言霊荘

一話の途中まで見た。

呪いのかかった女性の除霊のシーン。これは、多分、雨月物語 吉備津の釜の話から持ってきた話だと思う。

子供のころ読んだ怪談で、一番怖かった話である。今思えばしょうもない話であるが、子供のころ、臆病だったのに、怖かったのに、家にある怪談話を読まずにはいられない。読むと夜トイレに行けなくなる。の繰り返し。

親にずいぶん呆れられた。怖いもの見たさを超えていた。悪魔に吸い込まれるように怪談話を読み続けたころがあった。図書館で借りてまでして読んでいた。

なつかしさがこみ上げてきたが、あの頃の怖さもよみがえってきたので、2話以降はもう見れない。怖いもの見たさの時代を卒業したのだろう。


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