からだが危ない【後編】
2回に分けて、サイレント・リトリートでの気付きをシェアしています。
現実逃避していることを自覚できたのがようやく3日目の夜で、それからは身体の痛みを受容しようと意識しました。
すると
自分は今ここに確かに存在しているのだ
という安心や落ち着きを感じるようになりました。
ロッジや、オーナーの恭子さん、外に広がる森との調和も生まれたのか
ひとりぼっちで寂しい
という感覚が薄れていきました。
それまでは黒姫高原にいることも、サイレントワークに取り組んでいることも全く実感できず、世界から弾き出されてしまったような心境だったのです。
でもやっぱり痛くて座っていられない。
伸びをして、また座る。
トイレに行って、また座る。
ゴキブリ体操をして、また座る。
廊下を歩いて、また座る。
最終日の夕方、不思議と痛みが退いて楽に座っていられるようになり、思考も静かになりました。
意識はハッキリしています。
あぁ、本来の瞑想状態はこれなんだ!
ちゃんと体験できて良かった。
たとえば美味しいランチをお腹いっぱい食べた後に波動調整®のセッションをすると、しばしば “カックン状態” に陥ります。
寝落ちの波動が共振して、する方もされる方も気持ち良い。
でも
果たしてそこに「自己想起」はあるのか?
サイレントワーク中の身体の痛みは
そこにあなたではないものが潜んでいますよ
というサインではないかと思うのです。
突然ですがご自身が、年末に大掃除される換気扇だと思ってください。
たらいに、ぬるま湯と浸け置き洗剤を入れます。
そこに換気扇を入れます。
汚れが自然に浮き上がってくるまで放置します。
サイレントワークは、ベッタベタに汚れまくった換気扇を、年末に浸け置き掃除するようなものです。
身体が痛むのは、洗剤が汚れを分解しているからです。
削ぎ落としや浄化が起こるときは、自分が一度抑圧してしまったものと、必ず対面することになります。
何らかの身体的(感情的)反応を伴うのが自然で
寝落ちしてる間に削ぎ落とされてました♪
というケースは稀ではないでしょうか?
帰りのバスが東京に近づくにつれ、気持ちは沈んでいきました。
溢れんばかりの人、人、人。
家、ビル、物、文字、映像、音。
こんなところでただ漫然と生きていたら、とても正気でなんかいられない。
現実にきちんと錨を下ろすために、身体を整え、鍛えよう。
ちゃんと座れるようになって、また黒姫に、サイレント・リトリートに来よう。
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📚これは、2022.11.13配信済メールマガジンのバックナンバーです。メールマガジンで読みたい方は📮からご登録をお願いします。