
なぜ人差し指ではなく中指に見えるのか?

みなさんは最悪のサジェスト欄を持つ【ぼっち・ざ・ろっく!】の喜多郁代こと喜多ちゃんをご存知だろうか?
ぼっちざろっくの喜多ちゃんは、かなりの風評被害を受けているような気がする。上記の画像を見てもらえればわかると思うが、【水虫】【口臭】【中指】など、(サジェストには出ていないが、【感動!後藤さん、、、】も…)あまり良いイメージを持たない言葉ばかりである。
さて、今回の記事では中指をハイライトして喜多ちゃんを考えていこうと思う。中指をハイライトってなんだよ。
まずはこの中指喜多ちゃんについて軽く紹介しておこう。

ぼっちざろっくのED楽曲の一つである、【何が悪い】。この曲の映像内で、喜多ちゃんが問題行動を起こすのである。









来たッッ!!!これは中指の予備動作だッッ!!!みんな逃げろ!!!!



うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁあぁああぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!(チュドーーーーーーン)
冗談はさておき、そろそろ本題に入ろう。
ぼく個人の考えなりに、中指だと誤認してしまう理由を幾つか考えついたので紹介しよう。(なお、このED制作者によるとこれは人差し指らしい。)
1、中指のシーンだけダンスらしくない
EDを見てもらえればわかると思うが、結束バンドのみんなが踊っているシーンが多い。そのため、視聴者がこのEDを見た時に、「今回のEDはみんながダンスするんだな」と認識するのだ。
そんななか、例の中指のシーンだけ(ここはぼくの主観になってしまうのだが)ダンスらしくなく感じる。ダンス経験者からすればまた違う意見が出るのかもしれないが、そもそもアニメを視聴する我々の中でダンス経験者の人の方が遥かに少ないだろう。
こうした要因で、中指のシーンだけが周りと比べて浮いてしまい、印象に強く残ってしまうのではないだろうか。
2、指の位置が中指の位置に見える、カメラ目線で感じる印象
これもまたまたぼくの主観になってしまうのだが、

あまり人差し指を立てているようには見えにいのではないだろうか?中指を立てていると言われる方が、まだしっくり来るだろう。
だがしかし、これは正面からのシーンのみの話である。

この方向から見ると、中指と人差し指、どちらにでも見て取れないだろうか?中指に見えてしまいやすいのは、正面のシーンのみなのだ。なので、もし仮に喜多ちゃんが正面さえ向かなければ、【中指】というサジェストは生まれなかったかもしれない。
そもそも、カメラ目線で正面から見てくるのと、全然違う方向を見ているとでは、我々の感じ取り方も変わるだろう。当然、見てくる方が印象には残りやすい。そして印象に残りやすいカメラ目線で、1番中指に見えるポージングをしてしまったのだ。
3、予備動作で注目を集める

みんなが今までダンスをしていたなか、突然手を挙げて喜多ちゃんは間を置く。これで我々の注目が喜多ちゃんに向くのである。
EDの中でカメラ目線をしているダンスシーンも多いなか、
中指のシーンのみが異様(周りと比べてダンスらしくない等)なため、中指のシーンが印象に残ってしまった
印象に残りやすいカメラ目線で、1番中指と誤解されやすいポージングをしてしまった
予備動作で中指のシーンを印象深くさせてしまった
印象に残りやすいシーンに、これでもかというほど注目を集める手法を(たぶん)意図せずしてしまう。これらの要因が重なり、【喜多ちゃん 中指】というサジェスト、【全方位中指】というパワーワードが生まれてしまったのだろう。
ぼくはマーケティングや心理学など全く知らない。なので素人の意見、考えであることを留意してほしい。
ちなみに、全方位中指をしたあとに喜多ちゃんは

とびきりスマイルを見せてくれている。直前の全方位中指でちょっと危なく見えるが、かわいい。
いかがだっただろうか?みなさんの喜多ちゃんの中指に対する造詣が深まれば幸いだ。