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近年のフェムテック市場の急成長と、次世代に必要なジェニテックのこれから|ジェニタルケアという概念


押忍🥋
ジェニタル(生殖器)道場師範、パトラです。

ジェニタルケア概念普及の為の取り組みの一環で、生殖器関連専門のコラムページを新たに開設致しました。過去記事もこちらに少しずつお引越しさせて頂きながら、日々更新させて頂きます。

フェムケアサロンのアカウントは今後も女性専門ページとして大切に運営致しますが、本ページでは男性向けにもトピックス諸々を発信していけたならと、宜しければこちらでもどうぞお付き合い下さいませ。

下記、過去記事からスタート致します📝

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近年の、セクシャルウェルネス分野におけるフェムケア/フェムテック市場の認知・広がりは目醒ましく、これまで伏せられてきた女性の健康課題が、様々なメディア媒体で取り上げられるまでに急成長を遂げました。

その課題は広く、月経、更年期、妊活〜妊娠・産後ケア、メンタルヘルス、ウェルネス、セクシャルウェルネスと、女性特有の心身の問題に対する解決策にまでわたり細分化されています。

それは女性のみならず、男性のケア(メンテック)も同じように求められるサポートであると、わたくしは考えています。

次世代に絶対的に必要なのは、それを総括した「ジェニテック」「ジェニタルケア(生殖器機能向上の為のケア)」の概念です。※用語を作りました。

ジェニタル=生殖器 という意味です。

ようやく世の中的にも、女性のセクシャルウェルネス課題にアプローチする「フェムケア」や「フェムテック」なる文化が確立しつつあり、

先ずは私のフィールドでは先駆けて、男性のセクシャルウェルネス課題にお応えする「メンケア」「メンテック」なるメンズサロンをオープンするに至り、

そして更に、SRS膣形成術(造膣)後の膣ケア・アフターフォローが可能な、LGBTQ+フレンドリーな環境の実現を整えた昨年、

やはり生殖器のケアサポートは、人類皆必要なもので在る、ジェンダーに区分されることなく求められ続けるもの、次世代に必要なのは「ジェニテック」「ジェニタルケア」だ…と気付いた訳なのです。

SRS膣形成術(造膣)を受けられた方の身体(膣)は、何もしていなければ、元(造膣前の身体)に戻ろうとしてしまいます。人は怪我をすると、身体は元の状態へ修復しようと組織を自己治癒力で回復させていきますよね。

初めからこの世に女性として生を受けた女性ですら、膣萎縮が起こるのですから…

造られた膣も、付けていなければ塞がろうとするピアスの穴のように、永続的にケアが必要なのです。

そして、パートナー様と愛し合う際には性交痛が起こることが多いのも現状です。私は実際に、クライアント様よりお悩みを頂戴しておりました。

「造膣した膣の穴がなかなか安定しない」 
「長年の性交痛に悩んでいる」
「せっかく彼氏が出来たのに、痛くてS◯Xが出来なかった」
「愛し合いたいのに、身体が受け入れられずどうしたらいいか分からない」
「膣でパートナーのペ◯スを受け入れられないのでア◯ルで耐えているが、潤い不足で痛く辛い」
「膣でのプレイを楽しんでみたい」

ぜひそういった方々にこそ、日常のお悩み・苦痛や健康上の問題、コンプレックスを解消し、女性としての人生に輝きを、パートナー様とより素敵な時間を過ごして頂きたいなと願っています。


私にできるお役目は、人間が心身ともに健康で美しくあること、心も体も心地良く満たされ、自分らしく生きるための人類に優しい考え方やテクノロジー(技術)を、世に広めていくことだと思っております。そして心で寄り添い、お身体のケアサポートをさせて頂くこと。

個人様の問題、ご夫婦様・カップル様の問題、セラピーにて様々なご相談をお受けしてございます。

ご自身のジェンダーやセクシャリティと向き合うことの大切さ、心と身体のセルフケア、パートナー様とのリレーションシップについて、生き方の指針となるヒントや、新たな価値観を見付けられるきっかけにもなれば幸いです。



- 𝐺𝑒𝑛𝑖𝑡𝑎𝑙 𝑊𝑒𝑙𝑙𝑛𝑒𝑠𝑠 𝑠𝑢𝑝𝑝𝑜𝑟𝑡 -

セクシャルウェルネスは、私達の営みの根源であり、美容健康寿命を延ばす為の人類の大きなヘルスケア課題の一つです。

ご自身のジェンダーやセクシャリティと向き合い、自由な自己表現、心と身体のケア、リレーションシップを健やかに保つことは、人間がより豊かな人生を築くための因子達。

毎日の食事や睡眠を大切に考えることと同じように、ジェニタルケア(生殖器のケア)から人類のQOL向上を目指し、総合的なウェルビーイングを再生・構築すること。

私の唱える“センシュアルビューティ”とは…
人間の本来備え持つ生命力と、神秘に満ちた官能性の創造は、身体の内外から潤いをもたらす究極の美の概念です。

𝐬𝐞𝐱𝐨𝐥𝐨𝐠𝐲 𝐜𝐨𝐮𝐧𝐬𝐞𝐥𝐨𝐫 : 𝐏𝐚𝐭𝐫𝐚
ジェニタルケアサロンオーナー
孔麗扇 パトラ

2024.10.1記

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