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嘘のサービス 売血アプリ「Vein(ヴェイン)」
アイテムが即現金に変わる「CASH」っていうサービスあるじゃないですか。
あれ、使ったことがある人ならわかると思うんですが、本当に写真撮ってカテゴリを選ぶだけで、即入金される体験がめちゃくちゃやばいんですよね。
ただあれ、一方でメルカリとかもそうなんですけど「持たざる者」にはかなり厳しいサービスだと思うんですよ。
だってブランド服とかもってないし、特に余剰なアイテムとかないし、ロンダリングする現金もないし。
絶対に誰でも持ってて売れるものないかな〜って考えた時に「臓器」があるな、って思ったけどこれはさすがにユーザー目線になってみるとハードルが高すぎました。
しかも臓器の売買って、売り切りだから再現性がないんですよね。でも血液なら毎日作られるし定期的に売却することができる資産だな、という点から設計したのが「Vein(ヴェイン)」です。
まあ、存在しない嘘のサービスなんですが…
Veinは自己採血した血液を即現金化することができるサービスです。
血をお金にすると聞くと、突拍子もないアイデアかつ、カイジ的なやばいイメージを抱くと思いますが、実は日本でも「売血」という名前で1960年代半ばまで、日銭を稼ぐ手段として当たり前に行われていた行為のようです。
ただ、当時は衛生面が徹底されていなかったことなどが原因となり、今では廃止。さらに法律で取り締まられています。(だからあくまでも架空のサービスなんですが)
献血って、対価をもらえてもジュース一本くらいだと思うんですけど、実際献血で採取した血液って病院に20000円くらいで売ってるらしいんですよね。
20000円ってめちゃくちゃでかいですよね、あったら普通に生活の足しになりますからね。
Veinの使い方
Veinはまずユーザー登録時に、これまでの病歴や家族の既往歴などの入力が必須となっています。
これにより安全で健康な血液を担保するための審査を行います。
売却できる血液の量は体重によって増減し、1回の利用での最大採血量は400mlと規定しました。
これは通常の献血基準に則った形になっています。
自分の体重を設定したら、サービス上で採血・売却する血液量を入力します。
入力が完了し、「換金する」ボタンを押せば登録口座に入金が行われます。
その後、自宅に郵送される自己採決キットを使い、事前に入力した分だけ採血。採血が完了したらそのまま返送するだけです。
昭和の中頃まで行われていた売血が廃止された背景のひとつとして、お金を稼ぐために高い頻度で売血を行ったために、赤血球が作られる前の粗悪な「黄色い血」が多く出回ってしまったというのがあるそうです。
そのためVeinでは1度利用したら赤血球の回復期間として、3週間は利用できない仕様となっています。
3週間待てば最大で20000円を換金することができるので、サブスクリプションの逆というか「定期売却」が可能になりますよね。(なんか新しい感あるなこれ)
あと、Veinという名前は英語の「静脈」から来ています。採血は静脈から行うので…
まあ、色々書いたんですけどこれ全部ないサービスの話なのでクソ真面目に受け取らないでくださいね…困るので…
じゃ、ヒルを逆に吸いに行くツアーの時間なので行ってきます…