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全日本フットサル選手権を終えて

4月になり、フットサル選手ではない新たな生活をスタートさせているこのタイミングで
全日本フットサル選手権
 https://www.jfa.jp/match/alljapan_futsal_2023/ (以下:全日本)を振り返ってみようと思います。
全日本を簡単に説明します。
・サッカーでいう天皇杯のような大会
・Fリーグ所属クラブや、地域(関東、北信越、東北など)を勝ち上がったチームが出場。
・兵庫、大阪、静岡会場にて予選、駒沢にて決勝ラウンド
※簡単な説明なので異論は認めます。

予選ラウンド

この大会に対して、個人的に「内容ではなく結果」と位置付けていました。負けたら終わりのトーナメント戦ですし、同じ相手と試合することはもうないので内容はどうであれ勝つことが大事だし、どうだったかを振り返るより次の相手への準備のほうが優先だ、と。

今回の全日本は静岡県のエコパでの試合でした。
ここ最近は大阪や兵庫会場にいくことが多かったような印象なので、神奈川県からの遠征なので移動時間が短いことが助かりました。(移動が長いと疲れるんです。)

初戦はリガーレヴィア葛飾さん(Fリーグdiv2)でした。相手に湘南ベルマーレでチームメイトでもあった大徳まさがいることもあり、とても楽しみにしていました。
いつかのアウェイ編でも書きましたが、相手によって楽しみに感じるというのはこの引退イヤーだからこそだったのと今でも感じています。

ラストゴール

結果は8-4で勝利。
相手のペースになり失点を重ねる時間帯もありました。
相手にもこの大会をもって引退、退団する選手がいて、チームとしての士気がとても高く良いチームでした。

勝つということは相手に引退(退団)を突きつけることだ。ということを体感し、いつ自分の番になるのか、相手に対して失礼な試合はできない。と改めて思いました。

2回戦はアグレミーナ浜松さん(Fリーグdiv2)

試合開始から序盤はお互いリスクを侵さない固い試合だったかなと。
それでもうちが先行する試合展開で、相手に追い上げられながらも勝利(3-1)することができました。ここでもやはり退団に直面します。明日は我が身。

決勝ラウンド初戦

対戦相手はペスカドーラ町田さん。
湘南ベルマーレとは境川決戦としてダービーマッチを繰り広げているクラブです。
ここ最近の戦績なんかを引き合いにだしながら◯◯試合勝ってないとか、勝てば◯日ぶり勝利とか。クラブやサポーターからしたら興味深い数字だと思いますが、僕個人的には、そんなの関係ない。今までがどうだったからってこれからの試合に影響しないでしょ。と思ってました。(水を指すようですいません。。)

試合結果は4-1勝利!また1人、偉大な選手の引退に立ち会ってしまった。明日は我が身。

準決勝

決勝へいけるか、ここで引退かを決める準決勝。対戦相手は名古屋オーシャンズさん。

前日に町田戦を戦っていた(金土日の連戦という大会スケジュール)ので疲れてる感覚はありましたが、試合が楽しみ!という感覚も強くありました。

湘南サポーター


前半ダメダメ1-4で折り返す展開。うってかわって後半逆転するという観ている人も楽しい試合だったのではないかと思います。
相手のパワープレー攻撃の質がものすごく高かった。うちの守備に対してポジションの微調整やスペースの消させ方(消さないわけにはいかないが他が空いちゃう)が絶妙で。。

あの雰囲気を作ってくれた湘南サポーターなくしてこの結果はなかったと思っています。

準決勝ハイライト↓
https://youtu.be/358tGwYl7pc

通常の前後半5-5
延長戦1-1 (合計6-6)
PK戦4-3 
で勝利!!決勝へ。
ここでも偉大な選手の引退に直面。明日は我が身(確定)。

二度目の決勝戦

クラブ(前身は除く)にとって、二度目の全日本の決勝でした。
僕個人にとっても、いつだったかのオーシャンカップに続く二度目の決勝の舞台。

前述しましたが、お互い金土と連戦してきての日曜日決勝ということでかなりタフな試合でした。単純に一試合のクオリティを見たら、連戦ではなくお互い万全な状態で入った試合のほうがパフォーマンスは高いでしょう。
ですが、このレギュレーションは予め決まっているものですし、そこを戦いきれるチームが勝つ。

決勝戦ハイライト↓
https://youtu.be/uhJBv9gyGW4

うちは退場者を出したが2分間の数的不利(劣位とも言う)を守りきったが、その後すぐの失点。延長後半の選手交代のゴタゴタで失点。など、もったいないと思いつつも、優勝チームとの差はこういうところ(勝利の決め手は細部に宿る!)なんだなと細かい部分に大きな差として感じました。

こうして僕の選手としてのラストゲームは終わりました。


引退するシーズンにこうして決勝まで連れてきてくれたチームやサポーターのみなさんには感謝です。

2位のチームが優勝チームが表彰されているところを見届けるというのはなかなか辛いのではという意見もあるかと思います。
悔しさを自分のなかでコントロールできて、おめでとうが言えるグッドルーザーでありたい。と思っていました。

まだ次があって、「銀では納得できない、銀なんて」と思うこともいいでしょう。その上昇志向は大事だと思います。

僕にはもう次がなく、できることがないので胸を張って「銀メダル」をもらいました。


悔しいーーーーー!!
勝ちたかったーーーーー!!
クラブにタイトル残したかったーーーーー!!



あとは次の後輩たちに託します。
がんばれー
応援してるぞー



これにて全日本の振り返りは終わりたいと思います。
長々と変化のない文章にお付き合いありがとうございました。

僕はプレーヤーではなくなりますが、サポーターですので、一緒に応援しましょう!!


おわり


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