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1年ぶりの鴨川参戦【なで1鴨川vs大阪】

2024年10月6日、鴨川市陸上競技場を会場に、
2024Plenusなでしこリーグ1部 第18節
オルカ鴨川FCvsスペランツァ大阪
の試合が、13時キックオフで開催されました。

昨年は同敷地内体育館でのファン感謝祭含め、6回通った鴨川市陸上競技場。
今年は、冬の練習試合(霙が降ってヤバい寒さだった)と、夏にランチを食べに行った(オルカを応援していた安房国さんが閉店すると聞いて)2回だけで、なでしこリーグの試合観戦はこの日までゼロ。袖ヶ浦市での開催と、アウェー三ツ沢は行きましたが、今シーズン中に一度は戻って来たかった鴨陸。残り1試合(最終節)は既に仕事で来れないのが確定なので、どうしてもこの日は来たかったです。
長野を6時過ぎに出発。途中、美女木ジャンクションが工事中閉鎖というアクシデントがあったものの、まさかのアクアライン渋滞無しもあって9時30分過ぎに現地到着。早過ぎた笑。


メインスタンド開場前

Kamogawa BLUE Fes'

昨年に続き2回目の開催。
開催場所が陸上競技場の北側から南側になったり、9月開催の予定が台風で延期になったり、今年は変更も多くありましたが、多くのお店が出店。開始間もなくの11時過ぎに訪れ、11時30分までにはメインスタンドに戻りたい(入場開始)のもあり、滞在は少しだけ。

入口では、千葉県警察のパトカーや白バイ、キャラクターの巡回もあって子どもたちに人気。

お昼に最初は韓国焼肉弁当を買う予定だったけど、出店が遅れていて間に合いそうにない…。

ということで、他のお店に。美味しそうなスパイシーミートスパと挽きたてアイスカフェラテをいただきました。

オルカ横丁

いつものオルカ横丁もキッチンカー出店含め健在。「みっこちゃんのお惣菜」さんで、ハーフタイムに「お好み焼き串」をいただきました。

グッズ売り場には、この日はお休みの背番号8河野選手。
9月16日のアウェーニッパツ戦では、見事な同点ゴールを決めました。

6月の袖ヶ浦開催では入手できなかった選手缶バッジ(200円)を手に入れようと思ったら、夏に加入した新田選手の缶バッジもありますという情報があり、何回転かで新田選手と高塚選手などを入手。

入場待機列に並ぼうと思ったら、たまたま競技場から待機施設(今年から新しく出来た)に戻る所の北沢選手と古舘選手が。
2019年には当時中学3年生だった北沢選手が下部組織登録したことで、短期間だけどAC長野パルセイロレディースで共にプレーした両選手。5年後の今はオルカ鴨川FCのチームメイト。今日頑張ってね~と声を掛けようとしたら既にポーズをとってくれてました笑。

場内

先行入場ではないけど、真ん中に近い席に座れました。
昨年まではスタンドの左側がホーム観戦席だったんですが、ホームから見て右方向に前述の待機施設が新設されたことで、ホームアウェイが左右入れ替わりました。今シーズン初めての鴨陸だった私にとっては結構な違和感。真ん中のオレンジはスポンサー関係で貼り紙がされた状態。押さえておいてスッカスカなまま試合終了なんてスタジアムも良く見ますが、この日は結構多くのスポンサー関係者が来ていました。

練習開始

駐車場に仙台ナンバーが何台かいるなと思ったら、仙台から大阪に夏移籍した武田選手の応援ですかね。

イベント

練習と並行して、告知など。
この日の特別協賛、バルーンスティックを配布されていた鎌ケ谷巧業株式会社の今井社長から激励メッセージ。

鴨川のコールリーダー「しなぴー」さんの主導で、バルーンスティックを叩いての応援レクチャー。

吉野里菜選手
平田美紀選手

同じ鴨川市を本拠地に活動するビーチサッカーチーム「sonne鴨川B.S.」所属、オルカ鴨川FCに縁のある平田美紀選手と吉野里菜選手から告知がありました。
吉野選手は2019シーズンまでオルカ鴨川BUに所属。
平田選手は同じく2019年シーズン終了後に引退、ビーチサッカー転向。常盤木→INAC→仙台→鴨川という凄い経歴で、常盤木時代はいときんやこっすーと同学年。

鴨川と大阪の両チーム選手が戻ってくるまで、色々な話で繋いでいただきました笑。
本編とは直接関係ないですが、sonne鴨川の名付け親が、オルカ鴨川FCサポさんにはお馴染みのあの方だったというのは初耳でした。

選手入場、記念撮影

オルカvsスペランツァ

前半

大阪の木龍選手。2018年の湯郷時代に練習見学で見た以来。6年も経ち、雰囲気もプレースタイルも変わっていました。

今やレジェンドクラス、鴨川に在籍経験もある大阪の深澤選手。
右からのクロスを豪快にダイレクトボレーも、枠の少し上。

大阪の 尹頭炅(ユン ドゥギョン)選手。170cmの韓国籍選手。CB、SB、中盤とあらゆる場所で守備していました。伊賀が獲得したでっかい韓国の子といい、関西圏は韓国から良い選手補強した印象があります。

この日は左サイドで先発、エリア左からシュートを放つも決められず悔しがる鴨川の北沢選手。
後で見たらめっちゃユニ引っ張られてる・・・。前回、私が観戦した袖ヶ浦で初先発、この日初ゴール決めてくれれば応援冥利に尽きるんだけど、そう上手くはいきませんでした。私としては、シュヴェスター時代の1年先輩、爆速FW川船選手(現、長野)とのコンビみたいに、松尾選手or齊藤選手を前に置いてのトップ下で北沢選手見てみたいんだけどなあ(独り言)

このタイミングで飲水タイム。気温29.6℃と、風が吹かない時間は夏に近い日差しと暑さでした。

深澤選手にボールが直撃したことで主審が止めた後のドロップボールを、深澤選手が飛び込んでブロックする珍しい場面。このプレーも含め、この日の鴨川はどうもワンテンポの遅れが目立つように感じました。

木龍選手のシュートは、左サイドネット。大阪の前半のシュートは記録だと1本だけですが、前の深澤選手のと合わせて2本じゃないかなあ。

再びボールが直撃し、高村選手の背中を借りて伸ばしてもらう深澤選手。

アディショナルタイム1分も過ぎ、前半はスコアレスで終了。

ハーフタイム

ハーフタイムに、昨年もあった地元ゆるキャラ大集合的なやつ。
昨年見たキャラもいるし、初めて見るキャラも。

こやつだけ名前が分からん・・・。情報求む。
(2024.10.13追記)
ウェルネススポーツ鴨川のイメージキャラクター、ウェルにゃんだそうです。

鴨川シーワールドのマスコットキャラクター「オルタン」。

鴨川市のイメージキャラクター、たいよう君。

亀田医療大学のマスコットキャラクター「はーとちゃん」。

鴨川市社会福祉協議会のイメージキャラクター「葉っぴー」。
社協でゆるキャラ持ってるって長野方面では聞いた事ないけど珍しいのかな。

鴨川にある潮騒市場所属、ピーナッツの「ぴーにゃっつ」。
イラストよりも着ぐるみの方がかわいい。

同じく潮騒市場所属、ピーナッツの「Pマン」。
落花生なのにピーマン。

昨年、オルカ鴨川FC10周年を記念して誕生した「オルルン」。

後半

66分、鴨川が選手交代。
10近藤選手→15木村選手。
25北沢選手→21寺尾選手。

68分、大阪は木龍選手が粘って繋ぎ、右サイド深い所から櫻田選手のクロス。

このクロスが落ちる前に、深澤選手と接触した高村選手と三秋選手の2人が転倒。スローで試合動画を見ても、手で小突いた程度はやっているがファールは取り辛いくらい。ただ、これでクロスを受ける武田選手がノーマークに。

武田選手は角度のないところからシュートを選択。
これがGK横山選手の手を弾き、ボールはCB松尾菜月選手に当たってゴールに吸い込まれました。

武田選手の2試合連続ゴールかと思いきや、公式記録ではオウンゴールになっていました。が1点は1点。

ワンプレーの後、70分に大阪は9武田選手→25増永選手。

76分、鴨川が2枚替え。
2高村選手→28新田選手
7並木選手→6古舘選手
昨年の野田監督は、多少悪くても高村選手を途中交代ってあんまり印象にないけど、この試合は前半からあんまり調子よくないなと見えてたので仕方ないか。パワーのある新田選手と古舘選手の投入で、前からプレスを掛けたりセットプレーの一発狙いかと思ったら、意外とそうでもなく。何か淡泊。

大阪はサイドにボールを散らしてコーナー付近で時間を使ったり、アディショナルタイムに交代を行ったり巧く試合をコントロール。そのまま0-1で、前後半通じて公式記録ではシュート2本(鴨川は6本)の大阪が勝ち点3を手にしました。

試合終了後

優勝した昨年と比べ、攻撃力がかなり低下している鴨川。
鈴木陽&浦島里紗というリーグMVP&ベストイレブンの2人も抜け、新戦力は大卒かBU所属という苦しい台所事情も分かりますが、試合を観ていると最終ラインが下がり過ぎ、それにつられてか両サイドを含めた中盤もずるずる下がり、ボールを奪ってもクリアか一人残るFWにロングボール、また盗られて波状攻撃食らう、の繰り返し。ボールサイドの逆がそんなに下がらんでも良いと思うし、狙われている選手もいる中で、どう攻撃を構築していくのか。ちょっと厳しいなと思いましたし、この日の敗戦で鴨川は6位から8位に後退(勝利した日体大と世田谷に抜かれた)しました。
20試合で6勝9分け5敗。得点20(9位)/失点20(2位)。数字で見てももやもやするシーズン成績になっています。

一方の大阪は、シーズン途中で大野監督が辞任からのINAC役職復帰からの種田監督復帰という切ない経験もしましたが、この日の勝利で勝ち点21に到達。11位ハリマと勝ち点10差を付けたことで、プレーオフも無しの1部残留が確定しました。そりゃあ嬉しいよなあ・・・。遠く鴨川まで駆け付けた大阪サポの皆さんお疲れ様でした。

ここからは、試合のことは忘れて少し出待ち。
袖ヶ浦と三ツ沢で会えなかった関口選手(with河野選手)と高塚選手に会えました。群馬の頃から応援してた選手たち(田谷選手は三ツ沢で会えたし、引退した兼重さんは・・・今年会えた笑)まだまだやれるよ。

惜しくも初ゴールは成らず、北沢選手。袖ヶ浦でのハリマ戦も、この日も、プレー自体は普通に通用してるんです。あとは確実性とか持続性とか連携とか。まだまだ大学2年生、伸びしろだらけ。とはいえ女子サッカー選手の耐久年数を考えればそんなにゆっくりもしてられない。あっ明日(10月10日)誕生日。おめでとうございます。

ハシゴでもう1試合

どうせこのまま帰ってもアクアラインで渋滞に引っ掛かるんで、鴨川から一般道で勝浦に移動。
関東大学女子サッカーリーグ1部、国際武道大学vs国士舘大学の観戦に行きました。北沢選手と同学年、長野県出身(松商学園卒)の望月選手や、今年途中に登録がオルカ鴨川FCからBUに変わった森田選手を応援したかったんですが、森田選手はケガなのか登録外、望月選手はリザーブ。それでも望月選手が後半途中から15分ほど出場。久々にプレーが見られて良かったです。
試合は、前半のPKを国際武道大学が決め、後半は国士舘大学がPKを獲得したのですが外してしまい、ホームの国際武道大学が勝利。現在最下位の国士舘と、すぐ上の国際武道の対戦で、国士舘が勝てば勝ち点で並ばれるところだったので、この勝利は非常に大きい。勝ち点を14とした国際武道大学は、残り4試合で10位の神奈川大学(勝ち点17)その上の筑波大学と日本大学(勝ち点18)を抜くことでプレーオフ回避の可能性も見えて来ました。昨年はプレーオフで何とか1部残留を決めた国際武道大学。またプレーオフは避けたいところですが。日大と神大とは直接対決も残っています。

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