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規則と人間関係
この間 長崎に旅行してきました。
広島で原爆の悲惨さを見て まだ一度も訪れたことがない長崎にもいかねば、と思い。
平和公園の平和祈念像の雄々しいマッチョな体に相反した悲しげな表情。戦争への強い反対と無念な思いで亡くなられた多くの方たちへの慈悲の思いを強く感じることができました。
さて そんな長崎で私はたくさんの感動を頂いたのですが、
その中のひとつ。
長崎は路面電車が走っています。とても風流ですし、生活の足に欠かせないものになっているようす。
そのせいか?はわからないのですが、かなり広い道路に信号機がありません!!!
最初は全然道を渡ることができず、地元の人の後にくっついて渡っていました。
海外でも何度か同じような経験がありましたが、日本では初めての緊張感!
勿論 事故がないわけではないと思いますが、人がいると徐行したり、止まってくれたりすることが 信号機という強制力がなくてもできる、
という文化は 信頼の証なのではないか、と思ったのでした。
危険を回避するために、なんでも規則化、ルール化して、
誰でもわかるように善悪を明確にする現在ですが、
がちがちな規則を作れば作るほど 安心するどころか
身動きがとりにくくなってしまうのです。。。
とはいえ 犯罪を起こす人が居る限りは仕方がないのかもしれません。
せめて自分の身の回りは 簡単に規則化してしまう前に
信頼関係で解決する方法が取れたら
善意の輪を広げることができるかもしれませんね。