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第25回チャンピオンズカップ~追切チェック~まとめ追記版
どうもゲンコツでございます
追切チェックで結果が出ておりませんので、
もう一度追切に対する考え方を見直し、そして記事の構成も見直しました
①取り上げた馬は1週前と今週の追切内容を最初に明記
②これまで通り人気馬(1~3番人気)はすべて取り上げる
③追切パターン変更、追切の動きが良くなった馬だけ取り上げる
まだnoteで競馬記事を書き始めて、2年も経っていないペーペーですし、
今後もトライ&エラー、PDCAを繰り返すだけです
それでは第25回チャンピオンズカップの追切チェックを行いますので、
今回もよろしくお願いします
※まとめが抜けておりましたので、
11/28(木)23時45分に追記させていただきました
大変申し訳ございませんでした
【追切チェックの評価マーク】
☆好調🐴 ★不安🐴 ☆彡急上昇🐴 ☆★評価難🐴
※この評価は「あくまで」追切での評価であり、
他の適性次第で凡走する恐れがありますので、
その場合は各馬の説明でなるべく触れております
追切場所・追切表現の表記
・栗W:栗東Cウッドチップコース
・美W:美浦Dウッドチップコース
・栗坂/美坂:栗東/美浦坂路コース
・栗P/美P:栗東/美浦ポリトラックコース
・栗芝/美芝:栗東/美浦芝コース
・単:単走、2/3:2頭/3頭、併:併せ馬
・内/中/外/左/右:併せ馬での馬の位置
・前:併走馬相手に先行する、併:ずっと併走、追:併走馬相手に追走する
・先/併/遅:先着/併入/遅れ
・也:馬なり、杯:一杯、強:強め、直線追:直線で追われる、仕掛:仕掛ける
・全体タイム/上がり3ハロン/上がり1ハロン:全T/3F/1F
【人気馬】
★レモンポップ
・1週前:美W/2併/外追/直杯/先
・今 週:美W/単/強
前走南部杯の最終追切、3頭併せで遅れてしまい、かなり不安を感じたと思われますが、
実際この馬が併せ馬で大きく先着するような動きは元々しないですし、
レースではスピードの違いで逃げて、他の馬が並ぶまもなくゴールしますので、
馬も抜かすという気持ちがなくなるからこうなったのではと思いました
南部杯はハナを切れたことでこの馬のいつもの競馬となり逃げ切ったものの、
スタートからゴールまでペプチドナイルに付きまとわれる厳しい戦いでした
ひと叩きされて、まさかココが引退レースと発表されたときは驚きましたが、
1週前追切は併走馬を外から追いかけて、大きく先着するという、
これまでになかった豪快な追切をやってきました!
今週はなんと単走とこれまた珍しく、しかも強めに追われるという内容で、
引退レースで出し惜しみしないつもり攻めてきたのでしょうか?
ただ、元々田中博康厩舎の新馬戦の記事で、
この厩舎は追切本数を増やして馬なりで調教を積むことが多く、
強めや一杯で追われると結果が出ないと書いたことがありますが、
強く追った割に昨年よりも追切タイムが出ていませんので、
まさかこの馬にもそれが当てはまるのではないかと不安になってきました…
☆★ウィルソンテソーロ
・1週前:美W/単/也
・今 週:美坂/単/強
条件戦を使っていた頃は、坂路で馬なり調教しかやっておらず、
4歳になって重賞挑戦するようになってから、
ウッドコースでも乗り込まれ、速い時計まで出すようになりました
馬がしっかりしてきたことで、さらに鍛えることができ、
交流重賞3連勝、JBCクラシックin大井は、超力の要るダートに苦しみましたが、
昨年このレースでGⅠ初挑戦でいきなり2着と大穴を開け、
その後は大井、ドバイ、ソウル、佐賀と、
どこに行っても崩れることがないぐらい成長しています
しかし、1週前も今週もどちらも単走というのは珍しく、
負荷を掛けることよりも調子の維持に努めるのが当然だと思いますが、
実は条件戦時代、そして昨年のこのレースでも1週前追切は併せ馬をやっていました
あと美Wで1F12秒台でセーブしたのも近走ではなかったことなのも不安です
今年は美浦から大井ではなく、佐賀までの長距離輸送でしたので、
馬はかなり疲れていたと陣営も語っていながらも、
1週前追切が良い動きで、今のところは疲れを感じさせないと語っていますが、
これからまた長距離輸送を控えていますので、
昨年より軽い追切しかできなかったというのはマイナスと言わざる得ませんが、
昨年このレースで激走後、中2週の東京大賞典でも好走するぐらい、
間隔を詰めた連戦は大丈夫な馬ですので、
能力上位ならなんとかなっちゃうかもしれません
☆サンライズジパング
・1週前:栗坂/単/也
・今 週:栗坂/2併/左追/強/併
今年は芝ダート兼用で使い続けた結果、すでに7戦もしており、
しかも秋はすでに3戦目、特に2戦目JDCはフォーエバーヤング相手に真っ向勝負を挑み3着、
その次走は古馬相手に初対戦のみやこSも軽い栗坂追切で勝つぐらいですから、
先週も今週も流すような追切になるのもしょうがないですし、
今週の追切で併走馬に遅れそうなところをゴール直前に、
スッと併走に持ち込んだ動きでまだ調子は維持していると思います
【ゲンコツの追切注目馬】
☆彡ペプチドナイル
・1週前:栗W/単/也
・今 週:栗坂/2併/左併/強/併
パッと追切内容を見た時は、南部杯でかなり馬を仕上げてきたから、
この中間は調子の維持でソフトに仕上げているのかなと思いましたが、
実はこの間に栗坂で2本速いタイムを出しており、
これはいつもの追切パターンですので、やれていることは順調そのものです
さらに休み明けの南部杯よりも、坂路の全T、1Fで速いタイムを出せるようになっており、
一叩きされてさらに良くなっており、しかも陣営はこの馬を超晩成と評価しており、
状態が良くなったというより、6歳でもまだ成長していると考えたほうが良さそうです
前走南部杯でレモンポップと真っ向勝負で、0.1秒差まで喰らいつくとは思っていませんでしたので、
フェブラリーSで人気薄で勝利したことがまだ疑われていて人気がないようなら、
積極的に狙ってみようかなと思っております
☆★ガイアフォース
・1週前:栗坂/2併/右併/杯/先
・今 週:栗坂/単/也
前走安田記念からの出走で、11/1から時計を出し始め、
坂路で4本速いタイムを出しています
元々この馬は坂路でとんでもないタイムを出す馬でおなじみですが、
まさか1週前追切で全T49.8という自己ベストを大幅に更新する動きをみせました‼
今週も馬なりで全T51.6、しかも最後までバテることはありませんでしたので、
さらにパワーアップして帰ってきたとみていいでしょう
ただ、この馬は休み明けの方が良いという馬でもなく、
もしかするとまだ馬体が緩い可能性もありますので、
パドックを見るまでは評価できません
☆彡セラフィックコール
・1週前:栗W/2併/外追/杯/先
・今 週:栗W/3併/中併/也/先
昨年3歳馬ながらみやこSでまとめて後方から差し切ったことで人気を集めましたが、
後方のままで惨敗してしまったリベンジを果たしたいところですが、
川崎記念、帝王賞と、GⅠレベルの壁をなかなか超えられまえん
11/9に時計を出し始め、ウッドで3本速いタイムを出しており、
特に1週前追切の動きはとんでもないものでした
昨年の最終追切は併走馬がこの馬の仕掛けに待ってもらっている状況で、
初めての中3週による反動だったのかなと今さらながら思うのですが、
今回は昨年の時や春3走と比べても、馬のやる気を感じられる動きで、
これまでは併走馬もついて行けてましたが、今回はついて行けませんでした
休み明けであれだけ動くということは、
使い込むとダメなタイプのような気がしてきましたので、
中京コースで後方一気は難しいとは思いますが、
狙うのならココではないでしょうか
☆彡ミックファイア
・1週前:大井でビッシリ追われる ※追切タイムは不明
・今 週:大井で馬なりで流す
渡邉調教師自らXで追切動画をアップしていただけるなんて、
こういうことに関してはホントいい時代になったもんです
ミックファイア
— 渡邉和雄(大井調教師) (@tck_watanabe) November 25, 2024
65.4 52.0 38.2
一週前にびっしり追っているのでこの馬にしては時計控え目ですが、「今まで乗った中で状態は一番」と矢野騎手#ミックファイア#チャンピオンズC pic.twitter.com/UYVcS1Xqa9
地方馬あるあるなのですが、1週前も最終追切も併せ馬一杯で、
中央馬なんて馬なりで流す追切しかやらない厩舎もあるのに、
本当にこれが正解なんだろうかと素人ながら思ってしまいますが、
ミックファイアはデビューからずっと体質が弱く、
さらに南関クラシックは月1でレースが行われ、馬に負担を掛けられませんので、
最終追切はなんと外厩ミッドウェイファームの坂路単走でした
こんな仕上げでも南関クラシックを無敗で3冠馬になったことが、
この馬のとんでもない素質の高さを感じさせます
最近の最終追切は大井で一杯に追われるようになりましたが、
今回は最終追切を大井で馬なりに変えてきました
たまにパドックでは気性の悪いところを見せる馬ですので、
掛かるようなところはなかったことには驚きました
これまで長距離輸送でめちゃくちゃ減る馬でしたが、
前走から減らなくなったことと、さらに追切パターンを変えたことで、
さらに良くなってる気がするのは私だけでしょうか
【まとめ】
レモンポップの状態について、田中博康調教師のコメントがどうも歯切れが悪い気がするのです
あとはレモンポップの最後の力をどれだけ振り絞るかにかかってきますが、
アリスのチャンピオンのようになってしまうのなら、
倒す挑戦者とはどの馬なのか、さらに考えていこうと思います
今回もご覧いただきありがとうございます
それでは次回の記事でまたお会いしましょう
みんなでいい週末を迎えられますように‼