私の感情は正しかった

年を追うごとに人と関わるのが億劫になっている気がする。
その人と近い距離にいればいるほどトラブルになりやすいって分かったからだ。もう子供の頃のように何も考えずに声をかけたりなんて、できるはずもなく。

同じ活動をしている人たちとの交流も適度な距離を置く程度にして深い関わりを持たないようになっていた。

私には心の師匠と呼ぶ人がいて、その人は
「同じ活動している人と繋がっても、それは本当に必要なのかよく考えたほうが良い。
一緒に事業とか何かを始めたりするのはトラブル起こるから下手に誰かとつるむのはやめておいたほうが良い。
お金が関わるなら尚更。それなら一人社長の方がうまくいく。」
って言ってたんですよ。
その人もかつて誰かと組んで人間関係悪化してもうその人と会わなくなった事があるから何度もそう言ってました。
そしてそういう人を何度も見てきたと…

…それって今私が実践していることじゃないか！って思いました。

…で、その人間関係トラブルが割と近いところで起きたことが発覚したんですよね。
あんなに仲が良さそうに見えたのに、その人の存在がなかったことのようにされていました。
いなくなった人の側の言い分だと、相手が図々しくなったから嫌になって距離おいたって言ってたのだけど、距離が近くなるとやっぱりそういう態度を取る人もいるわけであって…
どんなに仲がいいなって思っても、表面上うまくいっているんじゃないかって思っても、そうでもなかったりするし、何かしらのきっかけで壊れることがある。
仲良くしろ、喧嘩をするなという方が無理がある。みんな違った性格、違った環境で育ったのだから意見が分かれることだってある。
何をしても分かりあえない人だっているのにそれでも学校とか合わない人同士で無理やり組ませようとするからそういう発想が馬鹿とすら思えてくる。

あと、過去に嫌がらせをしてきた人が同じ活動していることが発覚したなんていうケースもあった。
嫌がらせするようなものしか生み出せない人が、クリエイティブなものはオタク臭い、だっせぇーってむしろ馬鹿にしてそうだからそれで活動するとか全く想像つかないんだけど…
…これってありえなくもない展開だよなって思いました。
人間いつどうなるか本当に予測がつかないことが起こる。何かしらのきっかけで考えが変わることだってあるから。
私はネット声優なんて自分の声嫌いだから絶対やらねぇー！って決めていたのにあることをきっかけに活動するようになったわけだし。

他には、その過去に嫌がらせしていた人が私の友達と仲良くしてた！
とか
同じ活動をして仲良くなった人が実は彼氏の元カノだった！
…なんてのもあるだろうしさ。
そういう風に関係がこじれたりすることだってあるだろう。
そんな経験はまだしたことないっていう人いるかもしれないけど、確率は低くても、人と関わる以上こういう予想外な展開は０ではないんだよ。
その人のほうが人気あるという嫉妬心でこじれるだけの問題ではない。

私には好きな企画があるのだけど、あんなの絶対一人で出来るわけないし、もしその関わっている人達と揉め事起こしたら…特に一番仲のいいあの人と揉めたらきっとその企画はいつかなくなってしまうだろうっていう恐怖があります。そうでなくてもライフスタイルや環境の変化や体調不良など、また別の理由でなくなってしまう可能性だってある。
だから今あるものを、今のうちに楽しんでおいたほうが良いのかもしれない。

なので、心の師匠が言っていたことは正しかったんだって思いました。
まあ、そういう事もあって心の師匠が1対1で教えてくれるやつも距離が近くなることでそれで嫌いになりたくないから受けられないというのもあるのだけど。
本当に成功したいなら無理に仲間を作ったり人と関わる必要性はないんだって。

良いアイデアが思い浮かんだとしても、
「これ、あの人に私の作品パクったって言われるんじゃないか…」
って思ってしまって不安になることもある。

それでもさみしくて仲間が欲しいって思うことはあるかもしれない。
ただ、私は仲間というよりも「先輩」として見ている。
先輩として見たほうが学べることは多いし、嫉妬も全然しない。むしろその方が楽だったりする。
その人に犯罪歴があろうが、ドン引きするような過去があろうが、関係の距離を保っておけばその程度では傷つくことはない。

心の師匠が全部言っていることが正しいとは限らないかもしれない。
私としてはあの高額な価格設定を付けるのは抵抗ある。
やっぱりどうしても「誰がそんな高い値段で買うんだよ」って思ってしまうから。
でも利益取りたいなら少しずつそのブロックを開放しなければならない。

ところでその価格設定で一つ気づいたことがあったんですよ。

イベント出店で500円のハンドメイド商品を見たら、
「まあ、イベント出店はこれくらいが相場だよね。これだったらターゲット層でない私でもちょっと買ってみようかなと思えるくらい手に取りやすい金額だ」
って思うんですよ。

でも、ある人がハンドメイドの作り方の動画を上げていて、メルカリでも自分の作品500円で出品していたんですよ。結構出来も良くて、出品していたハンドメイド作品全部売れてました。
私はそれを見て…
「いや、いくらなんでも安すぎだろ！これじゃあ大事にしてもらえないし転売されるわ。全部売れてるんだしメルカリなら1000円でいいくらいだ！もっと値上げしろ！」
って心配になるくらいにそう思ったんです。
あんまり安すぎると、「品質が低いのでは？」と不安にさせることもあるようですが、私は粗末に扱われることや転売される方を心配しました。

…なんで私同じ500円の金額で反応が全然違うんですかね…

…同じ500円なのに場所によってこうも印象が変わるんですよ…
多分、イベント出店だと本当に売れているかどうかは本人にしかわからないからそれで錯覚してしまったというのもあるのだけど。

イベント出店の方も、全然売れなかったら無理してやる必要性ないかなって思うんですよね。
コミュ障にはきついし、交通費かかるし、体力使うし、売れなかったら利益取れないどころか出費が増えるだけで結局何しに行ったの？遊びに行っただけ？ってなるし。
よくハンドメイドって幼稚園でやってるお店屋さんごっこって揶揄されることあるのだけど、確かに似ているのだけど、私そのお店屋さんごっこですら商品売れた覚えない気がする。（幼稚園生全員参加でやるお店屋さんごっこイベントがあったんですよ。あの感覚がイベント出店に似てると言えば似てる。）

…それでも実際にやってみないと分からないこともあると思うので数回くらいならやってみようか、売れなかったらさっさと辞めるかっていう気持ちもあるのですが。

どんなやり方が合うのか合わないのか人それぞれ違うと思います。

ただ、心の師匠は私みたいな心配性な人の方が上手くいくと言ってくれているけどね！

#今年学んだこと