第102回凱旋門賞回顧
どうもゲンコツでございます
これまてはウマニティの予想コロシアムで予想だけを投稿していましたが、
高松宮記念からnoteで追切チェックを書き始めました
(ゲンコツで検索すれば出てくると思われます)
キングオブコント決勝が行われる日をお笑いの日と命名する某局のように、
2023/10/01は競馬の日と私は勝手に命名していますが、
そんな日に愚かな予想をしてしまった自分が非常に恥ずかしいです
穴党なので1着を当てる、特に重賞で1着を当てるというのは、
現代のノーザン全盛期(社台も盛り返していますが)では至難の業です
ただ凱旋門賞は本当に反省しなければいけない予想だったと思います
今回の回顧は自分自身の戒め、そして読者の皆様には、
今後凱旋門賞で絶対しくじらないための教訓、
という内容になっていますので、
それでは最後までお付き合いくださいませ
凱旋門賞
【レース全体の回顧】
レースラップはなんと日本以上に詳しくギャロが掲載しており、
日本でもこれぐらいやってほしいと切に願います
https://www7.france-galop.com/Casaques/Tracking//20231001LON04_last_times_fr.pdf
例年ロンシャンは不良馬場より悪い芝状態でしたが、
今年は天候に恵まれても勝ちタイムが2:25.50が出るとは思いませんでした
前のレースで1400mのタイムが日本より速いタイムが出ていましたが、
コース形態の問題で、前半どうしても遅くなるから2:28程度と見積もっていましたが、とんだ見当違いとなりました
前半1000m62.75秒、後半1000m58.35秒で明らかにスローペースです
そしてレースラップが、12.24‐12.14‐11.79‐11.11-11.07
注目の一頭に挙げたミスターハリウッド
ペースメーカーの役割を立派に果たしました(泣)
こんな異常な高速馬場ではドイツ馬にとって悪夢の凱旋門賞となりました
1着エースインパクト
レースラップからもキレだけでなく、持続力も重要なレース
今さらですが、今年の例年にないフランスの超高速芝コースで活躍した馬、
すなわちエースインパクトのための凱旋門賞だったと言わざるを得ません
無敗馬に対し少しでも能力を疑ってしまったのは恥ずべきことでした
エースインパクトの上がり3ハロン11.35-10.67-11.03に対し、
4着の我が日本代表スルーセブンシーズは、
エースインパクトより後方からのレースで11.46-10.74-11.10ですので、
追い出しは遅れても、最後の1ハロンの伸びは劣っていますので、
エースインパクトの血統、父フランケル系クラックスマン、
母父ダンチヒ系のアナバーブルーで、
ダンチヒクロスのクセが強い分、持続力で他馬を上回ったのでしょう
3着オネスト
注目なのが人気薄で3着のオネストの上り3ハロン
11.29-10.76-10.99、最後の1ハロンがエースインパクトより上回ってます
この馬の血統も父フランケル、母父ダンチヒ系のシーザスターズで、
もちろんダンチヒのクロスを持っています
ただしダンチヒのクロスがあっても、父ダンチヒ系、母父サドラー系だと、
足りないことが露呈した凱旋門賞でもありました
4着スルーセブンシーズ
高速馬場だったから好走できたという意見が多いですが、
今年のようなキレだけでなく、持続力も必要になった場合、
いくら日本馬が欧州馬よりも高速馬場に対応できるとはいえ、
後方からキレだけで差し切ることは無理だと思います
強い欧州馬はキレも持続力もありますので、
多少馬場が悪くなって、キレだけでも削がれる馬場状態の方が、
エルコンドルパサーのような、
前々でレースをして粘り込む方がチャンスではないでしょうか
オルフェーヴルは仕掛けのタイミングが早すぎて、一度先頭に立っても、
ソレミアにもう一度差される不覚を取るぐらいですから、
結局エルコンドルパサーの戦法が一番惜しかったと思っています
まずは無事に帰ってきて、もう一度イクイノックスとの再戦が観たいです
(できれば有馬記念で)
なかなか注目の一頭で結果が出ませんが、
追切チェックやレース回顧を多く読んでいただいたり、
毎度いいねを頂きましてありがとうございます
注目の一頭の記事だけ、閲覧数が少ない、いいねが全くないのも、
これまで予想で結果を出せていない=予想はいらないと思われてもしょうがありません
秋のG1は始まったばかり、当然このままでは終われないので、
来週以降は心を入れ直して頑張りたいと思います
本日も読んでいただき、誠にありがとうございました