初心者は禁止 デッドリフトとベントオーバーロウ
こんにちは、井口元気です。
上記の記事を見つけ共感したので、自分の思うこともちょっと書きます。
筋トレ初心者に床引きデッドリフトをおすすめしない意見には、大賛成です。
なぜかというと、「十中八九、無理だから」です。
やり方が難しいのはもちろんですが、ほとんどの人が「デットリフトをやるための筋力と柔軟性を持っていない」ことが大きな問題です。
デッドリフトを練習していれば、筋力と柔軟性を獲得できるんじゃないの??という意見もあるかもしれませんが、違います。
デッドリフトリフトができない人のほとんどが、
・ハムストリングが硬い
・臀部の筋肉が硬い
・胸椎が伸展しにくい
・肩甲骨を内転・下制しにくい
これらの原因があります。これらはデッドリフトを練習して身につけるのは難しいです。
正しくデッドリフトができていれば身につく部分もありますが、そもそも正しくできない原因を正しくできないエクササイズで克服するのは本末転倒です。
上記の4つの原因を克服するためにも、引用記事にもあるようにルーマニアンデッドリフト(RDL)をおすすめします。
RDLが上手い人は、床引きデッドリフトを初めてやってもなかなか上手いものです。
しかしRDLが出来ない人は、床引きデッドリフトは絶対出来ません。
RDLで膝下までバーベルを下すことが出来るようになると、おおよそ床引きデッドリフトを取り入れても良い目安になります。
あと初心者にお勧めしない筋トレは、ベントオーバーロウです。
上半身を立てたスタイルのものは初心者でもやれますが、状態を地面と平行にやるトラディショナルスタイルのものは初心者には難しいです。
床引きデッドリフト同様、正しく行うための筋力と柔軟性がないからです。
こちらもRDLで膝下までバーベルを下ろすことが出来るようになると、安全に行うことができる目安となります。
しかしながらRDLもそれはそれで初心者には意外と難しいもので、ヒンジ動作と肩甲骨の内転を同時に行うのは結構難しいものです。
なのでRDLの前にグッドモーニングの習得をおすすめします。
こちらであればバーベルをぶら下げるのではなく担ぐスタイルなので、シンプルにヒンジ動作に集中できます。
グッドモーニングが上手くできたら、RDLへ移行するとスムーズです。
最後に
下半身の多関節種目はやり方が難しいだけでなく、高度な柔軟性と筋力を要します。
ただ練習すれば出来るようになるのではなく、そこへ辿り着くために別のエクササイズを練習した方が急がば回れで早いこともあります。
ご自身の状態がどんな状態が自分でわからない場合は、パーソナルトレーナーにご相談されることをおすすめします。
元気ジムのホームページはこちら
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