第66回アメリカジョッキークラブC~ウマく買いたい3頭~
どうもゲンコツでございます
先週の京成杯は、ジョーカーの1頭ミニトランザットが出遅れて頭を抱えてしまいましたが、
タイセイリコルトとガルタイアの熾烈なハナ争いで前半1000m58.3秒というハイペースになり、
さらにルメール騎手騎乗のキングノジョーが早仕掛けで直線で先頭に立ったことで、
後方で脚を溜める馬が恵まれる展開になりましたが、
後方から大外をブン回したミニトランザットが外から追い込んできたものの、
同じく早めに仕掛けて内のスペースを付くことに成功したドラゴンブースト、
内枠でも4コーナー一番いいところを回せたニシノレヴナントには敵わず、
3着まででした
ミニトランザットは前走マイル戦でもスローペースで非凡なキレ味をみせていましたので、
後方待機でもいい脚を使えていましたが、大外を回さざるを得ないコースロスは痛かったですね
ただ同じ朝日杯FSで内を突いて敗れたコスモストームを評価したのなら、
同じようなレースをしたドラゴンブーストも評価しないといけなかったのかなと後悔しています
そして土曜日の小倉牝馬Sは追切注目馬として推奨したコガネノソラも、
後方から大外ぶん回していい脚で追い込んできたものの、
クイーンズウォークが早仕掛けして、内にスペースができたことで、
シンティレーションとフェアエールングが内からロスなく立ち回っての差し比べとなり、
コガネノソラも3着が精一杯と、私もどうも展開に恵まれていません...
そういえば日経新春杯も大逃げを打ったメイショウタバルを捕まえに行ったロードデルレイの押し切りですので、
今年は年明けからペースが流れるレースが続いていており、
AJCCだけはスローというのはなんか違うような気がするのは私だけでしょうか
今度こそはロスなく差してくる馬を買いたいのですが、
1月は全くいいところがありませんので、そろそろ私にも幸運が転がってくれないでしょうか
それでは第66回AJCCの予想をやっていきますので、
今回もよろしくお願いします
【レースのポイント】
☆雨と北風で馬場が重くなった中山芝コースだが…
先週の土曜の中山芝コースのクッション値は10.7でしたが、
土曜に雨が降ったことでクッション値が若干下がって10.2となり、
これまでの傾向から一変、時計が掛かるようなり、
前々にいないと厳しい馬場になってしまいましたが、
土曜日はなぜか緩いペースで流れていましたので、
ペースが流れるようならその傾向も変わってこないでしょうか
☆丹内騎手、津村騎手が大活躍なのかを考える
中山金杯、京成杯ともに2着の丹内騎手、
中山芝コースで戸崎騎手の5勝に続き3勝している津村騎手ですが、
福島や北海道で活躍する騎手がどうしていま好調なのでしょうか
23年の中山芝2200~2500mのこの2人の成績ですが、
丹内騎手は00012、津村騎手は11012と悲惨な成績でした
そんな悲惨な成績が、24年になると一変します
なんと丹内騎手は33114、津村騎手は22320で、
どちらも単勝複勝回収率が100%を超えています‼
ようやく馬質が上がったのか、中山芝コースの特徴を掴んだのか、
ルメール騎手、そしてノーザンファーム育成馬の調子が悪いからなのか、
様々な要因が重なって成績が浮上しているといえるのではないでしょうか
【ジョーカー】
ニシノレヴナント
追切注目馬の記事でも紹介した馬です
23年中山芝2500mのグレイトフルSで後方から33.9秒のキレ味でまとめて差し切ったレースが印象的で、
翌日の有馬記念出走馬よりも速い上がりを出して、
なおかつその後重賞でも好走するキングスパレスを差し切ってますので、
中山芝コース適性は非常に高いといえます
近走はコース適性、ペースやタイムなどこの馬向きではなく、
後方から差し届かないことが多いですが、
最近の淀みない流れになりやすいことや早仕掛けするコスモキュランダの存在で、
久しぶりにこの馬にとってうれしい前崩れのレースになりそうで、
縦長の馬群になって、少しでも距離ロスが少なくなるような展開になれば、
今週も田辺騎手の直線での強襲が見られるはずです
【ジョーカー】
マイネルクリソーラ
これまではビッグレッドファーム産の馬に多く騎乗していた津村騎手も、
昨年からノーザンファーム産の馬に騎乗する機会が増えました
しかし重賞で活躍したのがミアネーロだけというのが悲しいところで、
やっぱり津村騎手の単勝複勝回収率も高いのは、
いつものビッグレッドファーム産や西山さんです
そのビッグレッドファームは美浦所属のノーザンファーム産とは対照的に、
今年は年明けから調子が良さそうで、
昨年クラシックで活躍したコスモギュランダだけでなく、
津村騎手を手配したこの馬にも期待しているのではないかと思うのです
ちなみにビッグレッドファーム産でスクリーンヒーロー産駒といえば、
マイネルウィルトスが1年ぶりのレースだった函館記念で惜しくも4着を思い出しますが、
この馬も追切は十分乗り込まれていますので、
休み明けでも一発あってもおかしくありません
【危険馬】
コスモキュランダ
ポルドグフーシュに騎乗する内田博幸騎手の24年中山芝2200~2500mの成績が0009とひどいですが、
実はコスモキュランダに騎乗する横山武史騎手も01216というひどい成績です
どちらも23年から24にかけて成績を落としているのもポイントで、
この2人はさきほどの2人と対比して、
どんなに中山適性が高い馬とはいえ買えそうにありません
今回もご覧いただきありがとうございます
それでは次回の記事でまたお会いしましょう
みんなでいい週末を迎えられますように‼