ブルガリアンスクワットで後ろ脚に頼ってもいいのか??
こんにちは、パーソナルトレーナー・S&Cコーチの井口元気です。
今回はブルガリアンスクワットのときに後ろ足に頼ってもいいのか?というお話です。
※ランジも同様です。後ろ脚に頼って良いのか論議していきます。
これは考え方によって意見が分かれるのですが、僕の意見としては
「頼っても良い」
です。
後ろ脚に頼ったら肝心の強化部位である前脚の強化の効果が薄くなってしまうじゃないか!という意見もありますよね。
「とにかく前脚に効かせたい!!」という考えの人はそれでも良いと思います。
僕の場合、「運動機能の向上」で考えた場合には後ろ脚に頼るのはありだと思います。
頼ると言うよりは、後ろ脚が補助で力を入れるのはありという方が正しいかもしれません。
特にブルガリアンスクワットにおいて最後ギリギリ上がるかどうかの局面においては、後ろ脚の大腿四頭筋にしっかり力が入っていることがとても大切になります。
自分自身何度も経験があるのですが、前脚ではなく後ろ脚の大腿四頭筋が硬くて力が入りにくい故に重さが上がらなかったことが何度もあります。
そのあと後ろ脚の大腿四頭筋をセルフマッサージなどで動きを良くしてからもう1セットやってみると今度は上がったりすることなんかもあります。
あと脚を前後に開いた際は、後ろ脚の大腿四頭筋が硬いと前脚のハムストリングは筋力を発揮しにくくなります。
結果的に、後ろ脚の機能が低下していると前脚のエクササイズ効果は小さくなってしまいます。
歩行や走動作においては、前脚は主にハムストリングスや臀部を使って前に進みます。しかしそれと同時に後ろ脚は主に大腿四頭筋を使って身体を前に押し出す役割があります。
人が動くためには、後ろ脚の筋力もとても役割が大きいわけです。
となるとブルガリアンスクワットにおいて後ろ脚も使う方が人間の動き方としては理に適っていると思います。
ランジ動作においても同様、後ろ脚の大腿四頭筋の動きがしゃがみやすさ・立ちやすさに大きな影響があります。
なので自分はこれらの種目で辛い時は後ろ脚も使って粘ります。
その結果、走る速さに直結しますし、山登りをする方には特におすすめです。あとは階段を楽に登れるようになるためにも役立ちます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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