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親のこと

お手伝いに行っているお店の常連さん(60歳)が、7月末で会社を退職されて、ご実家に帰られるそう。
その目的としては、高齢の母親と一緒に過ごすこと。

すごく良いこと、と聞こえると思います。
母親思いのよくできた息子なのだと思います。

ただ、自分のこととして考えると、本当に複雑な気持ちになります。
同じことが出来るかどうか、同じことをしない自分はどうなのか。

僕の母親は僕が高校生の時に死にました。
今は父親と僕の弟夫婦が一緒に暮らしています。

僕は大阪に住んでいて、父親と弟夫婦は新潟県に住んでいる。
簡単に帰れる距離ではないし、実際にここ数年帰省していない。

このままいくと、父親が死ぬまでにあと何回会えるのかわからない。
かと言って、頻繁に会おうともしていない。

このまま父親が死んでいって良いのかどうか。
寂しいと言えば寂しいけど、現実的に難しいところもある。

難しいテーマです。

親と暮らすのは幸せなことかもしれないし、もっと大きな幸せもあるのかもしれない。
だけど、それを幸せと呼んで良いものか。

あまり悲しい想いをしたくないから距離を取っている、そんなようなところもあります。
なんだか寂しい気もするけど、仕方ない面もあります。

答えは出ません。


昨日の記事。

何よりも、あれだけの企業がこういう地道な活動をしていることは、多くの人が見習うべきことだと思います。

心の底からの、ありがとうをお伝えします!