第４２回中山牝馬Ｓ～ウマく買いたい３頭～
どうもゲンコツでございます
昨日話題にしました約２年ぶりに復帰するクリノガウディーが高松宮記念に出走登録するというニュースですが、
高松宮記念には23頭出走登録するのではないかという話です
残念ながらクリノガウディーは出走するには４頭も回避しないといけないとのことで、出走は非常に厳しいようです
さらに驚いたのが阪急杯でウインマーベルにハナ差２着だったアサカラキングも２頭回避しないと出走できないようで、
これは非常に痛いハナ差だったというわけです
クリノガウディーの収得賞金が5200万らしいので、別定ＯＰだと60㎏背負わされそうですが、
それでもまずはレースに出られるだけでも喜ばしいことです
高松宮記念はダメでもこの週は六甲Ｓ(阪神芝1600ｍＯＰ)がありますので、そこに向けて仕上がるのでしょうかね
とにかくまた出会えることが楽しみでしょうがありません
では中山牝馬Ｓの予想に入りたいと思いますので、
今回もよろしくお願いします
【レースのポイント】
☆不良馬場適性が
金曜はようやく天気が回復したと思ったら、中山競馬場は金曜の時点で芝もダートも不良って驚きました
もう過去データよりも重不良馬場適性がポイントとなりそうです
過去にこのレースが不良馬場で行われたのが20年と21年、
そして意外にも中山芝1800ｍＯＰは20年以降５レースも行われており、
この５レースから傾向を調べようと思います
☆基本外差しだが、じゃあ前で粘れる馬の条件は？
やはり重不良馬場ですので、メインレースの頃には内が荒れて外差しになる傾向が強いのですが、中には前で粘れる馬もいます
そんな珍しい馬を列記してみると、
20年中山牝馬Ｓ 1:50.2(雪・不良)
２着リュヌルージュ 50㎏ ﾓﾝﾃﾛｯｿ×ﾒｼﾞﾛﾏｯｸｲｰﾝ
21年中山牝馬Ｓ 1:54.8(雨・不良)
２着ロザムール 52㎏ ﾛｰｽﾞｷﾝｸﾞﾀﾞﾑ×ｶｰﾘｱﾝ
23年フラワーＣ 1:53.2(雨・不良)
３着パルクリチュード 54㎏ ｶﾞﾝﾗﾝﾅｰ×ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙﾊﾝﾀｰ
23年スプリングＳ 1:48.9(晴・重)
２着ホウオウビスケッツ 56㎏ ﾏｲﾝﾄﾞﾕｱﾋﾞｽｹｯﾂ×ﾙｰﾗｰｼｯﾌﾟ
重不良馬場でも天候次第でかなりタイムが違いますが、まずはハンデが軽い５歳以上の経験豊富な馬で、
やはり欧州の重い血を持った馬が好走しています
(パルクリチュードはダート血統ですが、母系にフェアリーキングやブラッシンググルームの血があります)
今回中山牝馬Ｓに出走する先行馬で合ってそうな馬を探しましたが、
残念ながら合いそうな馬がいませんでした
ターコイズＳで前々を付けて待望の重賞初勝利のフィアスプライドがルメール騎手騎乗で１番人気が予想されますが、
ディープ産駒で母系がダート血統だけに、ちょっと軽い気がします
今回も前々でレースをすると最後脚が止まりそうな気がしますが．．．
あと人気しそうなコスタボニータは母系が欧州の血でバッチリなのですが、
斤量55kgと背負わされていますので、どこまで粘れるでしょうか
☆特殊な条件なら騎手の相性も気になります
中山芝1800ｍ重不良での騎手データをレースの格関係なく調べてみたところ、
横山武史騎手、戸崎騎手が上位に来るのは天候に関係のないことだと思いますが、
馬場状態全てだと上位に入るルメール騎手や菅原明良騎手の成績が落ちるのは気になります
☆忘れちゃいけないレース自体の傾向
55㎏以上を背負う馬で好走できる馬はかなり条件が限られます
５歳以上、前走馬体重500㎏以上でなければ、前走重賞２着以内でないと難しいです
(それでも好走できたのは16年２着ルージュバックだけ)
【高評価馬】
ククナ
斤量55㎏ですので重いですが、前走中山金杯２着ですので、牝馬限定戦ならしょうがないと思います
しかし時計の掛かる馬場になりましたので、外差しが効けば血統と馬場適性と展開で、この馬の持ち味が発揮できそうです
追切も１週前に美浦Ｄウッドでかなり速いタイムの追切をやってきており、
中山金杯以上にかなり勝負気配を感じます
【ジョーカー】
リュージュリナージュ
出走しているレースがほとんど左回りのマイル戦で高速決着ばかりですが、
中距離の方が向いてそうですし、重馬場で崩れたこともないですし、
３歳夏に新潟芝1800ｍ１勝クラス、唯一経験した前傾ラップで、
エターナルタイム、ウインピクシスといった、後に重賞でも好走する相手にも勝利してますし、
このレースで相性のいいルーラーシップの血を母父で持っていますし、
むしろここでこそ買わなければいけない馬のような気がしてなりません
今週の美浦Ｄウッドでの追切も、追われる併走馬相手に馬なりで先着し、
タイムも勝ったユートピアＳの時以上のタイムが出ていますので、
調子も絶好調と言っていいでしょう
【危険馬】
ヒップホップソウル
これまで散々怪しいと書いてきたフィアスプライドはもちろん、
４歳で斤量55㎏背負わされ、決して前走より着実に追切が良くなったとは思えないこの馬もかなり怪しいと思われます
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