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Zoteroを使った研究業績リスト作成の簡単な方法

研究者は助成金の申請、奨励賞への応募、役職への応募で論文業績リストの提出をしなくてはならない機会がしばしばあると思います。ただ論文業績リストは毎年更新されますし、共同研究などもやっていると自分の共著の把握もだんだん困難になってきますよね。そのような忙しい先生のために効率的な漏れのない論文業績リストの提出の方法を解説します。

ステップ1: Pubmedで自分の名前を検索

最初のステップは、自分の業績を検索することです。このためには、医学の文献データベースである「Pubmed」を利用します。Pubmedで自分の名前を検索し、自分が著者として名を連ねている全ての論文をリストアップします。同姓同名で重複がある方は施設や共著者で絞る方法をお試しください

ステップ2: リストを保存

検索結果が表示されたら、そのリストを「Format "Pubmed"」で保存します。これにより、Zoteroで利用可能な形式で論文のリストが作成されます。

ステップ3: Zoteroにリストをインポート

次に、「Zotero」を開き、「ファイル」から「インポート」を選択します。そこに先ほど保存したPubmedのリストを指定することで、あなたの論文の業績リストがZoteroに取り込まれます。

ステップ4: Zoteroの引用スタイルを設定

Zoteroでは、参考文献リストの形式を自由に設定することが可能です。まず、「環境設定」から「引用」を選び、次に「引用スタイルエディタ」を開きます。そこで、Vancouverスタイルを選択し、

<bibliography et-al-min="7" et-al-use-first="6" second-field-align="flush">

上記の部分を下記の通りに変更します。(著者数が少ない論文ばかりで7人以内にいつも自分の名前があるようならこの手順は不要です)

<bibliography et-al-min="1001" et-al-use-first="1000" second-field-align="flush">

という設定に変更します。これにより、参考文献リストがあなたの希望する形式で出力されます。

ステップ5: 引用と参考文献リストの作成

最後に、Zoteroの「Add Citation」で先程作成した文献リストをすべて選択して引用した後に「Add Bibliography」を押します。最後に生成された文献リストを業績リストとして提出できます。

以上が、Zoteroを使って論文の業績集を出力するための手順です。一見面倒な業績集の作成も、Zoteroのようなツールを利用すれば、簡単に行うことが可能です。ぜひ試してみてください。

Zoteroを使わずにChatGPTを使ってやる方法

一覧をPubmedから"text"formatで保存しChatGPTに下記で修正受けるでもOKです

Eliminate line breaks in one paper and 
remove the space between the papers of the following reference list.
[text貼付]

ただ文献数が多いとChatGPTのトークン数制限に引っかかるので20-30編ずつ小分けに貼付けないとならず面倒なので業績の多い方にはおすすめできません。

Researchmapを利用する方法もあるようですが日本語の文献も混じってくるのであまりおすすめしません

業績を積み上げるために論文を書きましょう。

研究する際に有用なAIツールPerplexityを使いこなすこつ

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