企業倫理は資本主義の基本です
企業倫理が問われる事件が起きていますね。
いくら業績が高くなっても、そもそも不正やハラスメントがベースで成長している企業は、社会的に淘汰されていく宿命です。
資本主義のベースには 企業倫理がなければならない。
何が正しく、何が間違っているのか、進んではいけない方向に行かない勇気を持っていることが最も重要です。
正義は立場によって変わる、という言葉がありますが、立場によって変わる正義と倫理は違います。
このベースの考え方が備わっている企業は、自分さえよければ・・という低レベルの不正やハラスメントは起こすはずがありません。
基本的な資本主義の考え方のベースだと私は考えます。
就職するとき、どんな企業か調べるものですが、実態は入社してからでなければわからないことがたくさんあります。
たまたま自分の理想とは違う、やりたいことではなかった、という私的な相違もあるでしょう。
でも、社会的に受け入れられない、労働基準法に逸脱しているような問題がある企業も 後を絶ちません。
でも なぜかそういう企業に入社して おかしいと思いながらも辞めずに頑張る方が多いのですね。。。
一度入社した会社だから・・・
せっかく入社できたのだから・・・
入社させていただいた恩があるから・・・
ご相談でよく聞く言葉です。
★一度入社したら 一生辞められない?
そんなわけがないです。
★入社させていただいた・・・?
入社は 双方の合意のものです。
また 時には「こんなひどい会社、ひどい上司を放置しておけない」と 我慢しながら、対抗しようと思っている方もいらっしゃいます。
それもとても大切ですが、一人で闘うのはつぶされてしまうことも。。
我慢して戦うことも大切ですが、自分の身を案じて 早々に撤退しても 誰も非難しませんよ。
こういう職場では 「裏切者だと思われるから・・」と辞めない方をよく見かけます。
どっちにしても そういう会社からは 人は離れますから。
長い目で見ていけば。
その前に 自分の心身の健康を失くしてしまってはいけません。
あなたの健康は あなたの周りの家族、友人にも影響します。
あなたが元気で働けるところ、頑張ることが楽しめるところで 思い切り力を発揮していきましょう。