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【一人複数役】夏祭り 執事VSメイド

にじかげ
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2010/8/28収録。
一部アドリブ入れてます。バトル仕様になりました。
お嬢様がブルーハワイ派なのは自分がそうだからというのもあるのだけど、後にシロップは色が違うだけで全部同じ味だったという事が発覚し、これ文句言ってる意味ないだろという事に気付きました…

BGM:- FREEDOM HOUSE 2nd - 氷石彩亜さん

以下お題をアレンジした文章。


お嬢様「はぁ…最近つまらないのよね。誰か私を楽しませて頂戴?」

審判「お嬢様をより喜ばせた方の勝ちだ。いいな?では、いくぞ!」

ラウンド1
・射的
よーい!

◆執事
「思ったよりやるな。だがお嬢様への愛は所詮その程度だったということか、見よ!私のこの決めポーズ撃ちを!この蝶の様に舞い、蜂の様に刺す撃ち方、これこそがお嬢様への愛なのだ!
いたっ!いたたたたっ!何をするっ!私を撃つな!

★メイド
「あなたを撃ってはいけないなんてルールは聞いてないわ。お嬢様の為ならなんでもする、例えあなたを傷付ける事になってもね。これが私のお嬢様への愛よ!思い知りなさい!」

審判「勝者!メイドー!」

メイド「やったー!」
執事「くっ…お前今本物の銃使ったんじゃないか?」


ラウンド2
・金魚すくい
よーい!

★メイド
「次は金魚すくいにしましょう。これなら危険もないし。
金魚を脅かしてはいけない、優しく包み込むように捕らえる。見なさい、これがお嬢様への愛、昔から金魚すくいは得意だったのよ!ってちょっと、何やってんの!手ですくうなんて反則!」

◆執事
「私は勝つ為にここにいる。その為には手段を選んではいられんのだ。見ていてください、お嬢様。例え卑怯者だと言われようとも、私は勝利をあなたに捧げます。これこそが私のお嬢様に対する忠誠心!」

審判「勝者!執事ー!」
執事「まあ、こんなものだろう。」
メイド「うわっ…金魚可愛そうっ」


ラウンド3
・お嬢様への食べ物
よーい!

◆執事
「おいオヤジ、お嬢様への愛のカキ氷を大至急頼む。味はイチゴ味にしてくれ。シロップは多めで、満遍(まんべん)なくな。氷をもっと細かく砕いてくれ。おいそこ、シロップかかってないぞ。今度は多すぎだ。ちなみにその氷は最高級品だろうな?お嬢様がお腹を壊したりでもしたらただじゃおかんぞ。訴えてやるからな。それにしても遅いな。カキ氷一つ作るのにどれだけかかっているんだ。それでもプロか?お前はお屋敷の新米コック以下だな。早くしてくれ。急いでるといっただろ。なんだその顔は?そんな顔してる暇があったら早く作ってほしいものだ。いい加減にしてくれ。終(しま)いには怒るぞ。
…これだけ時間掛かってようやく完成か。…断言してやる。もう二度とここには来ない」

★メイド
「おじさん、お嬢様への愛のたこ焼きを大至急お願い。タコは三つ入れてね。それちょっと生っぽくない?そっちはちょっと形がくずれてる。それは小さすぎ。ソースはもっとたっぷりとぬって。今度はぬりすぎ。それじゃかつおぶし多すぎない?少しは考えてよね。ちなみにこのタコは最高級品よね?お嬢様に何かあったりでもしたら呪うから。それにしても遅すぎ。たこ焼き一箱作るのにどれだけ時間掛かってるの?早くしてよ。急いでるっていったでしょ?なにその顔。そんな顔してる暇があったら早く作ってよね。ホントいい加減にして欲しいものだわ。
…ようやく完成?…断言するけど、もう二度とここには来ないから」

執事&メイド「お待たせしましたお嬢様!どうぞお召し上がり下さい!」

お嬢様「あら?随分と遅かったわね。どれどれ…
ちょっと、何よこれ?私はイチゴ味じゃなくてブルーハワイじゃないとダメなのよね。練乳はないの?
タコは3つしかないの?普通4つ以上は入れるわよ。てゆうか、マヨネーズはないの?
これで私を満足出来るとでも思ったの?つまんなーい!
何よその顔は?そんな顔してる暇があるんならさっさと出て行って頂戴。
断言するけど、あなた達はもうクビよ、ク・ビ」

執事&メイド「そ、そんなぁぁぁぁ!!」

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にじかげ
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