馬の位置
・前:併走馬相手に先行する、併:ずっと併走、追:併走馬相手に追走する
・先/入/遅:先着/併入/遅れ
・也:馬なり、杯:一杯、強:強め、直線追:直線で追われる
・全体タイム/上がり3ハロン/上がり1ハロン:全T/3F/1F

【人気馬】

☆彡プログノーシス

前走QE2世Cから3カ月以上開いたレースとなりますが、7/14からタイムを出し始め、栗CWは2本乗り込まれてます
金鯱賞で初めて中間併せ馬なし、集中力に欠けたようにみえ不安を感じましたが、昨年の札幌記念を上回るパフォーマンスで圧勝と、
この馬が好きなのにもかかわらず、私にとって恥ずかしい結果となりました

1週前は強めで追われ、最初は金鯱賞以上に荒ぶっていましたが、その後は集中して前へ前へと首を低くして前進気勢があります!

昨年は函館に移動してからも函館芝併内也をやっていたのに、今年は馬なりでサッと流しましたが、
1週前の動きがあれだけ良かったですし、不良馬場で強く追われる方がむしろ不安になりますので、全く問題はないと思われます

これまで間隔を開けてずっと結果を出しており、むしろ叩き2走目の方が反動で心配ですので、
このメンバーでこの動きなら連覇する可能性は高いのではないでしょうか


★シャフリヤール

昨年に続きドバイシーマCからの出走ですが、昨年はいつもの調教内容とは違い、併せ馬を何本も行うという急仕上げな内容で、
しかも当週では一杯に追われているようでは、全く仕上がっていないんだろうなと思ったら、案の定11着と惨敗しました

今年は7/20に函館Wで時計を出し始めてから、併せ馬は先週と今週の2本、しかも馬也での調整と、昨年よりも予め仕上げてきているなと思います

しかし、今週の函館Wの併走馬は3歳未勝利馬で、一杯に追われたこの馬相手に先着したと言っても、
不良馬場とはいえ追切タイムが2歳馬でも出せそうなタイムだったのは、
まだ仕上がっていないか、時計が掛かる馬場はダメというのが改めて証明されたのではないでしょうか

全く旨みのないオッズでしょうから、ここは買ってもしょうがありません


☆ボッケリーニ

重賞ならどんな条件でも決して崩れることのないGⅡ番長ですが、初の北上には驚きました

栗CWで2週連続併せ馬で一杯に追われて遅れてますが、この馬は遅れても好走するタイプですので、その点は全く問題ありません

1週前は栗坂路で併走馬相手に馬なりで先着してから札幌に入り、今週は札幌芝併内先と、ここはサッと流した調整でした

もう8歳馬なのであとは力関係とコース適性でどうなるかといったところですが、
直線が一気に短くなり、しかも平坦なこのコースで、芝2000mだと位置取りが後ろになりがちなのが気になります


【ゲンコツの個人的に気になる馬】

☆ドゥラエレーデ

2歳から追切タイムは超抜でも、ずっと折り合いが悪く、気性の悪さで安定した走りができませんでしたが、
3歳秋からようやく気性が安定するようになり、チャンピオンズC、東京大賞典と好走したものの、
フェブラリーSの栗坂路で暴走ともいえるタイムを出したせいか惨敗し、その後ドバイWCでは大健闘の5着の後休養し、
前走エルムSから復帰して追切はどうなのか心配でしたが、しっかり折り合えたことで2着に好走しました

中1週ですが、今回も折り合っており、足取りも軽く全く問題ありません

ドバイWCでウィルソンテソーロと接戦、デルマソトガケに先着したのですから、もしかすると輸送が短い滞在競馬は合っているのではないでしょうか

エルムSは函館で調整、今回は札幌で調整されてますので、芝替わりと相手強化の不安よりも、
輸送がない今回でさらに力を発揮できるようなことがあれば一発あると思います


☆彡ステラヴェローチェ

安田記念以来の出走ですが、なんと札幌競馬場で追切タイムを出したのが8/10と、レースまであと1週間しかありません!
今週の追切は札幌芝単也と非常に軽いですが、この馬は追切で馬なりでも好タイムが出るタイプで、
屈腱炎で長期休養から復帰後はかなり負荷を掛けた追切を行ってきましたが、
ここまでリラックスした素軽い動きを見せたことに驚きました!

これはノーザンファームの施設で充実した調整ができた証拠ではないでしょうか

ターフに戻ってこられただけでもすごいのに、復帰後に勝利し、大阪杯でも出遅れても4着と好走しているだけに、
さらに調子が上がっているのなら、重賞で勝ち負けするだけの力はあるのではないでしょうか


☆トップナイフ

菊花賞の後ひざの手術をし、前走函館記念から帰ってきました

前走の動きは前進気勢は感じられませんでしたが、一叩きされてキビキビとした動きが戻ってきました!
特に1週前の札幌ダ単也の小回り向きのキビキビした動きは非常に良かったです!

あとは昨年より斤量増と札幌不慣れな田辺騎手がどうなのでしょうか
(もしここがダメならダートもありかも)


今回もご覧いただきありがとうございます
それでは次回の記事でまたお会いしましょう


みんなでいい週末を迎えられますように‼


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