第169回天皇賞・春総括&第29回NHKマイルC1週前追切注目馬
どうもゲンコツでございます
天皇賞・春の予想記事はコチラをご覧ください
ウマニティの予想はコチラをご覧ください
【高評価馬】 ブローザホーン 2着
【ジョーカー】チャックネイト 14着
【危険馬】 テーオーロイヤル 1着
※追記
タイトルが天皇賞・春ではなく、桜花賞になってましたので、
4/30 17:40頃修正致しました(汗)
混乱させてしまい、大変申し訳ございませんでした
明日から競輪日本選手権があるというのに、
基本当たらない、当たっても回収額が低い現状ですので、
今回はレース回顧だけでなく、これからどういう対策を立てるのかにも時間がかかり、長文になってしまいました(汗)
一味違う回顧をお楽しみくださいませ
☆ディープボンドに幸騎手が騎乗した理由
3:14.2(12.8-11.7-12.1-11.5-11.6-11.5-12.2-12.9-12.8-12.6-12.5-12.8-11.9-11.7-11.6-12.0)
(48.1-48.2-50.7-47.2)
2023年 3:16.1(47.1-49.2-52.2-47.6)と比較すると、今年は前半ラップで全く息が入るところがなかったことがよくわかります
私はスタート直後ディープボンドが逃げようとした時点で、今回ディープボンドの鞍上が幸騎手になったのはこれが狙いだったのかと気付いたのですが後の祭りでした
前走日経杯で大逃げを打って4着だったマテンロウレオが結局今回も逃げたのですが、
もしディープボンドが最初から好位狙いだったら、マテンロウレオが大きく引き離してのマイペース逃げで、
後続はもっとスローペースでの切れ味勝負だったのでしょう
そうなるとマテンロウレオがギリギリ馬券圏内に残っていたり、スマートファントムが大波乱を起こしていたかもしれません
それがディープボンドの初手の影響で、外枠の有力馬ドゥレッツア、テーオーロイヤルがスタートから早めに前々に行くではありませんか
まあドゥレッツアはディープボンドの初手の動きに釣られたというより、
テーオーロイヤルを外々回らさせてロスさせるために、前に行きたかったのかなと思いますが(苦笑)
私は予想記事でディープボンド視点から天皇賞・春の好走しそうな馬を分析しましたが、
ディープボンドは中団より内で脚を溜めると普通の予想をしたのですが、
逃げる気持ちを持って前々で脚を溜めるようなレースをしてきました
今回岩田ミライ騎手でも、以前の相棒和田騎手でもなく、幸騎手に依頼したのは、
間違いなく今回の戦法が狙いだったのでしょう
もう一歩踏み込んで予想ができなかったのが非常に悔しいです
あと幸騎手は昨年から京都開催で人が変わったかのような活躍ぶり
重賞でバンバン穴を開け、ついに苦手な長距離でも結果を出しました
昨年京都開催が始まったのと同じ頃にコロナが明けて、大好きなゴルフが堂々できるようになったのも要因なのかもしれません
ただし、京都とダートに絞ってもいつ買えばいいのかわからないのが本当に悩ましいです
☆ディープボンドを倒せる馬を探った結果
私は予想記事で「ディープボンドより先着しないことには天皇賞・春を好走できない」と思い、
これまで京都外回りコースで先着された馬から、今回先着できそうな馬を探しました
詳細は私の予想記事を読んでいただければいいのですが、
血統面と古馬で先着された馬から条件を探した結果、京都適性が非常に高いブローザホーンを高評価馬にし、
AJCCでボッケリーニとの激しい叩き合いを制し、このレースが得意なハーツクライ産駒のチャックネイトをジョーカーにしたのですが、
一番肝である昨年勝ち馬ジャスティンパレスと同じ阪神大賞典勝ち馬テーオーロイヤルを危険馬にし、
ここまでわかっていながら馬券をハズしている私は本当に情けないとしか言いようがありません
☆GⅠ2連続で危険馬が勝ってしまった原因
私事ですが、ジャスティンミラノ、そしてテーオーロイヤルが2連続で危険馬がGⅠを勝つという大失態を犯しました
昨年noteを始めた時も春のGⅠで毎週好走された時期もありましたが、今年も同じことを繰り返しています
皐月賞を勝ったジャスティンミラノは追切が良かったのに、スローばかりで位置取りが悪くなりそうなのと、
これまで牡馬が走らないキズナ産駒は疑問と、今から考えれば根拠が薄い理由と言われてもしょうがありませんし、
天皇賞・春を勝ったテーオーロイヤルは、今週の追切があまりにも軽すぎると追切だけで危険馬に指名し、
理由は正反対ですが、人気馬を疑うことを前提に予想しているとはいえ、
今後は3つのことを気を付けようと思います
これで来週から馬券がバンバン当たるとは到底思いませんが、心を入れ替えて頑張ろうと思います
☆ブローザホーンは人馬とも輝かしい将来が待っている
私が高評価馬に指名したブローザホーンですが、鞍上の菅原明良騎手のコメントでもありましたが、
狙っていた位置取りより後ろになってしまいました
これは阪神大賞典で折り合いを欠いた影響だったのだと思われますが、
それでも大阪杯同様慌てずしっかり脚を溜めて、馬の能力を引き出しました
むしろこれが菅原明良騎手の持ち味なのですが、
青葉賞では私が高評価馬に指名したフォスターボンドにも騎乗していたのですが、
直線内で追い出せない時間帯があって、外にいた馬の勢いに負けてしまいました
まだ若い騎手とはいえ、いつでもGⅠを勝てそうな雰囲気を感じますが、
決して積極的な騎手ではありませんので、漁夫の利が狙えそうなレースで狙ってみようと思います
そしてこの馬を管理した吉岡調教師の手腕も評価しなければいけません
昨年阪神大賞典から転厩してきたブレークアップを猛稽古で鍛え上げ、阪神大賞典3着、天皇賞・春4着に健闘しましたが、
その反動?もあってか、明らかに調子を落とした宝塚記念を惨敗し、さらに海外遠征で全く結果を出せずに転厩してしまいました
そして今年も阪神大賞典からブローザホーンが転厩してきましたが、
馬体重が420㎏台しかなく、心房細動歴のある繊細な馬を丁寧に仕上げ、阪神大賞典で折り合いの悪さをみせたので、
今回の追切はソフトに仕上げながらも、栗東Cウッドの本数は阪神大賞典より1本多く負荷を掛け、
様々なシチュエーションで折り合いを我慢させるような調教をやってきたとのことで、
本番ではしっかり折り合えたのはこの成果が出たといえます
2019年に開業してから6年、益々存在感の増す吉岡厩舎ですが、
重賞成績を調べると、最初は5~7番人気で好走していましたが、今年に入って上位人気に支持されてもしっかり結果を残すようになり、
今年はシンザン記念3番人気のノーブルロジャー、アーリントンC1番人気のディスペランツァで重賞を勝っています
あっ、この2頭は今週のNHKマイルCに出走予定ではないですか‼
まだ菅原明良騎手同様、吉岡厩舎もGⅠ勝利はありませんが、その悲願達成はそう遠くはないはずです
☆薄汚れた穴党にお灸をすえたテーオーロイヤル
先にブローザホーンを取り上げましたが、勝ったテーオーロイヤルも取り上げなければなりません
この馬は相性の悪いデータをいろいろ持っていました
★長距離戦を連戦する臨戦過程
★相性の悪いキンカメ系産駒
★天皇賞・春経験が少ないGⅠ未勝利の菱田騎手
さらに追切でもイマイチと判断してしまいましたが、
この馬が外枠でも積極的に前に行き、2週目の3コーナーを馬なりで勝負に蹴りを付けるほどの完勝劇
これまでGⅠ騎乗自体が30回しかなく、ほぼノーチャンスだった菱田騎手が初GⅠ勝利を決めて喜ばしいのですが、
穴党の私の汚れた目ではここまでの強さは想像できませんでした
昨年覇者のジャスティンパレスを始め、有馬記念出走馬の多くが回避・引退し、
さらに4歳世代が低レベルだったのも要因でしょうが、
ここまで強いのなら、上がり35秒前後で決着するレース、すなわち宝塚記念でも充分勝負になりそうですが、
どうも次の目標は豪州の国民的レース、メルボルンCに挑戦するようです
ハンデ戦ですのでかなり酷量を背負わされそうですが、重い斤量は慣れてますので、
菱田騎手が豪州で時の人になることを期待しております
☆実は4歳世代で幅を利かせてる産駒がいた⁉
昨年のクラシック戦線が低レベルだった可能性がだんだん高くなってきました
ドゥレッツアは軽い熱中症、タスティエーラは前走大阪杯で飼葉を大半残すほどの体調不良から立ち直っていなかったのでしょうか
他の世代に負けること以上に、同じ4歳馬で条件戦勝ったばかりのスマートファントムに先着されたことが、余計に深刻な現状を物語っています
ここでスマートファントムが今後4歳世代トップになると決めるのも早計で、
この馬は元々内から差せるのが特徴で、
昨年菊花賞出走を目指して神戸新聞杯に挑戦し、最後方で脚を溜め内から32.9秒のキレ味を出して6着と健闘しましたが、
上位の好走馬が内差し、内差し、逃げですので、内で脚を溜めないと好走できない馬場と展開でしたので、
出走馬で一番ロマンがあるのが、直線で外に持ち出した結果4着で、
その後条件戦、白富士Sを連勝し、神戸新聞杯以外は全勝のロードデルレイなのも納得です
そういえばロードデルレイはロードカナロア産駒で、
大阪杯を勝利したベラジオオペラ、エリザベス女王杯を勝利したブレイディヴェーグ、
根岸Sで3連勝を決めたエンペラーワケアもロードカナロア産駒です
この世代のロードカナロア産駒は今後要注意ですね
それではNHKマイルCの1週前追切注目馬について発表します
NHKマイルCの1週前追切注目馬は、
ノーブルロジャーです
ブローザホーンと同じ吉岡厩舎所属の馬ですが、決して贔屓目だけではありません
他の厩舎が水木どちらかに強い追切をやるのに対し、
土日どちらかで負荷を掛けて、水木どちらかで折り合い重視の追切を行うのが、
吉岡厩舎の調教パターンになりつつありますが、
今回は4/20(土)に栗東Cウッドで新馬戦並みに強い追切を行い、
その翌週4/27(土)に今度は栗東坂路で全体タイム50.8秒、自己ベストを叩き出し、ラストで失速することもありませんでした
なのに、栗東坂路での1週前追切の動画を確認すると、前走毎日杯とは違って併走遅れとはいえ、
前走とは違ってリラックスした走りができていたと思います
毎日杯は熱発の影響が合って緩い仕上げだと思い評価を下げましたが、負けて強しの内容でしたので、
今回叩いて相当な上積みがあれば、同じパレスマリス産駒の2歳王者ジャンタルマンタルの壁を乗り越えて、
吉岡厩舎念願の初GⅠ制覇もあるんじゃないかと思っております
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