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アディショナル後・財宝ロイヤル解説

ゲニウス

初めまして！
SGA所属のゲニウスです
今回は、アディショナル後も依然とし強さを誇る財宝ロイヤルの解説記事となります
以下が筆者のアディショナル後のレート戦績です

今回はアディショナルで追加された八獄ネメシス・狂乱ヴァンパイアに対する立ち回りを中心に書いていきます



【初心者向け】財宝ロイヤルの基本的な回し方

このデッキにおいては「財宝カウント7の到達」が何よりも大事で、如何にしてそれを達成するかを考えながら回していくデッキです
財宝を手からプレイする場合は1コストかかってしまうが、融合であれば0コストで財宝カウントを進められる
バルバロスには複数枚融合しても特に効果はないが、残光に融合し続ける行為は0コストで財宝カウントを進めながらドローしながら打点も貯められるので非常に強力

〜まとめ〜
このデッキは財宝カウント7の達成が最優先事項
その為にはオクトリスに進化を切ることが大事！！！


採用カード解説

筆者が現在使用しているリスト


メタトロン
先2の1/4守護が斥候や副船長などのシステムフォロワーと非常に相性がよく強力
後手は序盤のライフカットや進化フォロワーになり、後述する対狂乱ヴァンパイアでの数少ない守護になったり、対八獄ネメシスでジュディスのバリアを剥がせるカードにもなるので3枚採用

(個人的には通常イラストの方に愛着があります)

騎士見習い
アディ前のラスワ八獄財宝の3強の頃は1tに置くフォロワーの価値が非常に高かったが、今は少しその価値が落ちた
だが、後述する八獄ネメシスに対しても序盤の盤面形成からの殴りが重要になってくるので2枚採用している

アサルトバンデッド
後手は貴重な序盤の除去札かつ、先5オクトリスの盤面除去の乏しさを支えてくれるカード
マキシマムから出てきても財宝を供給してくれて強力
だが、当然ながら相手の盤面にフォロワーがないとプレイ出来ないので3枚は過剰という判断

マキシマムジェネラル
環境的にマキシマムの横並びが強力なので3枚採用
マキシマムから大参謀が出てくるのが弱いイメージだが、6ppのマキシマムであれば大参謀が面押しカードとして機能するので強力
2枚に落としても良い枠

戦技斬刀
狂乱ヴァンパイアや財宝ミラーの後手というかなり厳しいマッチを拾ってくれるカード
このデッキは後手4オクトリスに進化を切る行為がとても強力だが、その反面、盤面に1面しか触れないというのが致命的なデメリットになる
そこで残りの1ppで2面に触れるのがとても大きい
極意たる空絶とは違い3点除去なのでフラウロスにまで届く
ミラーにおける相手の潜伏プランを破壊出来るのも強い
筆者自身もアディ後から採用していたが、スペルウィッチや八獄ネメシスに対してかなり弱いことや先行はあまり強く使えないことなどから不採用に至った
1〜2枚であれば採用圏内

値引き交渉
　実質1コスで財宝を供給出来る+オマケで運が良い時の上振れも付いてくるので見た目よりは強いカード
だが、生き物を置くことのメリットや連携を稼がない点を考えて不採用に至った
これを採用する場合は連携を度外視した大参謀0騎士見習い0などの全く違う方向性の構築にするべきだと考えている
↓参考例

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以下追記(2024/07/29)
値引き交渉は単純に1コス1財宝が強いので入れた方が良いです
大参謀はマキシマムジェネラルの出目を強くするためにも減らしましょう
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対面ごとの立ち回り

さて、ここからは対面ごとの立ち回りについて解説していく
ここで最も大事なことは「対戦相手のデッキの理解」だ
孫子の「彼を知り己を知れば百戦危うからず」という有名な格言があるが、まさにその通りだと思う
対戦相手のデッキの弱点を知り、そこを突いていくことが大切だと筆者は考えている

対狂乱ヴァンパイア

狂乱ヴァンパイアの弱点①回復が意外と少ない
狂乱といえば回復が豊富なイメージだが、今期の狂乱は案外回復が多くない
→無理してOTKを狙う必要はなく、積極的に分割リーサルを狙って良い
弱点②ガロダードが不器用
ガロダードの打点は有限,ガロダードターンに守護を抜きにくい,ガロダードターンにライフが5以上必要、などガロダードというカードの穴は多い
弱点③リソースが細い
ダークオーダーがスタン落ちしてしまったのもあり、今期の狂乱はリソースが細
構築になっている
時には狂乱側の攻めを受け切れることも

狂乱ヴァンパイアの序盤は盤面形成も盤面除去も強力で隙がない
なので、いかに狂乱ヴァンパイアの序盤の暴れを抑えてゲームを後ろに伸ばすかが大事になってくる

〈大局観〉
狂乱ヴァンパイアの強い攻めをなんとかして耐え凌ぐため序盤は守りに徹し、中盤以降は攻めと守りのバランスを意識し、終盤はガロダードの不器用さを突く

対八獄ネメシス

八獄ネメシスの弱点①進化ターン前の行動が弱い
カットスロートというカードの特性上、進化ターンまではただのハイランダーデッキであり、当然そのターンに出来る行動は弱い
弱点②回復が有限
ジュディスやシオン、神器鳴動など、財宝側のOTKを防ぐ手段が豊富な一方、分割リーサルに対して有効な回復札は限られている
弱点③横面除去に乏しい
横面除去を腹心に依存しているが、先行はEP回復として温存したい、後手4に腹心をプレイするとカットスロートやメタトロンに進化を切れないなどで、八獄ネメシスは横面除去に苦しむ

〈大局観〉
序盤はしっかり盤面を形成して盤面から打点を入れ、進化ターン以降はマキシマムジェネラルなどで継続的に強い盤面を押し付けて、決してOTKを狙うのではなく、序盤中盤で得た盤面からの打点+旗や残光による分割リーサルで勝ちにいく

対スペルウィッチ

このデッキのぶっ壊れはシュマエルではなくチャクラム

スペルウィッチの弱点①序盤の除去を完全にチャクラムに依存している
チャクラムに依存している＝進化ターン前の除去はあまり強くない+継続的に面押しされるとチャクラムが切れて盤面を取り切れなくなる
よって、序盤からしっかり盤面形成をして盤面から打点を出す意識が大事
弱点②デッキの内在打点が有限
相手の分割のシュマエルに対して極意たる空絶や大参謀の回復をぶつけると、スペルウィッチ側の打点が切れてそのままデッキ切れで負けていく展開も多い
最近はユキシマが採用されている構築はほとんどないので、ウーラノスだけ常にケアしておけばOK

〈大局観〉
序盤から常に攻め続けて相手のライフにプレッシャーをかけにいき、たまらずカウンターとして飛んできたシュマエルや管弦に温存しておいた極意たる空絶や大参謀をぶつけることでコンシード勝ちを狙う

対ラスワネクロ

ラスワネクロの弱点①進化ターン前の面除去が乏しい
進化ターン前の強い除去はデスキャットリーパーのみで、逆に相手にリーパーを切らせた場合は中盤のルパン顔進化が相手視点めちゃくちゃ重い
②大佐イステンをしてもそのターン中に回復は出来ない
序盤の盤面からの打点+適当に残光8点を中盤に通しておくと、相手の大佐イステンの返しに砲手バルバなどで楽に勝てる

当然ながらラスワ10にいかないと何も出来ないデッキなので、中盤に潜伏進化置きなどをして相手のラスワ10の到達を阻害するのは頻出
また、相手のケルベロス暴食のOTKをメタトロンの守護1枚で止められるのも覚えておくと役に立つ

〈大局観〉
ネクロマンサーの序盤のテンポの弱さを活かして序盤から攻め続け、相手の大佐が出てくるターンまでに残光を通しておき、大佐イステンの返しに砲手旗旗などでのリーサルを取れるようにする

財宝ミラー

ミラーは言わずもがな先行有利のマッチだが、先行と後手で立ち回りがかなり異なってくるので、今回は分けて解説する

先行のマキシマムは宇宙最強

財宝ミラー先行
序盤のシステムフォロワー(斥候や副船長など)に後手側が触りにくいことを活かして、序盤からアドバンテージを取りにいく
特に先2メタトロンが非常に強力で、その守護に隠れたフォロワーがほぼ生き残る
先3の大参謀に後手側が手こずることも多いので、他に強力な動きがなければ積極的に雑切りしても良い
手札的に財宝カウントが足りなそうなら鑑定、足りそうなら美技をpickする
先4大参謀＋首飾りで6/6を立てると、相手のメタトロンやオクトリスに対して牽制出来る

序盤でかなりライフを詰められている展開は無理にOTKを狙わず、雑に旗や残光を通して早期リーサルを狙って良い
逆にそうではない時に中途半端に打点札を吐くと、相手が回復札を複数抱えていた場合に破産してしまうので、序盤のリードを活かしながら先8のOTKを構える
先5にオクトリスとマキシマムが両方とも投げれる展開の時はオクトリスに行くことの方が多い
先5マキシマムから大参謀が出てきてしまった場合の裏目が非常に大きいため
先6に出てくる大参謀であれば財宝を手打ちすることで強力な盤面を押し付けられるので強力


ミラー後手捲りにおいて最も大切なカード

財宝ミラー後手
序盤にライフを削られすぎるとそのまま負けに直結してしまうので、後手は気合いで耐えるしかない
相手がマナカーブを外した展開を除き、後手4にメタトロンをプレイするのはテンポ的にかなり厳しいので、積極的に序盤からプレイしてライフカットとして使用する
相手に先8を渡したら大体負けるので、何とかして後手7までに勝ち切る必要がある
頻出するのは副船長に進化を切って残光を1コストにしておき、砲手+バルバ+旗旗旗残光の21点を通すプラン
また、相手のマキシマムジェネラルに真面目に構わないことも時には大事
相手がマキシマムをプレイしたターンは基本的に5面埋まるので、その返しにグレートシーフやルパンを進化置きをし、次のターンにOTK or 大参謀美技による盤面形成が強力
なお、この時にシーフ進化+首飾りで5/5のシーフを作り、相手の残光4点をケアするのは頻出

この劇的な逆転劇は記憶に新しい


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