【大阪杯】舐めプのエフフォーリアは桜とともに散る(エフフォ外しの馬券検討)
大阪杯。どんなレースか
阪神2000m。2017年にG2から格上げされた新しいG1。中距離馬が春に目指すG1レースをもう一つ作るべきだ、という期待に応えて(?)作ってみたものの、一流馬の春初戦(春の天皇賞や宝塚記念のステップレース)として使われており、格上げされたもののG2時代と役割はさほど変わっていない。
1番人気が取りこぼしやすい
1番人気の取りこぼしが多く、波乱も起こりやすい。21世紀に行われた21レース中、1番人気は7勝止まり。現在3連敗中。春シーズンの始まりということで強豪馬はここをピークには持ってきていない。しかし2番手以下は結構ガチで取りに来るのでレースの流れはG2時代より激しい。2000mなので結構忙しい。強い馬でも決して簡単ではないレース。
昨年のコントレイルの例もあり、いくら現役最強馬でも舐めプでは絶対に勝てないのが春初戦の阪神2000m。ちなみに古い話だがテイエムオペラオーも単勝1.3倍の断然人気で負けている。あのときは温泉休養明け。
エフフォーリアは余裕残しの仕上げか
皐月賞、天皇賞を制し、2000mG1にはめっぽう強そうだが、春の最大目標は次走の宝塚記念。コントレイルも中距離適性は高かったが、余裕残しの仕上げ。エフフォーリアの中間も、皐月賞、天皇賞と比べると物足りない。直前追い切りも「走れる状態」にとどめている様子。
エピファネイア産駒の成長力
気になるデータは、エピファネイア産駒が古馬になって今一つというところ。代表産駒のデアリングタクト、アリストテレスは成長力を示せていない。この馬も早くから完成度の高い馬。成長の上積みは微妙。
まだ世代が少ないので何とも言えない部分もあるが、エピファネイア自身、ジャパンカップは取ったものの、古馬では<1.0.1.4>と、3歳のときの安定感は見せられなかった。
浮上する上がり馬
どうしても目につくのが連勝中のジャックドール。逃げ馬、破竹の連勝中、ということでサイレンススズカを思い出す人も多いが、こちらは父モーリスのロベルト系。実はロベルト系は大阪杯との相性があまりよくない。それは1番人気エフフォーリアも同じ。2強と見る向きもあるが、両頭沈めば万馬券間違いなし。
エフフォーリアは初めての関西遠征
そういえばこないだ、第2東名を走っていたら、名古屋までに10台以上の競走馬輸送車を見ました。金曜の午前中だとたくさん見られるようですね。昔の馬運車よりも新しくなっていて、快適そうです。一台一台、車両には名前もついていました。メジロドーベル号とかタイキシャトル号とかタケシバオー号とか、過去の名馬たちですね。
脱線しましたが、エフフォーリアは初めての関西遠征で、きっとどれかの車両に乗ります。これも懸念材料の一つですが、第2東名とか外環ができて馬もたぶん快適な旅をしているはずなので、ここはそんなにマイナス材料でもないかなと。
調教オリジナル診断
独断と偏見で調教診断しています。SABCは今週の追い切り。中間よい馬は右に「○」。
1 スカーフェイス A
2 レッドジェネシス B+ ○
3 ヒュミドール B
4 ジャックドール A
5 アカイイト B+
6 エフフォーリア B
7 ウインマリリン B+ ○
8 ポタジェ B
9 アリーヴォ B+ ○
10 ヒシイグアス B+ ○
11 ステラリア A ○
12 ショウナンバルディ B
13 キングオブコージ B+ ○
14 レイパパレ B+
15 アフリカンゴールド B
16 マカヒキ B
馬券検討
エフフォーリアは入っていません。
下記の◎からワイド6点流し。
ワイドですが、万馬券も2通り含んでいます。
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