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無料ソフトでプロレベルに綺麗にノイズ処理をする方法

声を録音するときにノイズが入ってしまいます。オーディオインターフェース使っても多少入ってしまう事もあります。
ボイスドラマに出演したときに企画主の魔王様が私に綺麗にノイズ処理する方法を教えてくださりました。
魔王様にこの情報共有してもいいという許可を頂いたので記事にさせていただきます。
使用ソフトはSoundEngineで無料でダウンロード出来るものです。
Audacityでもノイズ除去機能はあるのですが、耳が肥えている人は分かると思いますが、よく聞いたら喋っている所はノイズ消えてなかったりするんですよね…
なのでノイズ処理はSoundEngineをお勧めします。
それでも自分の判断で適当にやるとノイズは消せても声がこもっておかしくなったりすることがありますのでこの手順でやってみましょう。

~始める前に~
SoundEngine Freeではmp3ファイルには対応してないのでご注意ください。SoundEngine Free/Proはmp3を読み込めます

まず、ここは強制ではないのですが…たまにこういう人がいるので一応…
全体の音声が小さい場合ボリュームで音割れしない程度に上げます。
音量(D)→オートバランスで左右バランスをとります。

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リミッター処理をかけても大丈夫ですが、使うのはマスタリングリミッター。
この時圧縮される音声を聞きながら不自然に圧縮されないように調整します。
アタック辺りをいじってみるとわかりやすいかもしれません。
この時音量が上がるので、音量下げにしておくといいです。


↓そしてここからが本番です。

空間(S)→サラウンド(位相・広がり調整)(E)をモノラル化にします。

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音質(Q)→グラフィックイコライザー(G)処理をします。
(※ステレオやバイノーラルにしたい場合は作業はここから始めてください。)

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ノイズの種類によって上のラインは低音操作、下のラインは高音操作になるので、
低音ノイズの場合(ボー、ゴーというような黒ノイズ)は上のラインを下げ気味にします。
高音ノイズ(サーというような白ノイズ)は下のラインを操作します。
リピート再生をかけながら調整していくとバランスが取れます。
(録音環境によっていじり方が違うのであえて数値は掲載しません。何もしない状態でもOKです。)

ノイズサプレッサーをかけます。
音質(Q)→ノイズサプレッサー(雑音帯域低減)(N)

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この時、間違ってもノイズゲートでノイズ処理はしないようにしましょう。
おすすめの設定。

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左から3000Hz 幅0.2 スレッショルド-30dB 効果/原音100%
この時、音声にムラが出るようであれば
幅をマイナスに少しだけ移動、スレッショルドを大きめにマイナスに振る。
この時多少ノイズが乗っていても問題ありません。
あまりかけすぎてしまうとエフェクトで浮いてしまう場合があります。

最後にマスタリングプロセッサー処理をかけます。(※ステレオやバイノーラルにしたい場合はこの作業はしないでください。モノラルになってしまいます。)
音質(Q)→マスタリングプロセッサー(M)

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質感を16%あたりに
低音カット、空気感、丸みは0に振ります。
広がりを-100% 効果を100%。

これで大体のノイズは綺麗になります。
もしならない場合は、ノイズの種類が違うのだと思います。
グラフィックイコライザーで調整してみるといいです。

ちなみにグラフィックイコライザーいじる時、めんどくさいよ!って時は3バンドイコライザーでもいじれるのでロック設定にして低音高音いじるといいかもです。
私は②と③だけやってたりする場合もありましたが、失敗することもしばしばありました…

また、クリック音は少し音が残ってしまう事があるので、なるべくクリック音出さないように録音した方がいいです。


以上です。
本当にノイズが綺麗に消えてプロレベルのクオリティになるので是非やってみてくださいね!

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にじかげ
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