第74回安田記念追切チェック
どうも、ゲンコツでございます
ウマニティPOG指名選考で遅れてしまい、この時間に投稿となりました
申し訳ございません
そして安田記念の追切ですが、今回人気薄馬が意外といい動きをしているんです‼
全部を事細かに取り上げるには時間がありませんが、日本馬人気上位3頭も動きは悪くないのですが、
それ以上に追切内容を変えたり、動きがガラッと変わっている馬がいますので、今回は買う点数が余計に増えそうです(泣)
それでは第74回安田記念の追切チェックを行いますので、今回もよろしくお願いします
追切チェックの評価マーク
※この評価は「あくまで」追切での評価であり、
他の適性次第で凡走する恐れがあり、その場合は各馬の説明でなるべく触れております
追切場所・追切表現の表記
【人気馬】
☆★ソウルラッシュ
この馬は追切で馬なり単走でも一生懸命走る馬で、オンオフ効かないことが原因で、
休み明けでは好走し、叩き2走目のGⅠで結果を出せないことが続いていましたが、
モレイラ騎手との出会いでマイルCSの最終追切でもリラックスした走りができるようになり、
前走マイルCSでは惜しくもナミュールにゴール前ギリギリ差されてしまいましたが、
気難しい馬をモレイラ騎手は馬群をうまく捌いて、ほぼ勝ちに等しい内容でしたので、
まさしくモレイラ騎手のおかげでもう一段階上の馬になれたのだと思います
一週前追切は相変わらず素晴らしい動きだったからこそ、今週の栗坂路でどれだけリラックスして走れるか注目しましたが、
栗坂路/単/也で全体タイム53.1秒でマイルCSの時よりタイムが速く、動画で確認すると行きたがった仕草が目立ちました
追切はマイルCSの方が良かったと言わざるを得ず、あとは得意の重馬場になっていることと、モレイラマジックを信じるしかありません‼
☆★セリフォス
この馬もソウルラッシュ同様、一週前追切は相変わらず素晴らしい動きだったからこそ、
今週の追切でどれだけリラックスして走れるか注目しました
前走から最終追切は栗坂路に替わり、前走は非常に速いタイムで駆け上がりましたが、
今回は長距離輸送を考慮して非常に軽めのタイムで流すような追切でした
ただ思っている以上に折り合っていましたので、ようやく気性面の成長が伺えるような動きでしたが、
ここまで軽い追切をやってこなかったことで、前走の反動、想像以上の馬体増のリスクもありますので、
当日パドックを確認しないことには何とも言えませんが、私は当日パドックを見られないんですよね...
☆★ナミュール
マイルCSでの追切評価について
さらっと最後にとんでもないことを書いてますが、
当然後から追記してませんし、藤岡康太に乗り替わりで買い足たずハズした鈍感な私です
そしてヴィクトリアマイルでの追切評価について
ヴィクトリアマイルは出遅れ、全くレースに参加できずに終わってしまい.
私が思っている以上に状態が悪かったのでしょうか?
それなら中2週で安田記念に出走することはありませんので、これまでのレースに比べ速いペースが合わなかったのでしょう
高野厩舎はいつも栗東坂路で折り合いを重視した調教を行っていますので、
当然今回も栗坂路/単/也で、マイルCS、ヴィクトリアマイル同様、埒沿いを駆け上がりましたが、
マイルCSのようなリラックスというよりも、ヴィクトリアマイルのような集中力のなさというよりも、
前をまっすぐ集中して走っているように見えましたが、高野調教師が理想としている動きとも違うような...
なんか言葉がまとまらず申し訳ないですが、評価するのに非常に困りました
ただ心配なのが重馬場で大丈夫なんですかね?
【外国馬】
JRAVANだけでなく、この動画でも確認できるなんていい時代ですね
☆★ロマンティックウォリアー
馬体が緩く調子良さそうに見えなかったQE2世Cで、日本馬の好敵手プログノーシスをクビ差凌いで勝つあたり、
慣れない環境で苦しんだ豪州遠征でも本番のコックスプレートではギリギリでも勝ったことを思い出し。本当に気持ちが強い馬です
今回まさか東京芝/2併/外/追/也/先で、併走馬は追っていたのに、
この馬は馬なりで6F75.7、3F34.3、1F11.5としっかりタイムを出しており、
外国馬には珍しい内容のある追切をやってきました‼
動きを見ているとただ一言、かっこいいなあと思った反面、遠征でもしっかり追切をやるということは、
まだ本調子ではない?それとも馬体がまだ緩い?という疑念が残ります
しかし調教後馬体重は前走QE2世Cよりもしっかり絞れたようですが、
輸送が一切ありませんので、レース当日の馬体重はチェックしたいですね
まさかここを叩いて本当の狙いは、今年は京都外回りコースで行われる、
この馬が得意の中距離、右回り、直線平坦の宝塚記念ですか?
☆ヴォイッジバブル
香港史上最強マイラーであるゴールデンシックスティを追いかけ、
香港国際GⅠマイル戦で少しずつ差を詰め、ついに前走チャンピオンズマイルではゴールデンシックスティに先着したものの、
まさか伏兵2頭に先着されての3着で終わってしまいました
今回の追切は東京ダ/単/キャンター、外国馬らしい調整で終わりましたが、私は馬体が引き締まっていることで、筋肉の各パーツが非常に目立っており、かなり仕上がっているように見えました
海外遠征は今年ドバイターフに挑戦し全く歯が立ちませんでしたが、
この馬にとって何一つ合わない、初めての経験でしたので、ノーカウントでいいでしょう
父がフェアリーキング系ということもあり(理由は高評価なら予想記事で書く予定)、
むしろ今回に限りロマンティックウォリアーよりも怖い存在に感じます
【1週前追切注目馬の今週の動き】
★コレペティトール
1週前追切注目馬の記事はコチラをご覧ください
栗坂路での1週前追切で、明らかに前走マイラーズCは叩きだということがわかるぐらい動きとタイムが良くなっていましたので、
今週の追切も栗坂路/単/杯でしっかり攻めた追切でしたが、まだ頭が高く推進力が足りません
まだ4歳ですのでこれからの成長に期待しつつ、当日馬場が悪化した時はちょっと押さえようと思っています
【ゲンコツの個人的に気になる馬】
★ガイアフォース
昨年このレースで4着に健闘し、マイル路線で頑張るのかと思いきや、
中距離なのかダートまで参戦して、それなりに健闘しています
ただし健闘できた要因は2つあります
まずゆったり回れるコーナーが大きい東京コースが得意だからです
これはキタサンブラック産駒の特徴ともいえるのですが、
特にこの馬は芝でもダートでも中距離でもマイルでも、東京コースだから好走できたのでしょう
つぎに1週前追切で栗CWで乗り込まれているのです
安田記念は栗坂路のみで調教を行い4着でしたが、
天皇賞秋とフェブラリーSは1週前に栗CW/3併/中/追/一杯/先というしっかり負荷を掛けた追切をやっていました
フェブラリーS後に軽い骨折をやってしまい、その影響を考慮してか、
今回の調教は栗坂路のみでした
GⅠを獲りに気合の入った追切ではありませんが、東京コースが得意ですので悩ましいところです
☆ステラヴェローチェ
22年ドバイ遠征後から1年半以上レースに出られませず、23年富士Sから復帰したものの、
脚元を考慮してか栗坂路だけの調教では仕上げらず、富士S、その後の武蔵野Sも惨敗してしまいました
しかし年が明けて栗CWでの追切を取り入れた大阪城Sで感動の復活勝利を果たしました
その勢いでGⅠ大阪杯に挑戦しましたが、栗CWでの1週前追切も行い、万全の体制で臨んだものの、
スタートで出遅れ、ペースも遅く、追い込み届かず4着に敗れました
今回も1週前追切は栗CW/単/強で、併せ馬はやっていないものの、長めの距離で速いタイムを出してきました
そして今週は栗坂路/単/也で、これまでの最終追切よりもタイムは遅いですが、
これは長距離輸送を考慮してのものですので、GⅠを獲りにきた気合の入った仕上げだと思います
レース当日重馬場なら夢は現実に近づきそうです
☆ウインカーネリアン
7歳になってもGⅠ制覇をあきらめず、攻めた追切を行うこの馬には本当に頭が下がります
追切内容はいつもと一緒で、1週前は美DWで併せ馬、最終追いは単走か併せ馬でも馬なりでさらっとやるのですが、
高松宮記念から追切タイムがガラッと変わってきました
1週前と最終追切の全体タイムの差が大きくなっているのです
1週前追切タイムが速くなったのは、爪の状態がようやく良くなってきたことで強い追切ができるようになったのでしょう
最終追切タイムが遅くなったからダメということではなく、これまでめったに出せなかった3F38.0を切ってきましたので、
むしろ最後の粘りが増しているということになります
初のスプリント戦だった高松宮記念を経験したことで、レースにどんな影響が出るかわかりませんが、
状態だけなら間違いなく良いといえますし、重馬場も味方になりそうなのもプラスです
☆彡レッドモンレーヴ
昨年は美坂路が工事で閉鎖されていた時期があり、坂路で何本も乗って鍛えているので陣営も困ったはずです
閉鎖されていた時期に京王杯SCを勝利し、馬の成長が著しいにもかかわらず、
その後は休養明けだとまだ仕上がっていないのに出走することになるなど、
この馬を調子のいい状態で出走させる難しさがうかがえます
今年は中山記念でいろいろ条件が合わずまったくレースに参加できませんでしたが、
前走京王杯SC2着だったのは、美DWで1Fで速いタイムを連発できる状態まで調子が上がってきたからでしょう
今回は1週前、今週と2週続けて美坂路/3併/中/併/也といういつもと違うパターンでしたが、
実は5/26には美DWで馬なりで追切を行っており、中2週なのに実はしっかりと負荷を掛けています
蛯名調教師が「この馬は機嫌がいい」というぐらい、今回はこの馬にとって心身ともに最高のデキで出走できそうですが、
やはり心配なのがキレッキレの脚ですので、重馬場になるとどうなのかという点です
☆★ダノンスコーピオン
2年前のNHKマイルCを勝って以来、栗坂路で好タイムを連発しても全く成績に結びつきませんでした
むしろ追切で折り合えないほど気性の悪さが改善されず、このまま立ち直らないのではないかと思いました
しかし今年に入って中間に栗CWでも乗り込まれるようになってから、
前走京王杯SCでは出遅れたものの、上がり2位のキレ味で4着まで追い込みました
今回実は関西馬には珍しい美浦留学を行っており、追切と呼べるのは今週の美DW/単/也1本だけでしたが、
1F10.8秒というキレッキレの動きを見せてきました‼
安田記念で結果が出なかったとしても、それ以降またどこかで復活するのではないかという予感を感じる動きが見れて嬉しかったですね
☆彡エアロロノア
今年の安田記念はここまで人気薄の馬まで本当にいい追切をやっています
今年初戦のマイラーズCは長期休養明けの間に去勢をしていたことには驚きました
元々追切はいつでも栗坂路一杯で追われて動く馬ですし、
昨年京都コースだと8着と惨敗していたのでまったく気にしていなかったのですが、
去勢と大幅馬体減が効いたのか、後方から長く脚を使っていつの間にか4着まで来ていたことに驚きました
そして今回も栗坂路/2併でしっかり追われていたのですが、
これまでに比べてそんなに追わなくても併走馬を圧倒しており、
さらにこの馬には珍しく後傾ラップで駆け上がっていたのにも驚きました‼
この馬ももう7歳ですが、騙馬になったことで間違いなく生涯最高に動けるようになっています‼
今年の2歳世代から2歳・3歳限定重賞での騙馬の出走が認められなくなりますが、
騙馬になったこの馬にも届いているのかというほど動きがガラッと変わっていますので、
香港の強い騙馬2頭も出走しますが、日本の騙馬をバカにするなという一撃に期待したくなってきました
(そもそも強い騙馬に勝てるような強い牡馬じゃないと困りますので、騙馬の出走制限には疑問です)
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