バレイヤージュ基礎編
こんにちは。Genkiです😈
前回の記事は読んでいただけたでしょうか?
これから少しづつBalayage(主に日本で流行っているバレイヤージュスタイルではなく欧米でも使われているBalayageのテクニック)について書いていこうと思うので、先に前回の記事を読んでいただく方が分かりやすいと思います。
今はコロナの影響で外国人の方が劇的に減っていますが、これから先美容師を続けていく上で知っておいて損はないですよね。
海外進出を視野に入れている人ならマストです。
前置きが長くなりましたが、今回はBalayageの基礎から書いていきます。
Balayageの目的は?
Balayageの基本的な目的は、Sun-kissed hair(前回の記事参照)のようなナチュラルなグラデーションを人工的に作ることです。
ナチュラルなグラデーションというのは…
こういうことです。
・ネープよりトップの方が明るい。
・バックよりフロントの方が明るい。
・根元より毛先の方が明るい。
これがバレイヤージュの基本です。
この基本が崩れると、不自然になってしまいます。
Balayage/Ombré/Sombré/Highlights
次にあやふやにされがちなのが
バレイヤージュ オンブレ ソンブレ ハイライトなどの違いですよね。
オンブレ、ソンブレというのはテクニックというよりは仕上がりのスタイルの名前って感じです。日本で言うグラデーションカラーのイメージですね。上から下に向かって徐々に明るくなります。
ソンブレはソフトオンブレの略で、明度差が小さいグラデーションです。
(雑に作った図でごめんなさいw)
施術時のパネルのイメージはこんな感じ。
(とっても雑な図でごめんなさいっw 上が根元、したが毛先のイメージです。)
毛先に向かって明るくなるようにぼかしていく感じになります。
次にハイライト。
(ここでは一般的なウィービングのハイライトのことです。)
ベースの中にウィービングでとった毛束だけが明るく入ります。
スタイルによりますが大体の場合根元から毛先に向かって毛束が細く(毛量が少なく)なっていくので、ベースが均一なトーンだった場合、ハイライトだけだと根本の方が毛先より明るく見える可能性が高いです。
(図では僕の努力不足で再現しきれなかったので毛先がほとんど明るくなってしまってます。)
そしてバレイヤージュ。
ベーシックなV字に塗布した時の図で。
シンプルに1パネルで見るとこんな感じです。
オンブレと違うのは、徐々に明るくなると言うより
明るい毛の割合が毛先に向かって増えていくイメージ。
実際はパネルの厚みもあるのでちょっと違いますが、
根元付近はほぼ地毛
毛先に向かってだんだん明るい髪が増えて
毛先は完全に明るい色
みたいな感じになるのがバレイヤージュです。
ハイライトとオンブレを掛け合わせたような感じですね。
エアタッチも根本的な理論は同じです。
先に落としておいた短い髪の毛が中間まで暗い毛になります。ただエアタッチの方がハイライト部分が細かいのでよりナチュラルなグラデーションに見えやすいです。
と、バレイヤージュの基礎ってこんなもんでしょうか?
また長くなりそうなのでこの辺で終わりたいと思います。
次から少しづつやり方を書いていこうかなと思ってます!
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