フレンドリーな人に注意(11日目)
キューバ人は陽気で気さくだが、
一部の親しげに話しかけてくる人には注意しなければならない。
旅行ガイド『地○の歩き方』にも書いていた。
「サルサ」とか「ハマキ」とか「ブエナビスタソシアルクラブ」とか
日本人が分かりやすい言葉で話しかけてきて、音楽好きなら誰もが知っているありふれた情報を教えてくれて、お金を要求してくる人がいる。
僕の場合は
「やあミアミーゴ!楽器やってるのか?
良いこと教えてあげよう。
Casa de la musícaに行くと素晴らしい音楽がきける。知り合いがいるから俺の名前をだせば、安くしてくれる。
さ、ここまで教えてあげたんだ5cucくれ。」
とまあ、こんな様子だ。
Casa de la musícaは日本でいうBluenote tokyoだ。
キューバに来る音楽好きで知らない人なんていない。
そんな一流のハコがよく分からないお爺さんの一声でチャージを安くするとは考えにくい。
あと、ねだるにしても1cucだろう。
5cucだとピザのホールサイズを12枚食べられる。
(行きつけのピザ屋価格。安くて美味しい!)
「僕は練習に行くからお金を持っていない。(嘘)
それでも僕はアミーゴかな?」
彼はニコニコしてモニョモニョ言っていた。
悪びれる様子もないのが、清々しい。
憎めないのだが、これは本当に日本人は注意すべき。
そういう目で見られている可能性がある。