からだが危ない【前編】
先月下旬、長野県の黒姫高原へ、サイレント・リトリートに行ってきました。
そこで得た一番の気付きは
健全な思考は健全な身体に宿る
です。
自分の思考はとても残念な状態で、それには身体の歪みが大きく影響していることを思い知らされた、5泊6日でした。
サイレント・リトリートは、外側からのあらゆる刺激を遮断して、食事、睡眠、トイレの時間以外はひたすら座り、浮かんでくる思考を観察し続けるワークです。
座って間もなく身体のあちこちが痛み始めるのですが、そのうちフワ〜ッと気が遠くなるような、別の世界へ行ったような感覚に包まれました。
で、ハッと我に返り、崩れた姿勢を正して座り直します。
しばらくすると再びあちこちが痛み始め、そのうちまたフワ〜ッとなる。
このフワ〜ッとする感覚は、波動調整®のセッション中を含め、瞑想系のワークをやるたびに何度も経験したことがあり、いわゆるトランス状態に入れたのだと、ずっと思ってきました。
違ったんですよ。
言ってみればあれは
単なる寝落ち
です。
姿勢が崩れてしまっているのが何よりの証拠。
フワ〜ッの間も思考は動いていますが、昔聞いたCMがエンドレスリピートされていたり、同じ悩みをグルグル考え続けていたりで、とうてい思考と呼べるものではありませんでした。
おやおや何ということでしょう。
日ごろ無意識に繰り返している生き方の癖が、サイレントワークを通して見事に再現されているじゃないですか。
身体が痛くて座っているのが辛い
ここから逃げよう
思考にフォーカスして身体の感覚を消す
頭でっかちになり姿勢が崩れる
幻想と妄想の世界に閉じ籠もる
1.の身体の痛みを
日々の生活で遭遇する出来事と、それに伴って発生する感情
に置き換えてみると…
波動調整®講座3rdを受講済みの方はお分かりですね。
そう、現実逃避です。
いまでも十分そうだけれど
これからもっとデジタル技術が便利になり
バーチャル環境が精妙になって
それを利用する私たちは
実際には何も体験できていないのに
擬似空間の中で事が完結したと思い込まされ
そのイメージだけが積み上がって
頭がどんどん肥大化し
社会から刷り込まれた幻想と
自ら作り出した妄想に
全身を呑み込まれて
本当に「からだ」を失っていくんだ。
何度も話に聞いていましたが、その危機がもう既に私たちを襲い始めているのだと、ようやく実感できました。
後編に続きます。
🌳波動調整®セッション会お申し込み→📮
🌳波動調整®復習会お申し込み→📮
🌳個人セッションお申し込み→📮
📚これは、2022.11.12配信済メールマガジンのバックナンバーです。メールマガジンで読みたい方は📮からご登録をお願いします。